28 octobre 2011

10月19日~23日 秘境ロフォイ瀑布 Chute de la Lofoï

Le mercredi 19 octobre 2011
快晴。7時、26℃、60%。

いままで忙しくて行けなかった床屋で短髪に。

車のナンバーをとったり、車検などの手続き一切を運輸省のアントワンヌさんにしてもらうことにした。彼はフランシスコ会が車検などを任せているいるひと。今年書き換えだった僕の免許証も安く引き受けてくれた。

ICCN(Institut Congolais pour la Conservation de la Nature、自然保護協会)に行って、今週末にロフォイ瀑布に行く手続きをとった。ロフォイ瀑布はク
ンデルング国立公園の中なので、ICCNが管轄。国立公園入園料は外国人が40ドル。コンゴ人は20ドル。車は15ドル。公園内の宿泊施設が一泊20ドル。C君に自分の国を知ってもらいたいので連れて行く許可を学校に申請した。許可が直ぐ出たので、二人分で105ドル支払った。

Le jeudi 20 octobre 2011
快晴。7時、26℃、62,5%。

車のナンバー。プレートがもうとれた。1台あたり160ドル。車検等手続きは3台分で170ドル。保険は1台当り458ドル。これはあしたかける。

運輸省のア ントワーヌさんが、僕がロフォイ瀑布を見に行くというと、自分も行きたいと言い出した。ICCNの申請は明日するという。断る理由はないので一緒に行くことにした。

Le vendredi 21 octobre 2011
晴れ。7時、25℃、60%。

クンデルングの宿舎にはレストランがないことがはっきりしたので、トリを2羽、その他食料品を急遽調達した。車の燃料を入れるポリタンク4個も買った。

Le samedi 22 octobre 2011

今日は念願のロフォイ瀑布を見るための週末旅行の出発日である。
朝4時半起床。マドンナちゃん、チーコちゃん、マーゴちゃんの食事の用意。今夜は帰れないので量を多めにしたが、一晩だけだから多少のひもじさは我慢してもらおう。
7時にC君と待ち合わせの「マゴネ」へ。7時半には街中で運輸省のアントワーヌさんと彼の女友達のRさんをひろって目的地に急ぐ。
空港の近くで右手に折れてカセンガ街道に入る。この街道は中国が舗装して
くれた。去年はカセンガKasengaの手前のカソメノKasomenoまでさえまだ舗装されていなかった。今回はルブンバシから90kmのミンガMinga村で左折して国立公園クンデルングKundelunguの入り口であるゴンベラGombelaに向かう。この道は舗装こそされていないが、赤土の広い道である。クンデルングの北東に現大統領カビラの農場があるので道が整備されたという。約50キロの走行でゴンベラに着く。
途中『La Terra(大地)』と名付けられたインド系鉱山会社Somicaが経営している広大な農場を左手にして走った。1万ヘクタール。その内2000ヘクタールでトウモロコシを作っている。世銀の融資も受けているとネットに書いてあった。
ゴンベラの公園入り口でチェックがはいったが、ICCNの許可証があるのでスムーズに通過。ここから33kmで今日の目的地カトウェKatweに着く。公園内の道はミンガからゴンベラまでの道ほど広くはないが凸凹はない。よほどキプシ街道よりましな道であった。カトウェまでなら四駆は必要ない。普通の乗用車で来ることができる。
カトウェはICCNの駐屯地である。ここから先はガイドがつく。ガイドはICCNの職員。猛獣もいるということで武
装している。11時半についたので、宿舎によってから近くの滝を見学することにした。マサンサMasansaの滝とルチプカLutshipukaの滝である。二つとも同方向にある滝でロフォイほど壮大ではないが美しい滝らしい。カトウェから20km。
カトウェから数キロでピスト(細道)に入った。滝が近くなると山道である。スピードは出せない。滝の近くに駐車場があった。マサンサの滝は数段になって水が流れ落ちているようだが、その一番上の滝が落差80メートル。滝つぼまで降りることができる。みんなで下mで降りた。それはいいが、帰りの登りがきつかった。息がゼイゼイいう。滑り落ちないのが不思議なくらい坂が急である。やっとの思いで上まで這い上がった。C君はサッカーで毎日鍛えているからスイスイ、アントワーヌさんもまだまだ若いから疲れをみせない。Rさんはちょっと体重があるからアントワーヌさんに手を引いてもらっていた。
マサンサの滝にはベルギーのNPOの一行があとからやってきた。
ルチプカの滝も駐車場から近かった。一段目の落差は小さい。向かい側から数段になった滝を見ると壮観らしい。

