20 avril 2010

4月16日~4月20日 du 16 avril au 20 avril 10

Le 16 avril 2010, vendredi
昨夜水が出たらしいが、24時以降のようだ。今朝は既に断水。

ネットは接続されているのに、ブログ更新もWEBメイルもアクセスできない。アクセス混雑なのかもしれないがいらいらする。

欧州の空港閉鎖はさらに南欧州までひろがっているとか、Tさん一行ご無事だろうか。ナイロビでのんびりすごされているならいいが、ナイロビ空港で2泊するような混乱では困りはてるだろう。KLMが気をきかして南周りで日本帰国便を出すようなことは無理かな。パリにいるというTさんのお嬢さんもさぞ心配しているだろう。天変地異とはいえ、航空会社の対応が適切であることを、彼女らの健康を祈るばかりである。

犬小屋がほぼ完成。入り口のベランダに置いた。屋根を開けて中の掃除を出来るようにしているのが工夫。マドンナは珍しいので中に入ったり出たりしている。トイレの躾が出来てから引越しだ。そうしないと小屋の中でトイレをしてしまう。屋根は波型トタン。13 800FC(1 380円)。結局大工の手間賃をいれて80ドル以上かかった。

マドンナに蚤がいた。さっそく殺虫財のスプレー。庭の草叢で転げまわるから蚤がつくのは致し方ない。しかし、蚤が媒介する病気が怖い。

Le 17 avril 2010, samedi
Liveメイルへのアクセスが今朝もできない。

断水継続。夜中に一滴も水が出た気配がない。これで72時間。やはり書水タンクを設置しなければならないか。

13時半、「日本カタンガ協会」の会合をキュング邸で開催。これからの方針を決めなければならない。事業は、
1)フランシスコ会診療所建設
2)Fostem小学校を「カリブニ・アマス」のママさんたちと協力して支援
3)日本の都市との姉妹都市
4)ルブンバシ大学と日本の大学の提携
5)日本人の柔道の先生探し
6)ルブンバシ市5ヵ年計画検討と支援
7)カタンガ州新5ヵ年計画検討と支援
8)カタンガ州に進出する日本企業への応援
情報提供、通訳、アコモデイション手配、他
9)その他
プラスチックごみ処理事業を行うNPO Umoja支援
公害告発NPO ADIDHとの連携
地雷除去プログラムの

協会でtaxibusを運営して、協会の諸経費を賄おうと副会長キュング夫人が提案。それはいいとしても、誰がファイナンスするんだ。3年で使い切るミニバスが12 000ドルもするというのに。結局僕におんぶに抱っこじゃないか。$60/jourで月1800ドルの収入が期待できるのだというが、車のメンテとガソリン代を引いて、更に保険代金もある。安易に賛成はできない。第一NPO法人が事業主体となれないとおもう。

Kさんが犬はボールが好きだから、それで遊ばせたらどうかとおっしゃった。そこでテニス・ボールを街中で購入。早速マドンナに与えてみた。庭でボールを投げると全速力で追いかけて僕のところに持ってくる。褒めてやると嬉しそうだ。いいことを教わったと思った。ところが部屋にボールと一緒にマドンナをいれたら、たちまちボールをずたずたに破壊してしまった。マドンナはケロッとしている。「何かまた悪いことしたかしら」てなもんだ。これからは、僕がみているときだけ、ボール投げ遊びをしよう。ボールを壊されてしまう前に取り上げなければならない。タイミングが難しそうだ。

WEBメイルlive.jpが家からアクセスできないので、アスンタさんのところに行ってインタネットをお借りし、2通だけメイルをした。僕のところは検索エンジンgoogleがなんとか時間をかけて可能。それ以外は全くネットナヴィゲイションができない。接続が極めて不安定。

久しぶりにアボカドを食した。Minbulu村ではアボカドがしばらく見つからなかった。今日はルブンバシのLa Briocheの前で行商していた小母さんから手に入れた。割ってみると、断然品質がいい。旨い。バナナも小母さんから買った。300FC(30円)とやや高めだがこれも品質が良かった。Minbulu村で買うのは、地元だから新鮮だろう、値打ちだろうという幻想に惑わされた結果だ。考えてみれば、世界中どこでもそうだが、むしろ品質の良いものは都会に出されてしまうに違いない。もう、あの村で買い物は止す。

とにかく痒い。両足首にそれぞれ20ケ所以上虫に食われた痕がある。小さな痕。蚊ではない。蚤でもない。では、何なのか、不明。蟻? 何処で? 不明。

Le 18 avril 2010, dimanche
午前1時ころポタポタと水が落ちる音がして目が覚めた。それから2時間水汲み、いや汲めるほど水がでないから水集めをした。Norbertさんによれば、木曜日と土曜日にポンプのメンテをするので断水になるという。眉唾。

マドンナを外の犬小屋に入れることにした。トイレの躾はまだ成功したとはいえないが、マドンナはいくら広いサロンがあるとはいえ家の中で飼える犬ではない。家の窓という窓を開けて通気、彼女いた部屋をjavel溶液(次亜塩素酸)で掃除した。サロンももう普段はマドンナを入れないから、ここも掃除。疲れたなぁ。
アフリカの椅子をでんと置いた。サロンの壁は白としても、天井はアフリカ趣味の布を張りめぐらすか。それも一興。マドンナが引き裂いてしまったカーテンは司教さんが残していったものをランドリーに出して再利用したが、今度はどんな柄のカーテンにするか。

