31 octobre 2010

10月30日 le samedi 30 octobre 2010 芝他 gazon, etc.

Le 30 octobre 2010, samedi
快晴。

庭の芝は、乾季に入って雨が降らなくなると枯れる。しかし。水さえ与えれば生えてくる。引越してきたときに荒果てた庭の枯れた芝をみたときは、もう再生不可能、芝を植えなおさなければいけないのかと思ったが、毎日水を与えると芽が出てきた。これが楽しみで水撒きをしている。植物の生命力もあなどれない。乾季でも水撒きをしていれば、新陳代謝が進んで庭は一年中緑を保てるということだ。でも、断水じゃ仕様がない。(写真の場所は、既にもう少し芝が伸び広がってきている)。

今日は人探しをした。有力筋だと思ったところが、欧州に移住してしまっていてトレース不可能と思われたときには目の前が暗くなった。しかし、幸い尋ねる人の家の位置を覚えていた方がGoogle Mapで道順を教えてくれたのが幸いした。Map自体はネットの調子がわるくみることが出来なかったが、通りの名前から尋ね当てることができた。35年も前に日本の方が親しくしていた家族である。こちが戸惑うほど、やれ懐かしやと感激してくれたお年よりは81歳。若いときの写真がサロンにあったが、映画女優さんのような美人だった。今はきれいなお婆さんになっている。

日テレが放映したコンゴ河を遡る船のルポルタージュが問題になっているそうだ。「週刊文春」に記事が載った。北澤大使の発言が問題視されているという。コンゴの警官が「強盗」を働いているというのだが、「強盗」はいいすぎだろう。なにか発言が曲解されているのではないか。普段慎重な日本の外交官としてはありえない発言だ。在東京のコンゴ大使マルセル・チディンバさんが日本の外務省に抗議するとかしないとか。
コンゴをレポートしてくれるのは有難いが、悪戯にこの国の混乱、無秩序を強調してくれるのは問題である。カタンガ州へのODAは州に対する外務省の評価が変わらないからセロだ。カタンガ州は戦闘地帯とは無縁である。戦闘地帯はタンガニーカ湖の北部、南北キヴ州、オリエンタル州などだし、それらの州にしても州全体が戦闘にまきこまれているわけではない。国連のひとがコンゴの女性は強姦の危機に常に晒されているなどとレポートするのと同じく、コンゴ社会を肌で感じる生活をしていない人々が憶測による極端な評価を下す。困ったものだ。(画像はキンシャサからコンゴ河を遡ってコンゴRDC第3の都市キサンガニに着いた国営交通会社Onatraの船)。

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