クンデ
ルング国立公園は7000km2以上の広さだ。そこに監視員は25名しかいない。ルブンバシ刑務所を抜け出した武装強盗集団「マイマイ」の首領ジェデオンが潜んでいても不思議はないと思うのだが、また北キヴ州の国立公園ビルンガVurungaではICCNの職員が襲撃されたりしているが、クンデルング国立公園は幸いにして、これらの危惧とは全く無縁だという。ぼくたちも安全に公園内を縦横に走り回ることができた。
マサンサの滝の登りで疲れ果てて宿舎に帰ったときはまだ16時だったが、持参の軽食をとって寝付いてしまった。しかし、海抜1700メートルの高原で蚊がいないといわれていたけれど、実際は蚊だらけだ。蚊取り線香を持ってきていたので早速焚いた。おかげで蚊に食われずに済んだ。昼間の暑さと下水などの設備がないことから、また昨夜雨が降ったというから、蚊が出ないはずがない。寒いとも聞いていていたのでセーターまで用意していたが、全く必要なかった。宿舎は停電していたが、泊まっていたベルギーのNPOが小型発電機をもっていて18時半ころから電灯が暫くともっていた。
電気・水道だけでなく、この宿舎は貧弱すぎる。キャンプをする気で全て用意して来ないといけない。
宿舎は塀に囲まれているわけではなく、大平原にぽつんと建っている。夜はICCNの夜警が焚き火をして警戒して
いる。しかし、ものものしさはなく、のんびりと料理をし、パヨット(小屋)で寝ていたようだ。

ところで、この公園には保護されている動物たちがいるはずである。今日、僕たちは殆ど動物をみなかった。明日は、動物が見られるように早朝6時にロフォイ瀑布目指して出発することになった。

La dimanche 23 octobre 2011

5時半起床。6時10分出発。ロフォイに向かう道も60kmのピストだった。林を抜けたり、一面見渡す限り緑の草原だったり、逆に一面茶色の枯れ草地帯だったりしながら、ロフォイの森に入る。途中見かけた動物は大型の鷲、遠くに鹿のようなアンテロープ、目の前を疾走して去ったハイエナ、森の猿くらいなもので、この公園に来なければ見られない動物たちではなかった。森の中を1時間以上かけてロフォイの駐車場についた。カトウェを出発してから2時間半以上かかった。瀑布はこれから徒歩で30分いかなければならないことをこのとき初めて知った。前もって言って欲しかった。昨日のマサンサの滝のようにアクセスが簡単だと思っていたのだ。ガイドはスワヒリ語で同行のコンゴ人たちには説明していたようだった。川を向こう岸に渡って歩く。昨日ほどの坂がないのは助かった。しかし、ロフォイ瀑布は秘境といっていいところにあるのだと実感した。これでがっかりさせるような冴えない滝だったらどうしよう。ガイドにゆっくり歩いてもらって、45分かけてロフォイ瀑布の対岸に着いた。コの字になった断崖絶壁
の向かいに落差380メートルを越える瀑布が出現した。見事だ。来てよかった。一同息を呑む。まだ乾季なのに水量も豊富だ。滝つぼまで降りることもできるようだが、片道2時間必要だという。僕にとてもそんな勇気はなかった。現在の絶景で十分であった。
C君、アントワーヌさん、Rさん、みんな大満足であった。RDCコンゴに、カタンガにかくも見事な瀑布があることを誇りに思ったようだ。なにしろ名前だけは知られているものの実際にロフォイ瀑布を訪れたひとはそうまだ多くないのだ。観光はこの国のこれからの課題である。
帰りはカトウェまで2時間、カトウェからルブンバシまで3時間しかかからなかった。ポリタンクに燃料を入れていたが、これを使わずにルブンバシからロフォイ幕府まで往復することができた。計算上は満タンにしておけば、ポリタンクは不要だと分かっていたが万が一に備えたのである。

アフリカの有名な瀑布といえば、ビクトリア瀑布であろう。ザンビア側とジンバブウェ側とがある。壮大な拡がりを見せるのは雨季の終わり、4月ころであろうか。僕は雨季が既に始まっていた11月に行ったけれども水量がなくザンビア側は黒い崖ばかりだった。しかし、インフラは整っている。リビングストンには一流のホテルがあるし、瀑布へのアクセスも簡単。それに比してロフォイ瀑布は秘境を訪ねることになる。しかし、それだけの価値はある。ビクトリア瀑布とセットで是非ロフォイ瀑布を訪れていただきたい。僕がルブンバシからご案内します。
(画像はアルバム『秘境ロフォイ瀑布』としてPicasaにまとめて掲載する予定)

1 commentaire:

  1. コンゴに行ったことがある日本人でも、ここを訪れた人はまずいないでしょうね。
    もっと写真を見たいので、Picasaへの掲載が完了したらこちらでURLを知らせてください。
    現地の旅行社と組んでここに日本人の観光客を呼び込み、カタンガ協会に紹介料が払われるような仕組ができるといいですね。

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