猫を飼いたい。猫は清潔だ。ネズミを捕ってくれるよりも、猫がいるというだけでネズミが引っ込むかもしれない。毛の長いペルシャかアンゴラがいい。
チカちゃんはペルシャだった。スイス生まれ、スペインで母親となり、日本まで僕と一緒に来たが、僕の母が東京から引っ越してから行方不明。13歳。もしかしたら寿命を悟ったのかもしれない。問題はマドンナにしても、次に来るネコちゃんにしても僕より長生きするだろうことだ。父と同じならばあと数年、長くても10年だろう。10年も長生きしたら大変だ。いずれにせよ、マドンナやネコちゃんの引き取り手を考えておくことだ。マドンナはアラン君が欲しがるだろう。ネコちゃんは誰に?

風呂場の方が水位が低いので、台所より先に水がでることが分かった。そこで風呂場で水をバケツに溜める。食器も洗うことができた。バスタブにも後で溜めておくが、いっぱいになっても栓から水漏れで朝には水がないだろう。

マドンナは今夜から犬小屋。不安そう。可哀想だが仕方ない。夜10時に小屋の戸を開け放った。まだ番犬としては頼りないけれど、少しずつ彼女にも夜に慣れてもらわなければいけない。大人になるってことは辛いことだね、マドンナちゃん。引越し祝いにビーフの缶詰を出した。トイレはベランダの外でたした。

Le 19 avril 2010, lundi
アイスランド火山噴火の影響で欧州空港閉鎖が続く。Tさん一行はどうしたろう。旅慣れしているとはいうものの、ナイロビでは不安にちがいない。

ワッフルをまた作った。今度はベイキング・パウダーの量を増やした。それに、ワッフル・メーカーに生地を入れるとき全体に生地を伸ばす必要がなく、中央に生地を流せば勝手に広がることも分かった。うまくいきそうである。

ネットの具合が悪いので、Vodashopにクレームに行った。家の向かいにあるのは便利。

片瀬貴文著『国鉄マンのキンシャサ日記』を読み終えた。Tさんからいただいた本。1970年代後半のキンシャサの様子がわかる。
仕事の傍らナンテイ(軟式庭球)を日本文化の普及としてコンゴに持ち込んだ。当時はある程度成功したようであるが、今はその影も形もなさそうである。少なくともカタンガでは誰も軟式テニスをスポーツとして親しんでいない。僕はこの普及に無理があると思う。テニスは硬式が当たり前で、軟式では世界的な広がりがない。今や硬式ボールも中国製で3個が395円でここでも手に入る。
コンゴの70年代と今日。片瀬氏が書いている当時の行政機関、政治とあまり変わりがないように見えるのは不幸だろう。だが誰にとって不幸なのか。彼の視点はごく普通の日本人のそれであり、彼我の相違を鮮明にして一喜一憂するのである。
僕はコンゴ人も日本人もフランス人も同じく愚かであり、いいかえればコンゴ人も日本人もフランス人も同じように賢いと思っている。差異ではなく同質性を見る。それでは異文化が分からずつまらないのか。
日本国鉄王国からコンゴに来て、ボーイを雇い、街中の高層住宅に住み、日本から足りないものは何でも送ってもらえる環境は誰でもが享受できるものではない。商社駐在員よりも恵まれている。その人が、ベルギーが作ったとはいえ、やはり王国であるコンゴ国鉄の病は診断、治療できない。国鉄がJRとなって久しいが、競争にもまれている民間会社とは違う。これから海外にでるなら、コンゴ国鉄(SNCC)の部分買収でも考えてみたらどうか。カタンガ州の国鉄買収を提案する。キンシャサとバナナまたはキンシャサとイレボ間の路線建設は儲からない。採算が合うのはカタンガ州の鉄道だけであろう。既に南アはそれを考えた。出来なかったのは、SNCCの借金と年金問題である。これを日本国鉄が民営化した方式を採用すれば買収可能かもしれない。

Le 20 avril 2010, mardi
ネットのつながりが悪いと、再び向かいのVodashopでクレーム。「全国的みたいよ」オリヴィアさんの言葉に致し方ないと諦め。夕方帰宅してリトライしたら、快調。クレーム効を奏したのかなぁ。昼間アスンタさんのところでネットをやらしてもらったが、明日また行く必要はなくなったかもしれない。

ルブンバシの柔道家連盟から手紙をもらった。先生(師範)を送って欲しい等々の要望である。これを関係先に配ることにする。反応やいかに。

昨日、HDの中にあった映画「ベン・ハー」を久しぶりに見た。ベン・ハーがガレー船送りになる途中、水をイエスからもらう。そのとき差し出された柄杓が、正に僕がザンビアの街道筋で買った瓢箪のような植物の柄杓であった。それを見て感激。

昨日より水の出がいい。やはり木曜日から週末が鬼門なのか。

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