03 décembre 2010

11月26日 le 26 novembre 2010 ヴィクトリア瀑布 Chutes Victoria

Le 26 novembre 2010, vendredi
雨のち曇。
4時ごろ目が覚めたときにはかなり激しい雨であった。こんな雨の中を合羽を着て滝の見物をするのかと思うと諦めたくなった。熱は朝方急激に引いて平熱になった。

8時、朝食をとりに食堂に行ったときは霧雨。朝食のコーヒーはインスタント。パンはトーストしてあった。他に客がいなかった。みんなもう出てしまったのだろうか。従業員たちは無愛想。昨夜、このレストランで食事をしなかったのは正解にちがいない。

8時50分、ヴィクトリア瀑布にむかった。入り口手前で、警察が取締り中だっだ。そこで再びルサカからの通行料(道路使用料)の未支払いを指摘された。罰金27万Kwacha(54ドル)。昨日追加通行料を払っておきたかったが、リビングストン入り口にあるという事務所がわからなかったのだ。
瀑布入場料20ドル(外国人)。駐車料金5ドル。公園になっているのだ。通り道は舗装され、そこここに立ち見台が作られている。11月から雨季だが、まだ雨季ははじまったばかり。絵葉書でみるような滝の連続はなく、ところどころ滝になって水が落ちている程度だが、ザンビア側のとっついまでいくと、向こう側、ジンバブウェ側の滝がみえる。国道から見えた水煙はこの滝から立っていたのだ。ダムを放流しているように激しい勢いで怒涛のように水が落ちている。雨季が終わる4月ころには、ザンビア側の屏風のような岩全体が滝となり壮大な景観を呈すだろう。今のところ晴天の日に合羽はいらないので貸し出しもなかった。
はるか足下に見える滝つぼで泳げるということで水着を用意していたが、体調が体調でその元気がでないし、アクセスは公園からではないので諦めた。

リビングストンを11時に出発。燃料を100km北上したカロモKalomoで補給。この村にもバークレイズのATMがあった。ガソリン・スタンドで少年からバナナを6本買った。1本700 Kwacha(10円)。「6本でいくらになるの」とは。坊や、情けないぞ。
このバナナが昼食になった。

ルサカに着いたのが17時だった。帰宅ラッシュにひっかかり、ダウン・タウンを抜けるのに75分もかかってしまった。もう少し早くルサカに着く予定だったが、途中追い越し禁止区間で警官につかまってしまったのだ。27万クワチャの罰金というところ、10万(20ドル)に負けてもらった。勿論チケットを切ったのではなく、この警官のポケットに入ったわけでである。勿論追い越し禁止とはわかっていた。ただ、前を走っていた乗用車の運転手が、右ハンドルだが、足を左側の窓にかけて、ちんたら運転していたのである。呆れた運転態度だがこの車は注意を受けていない。見通しのいいところにさしかかったので一気に追い越したのであった。

カッパベルト州のKitwe市まで一気に走るのは無理とルサカの交通渋滞から抜け出した時点で判断、9月初めにTさんと寄り道したKabweで泊まることにした。

Kabweに入る手前でベスト・ロッジは何処だと聞くとタスカスだろうという。探し当てるのに苦労はなかったが、Tuskersと書くとは意外だった。

食堂に下りる気力も出てこなかったのでルーム・サーヴィスを頼んだ。悪寒がするので熱いスープとステーキ。ステーキは固かった。とても「ルサカ・クラブ」とステーキとは比べられない。ベッドに横になっていても体温がどんどん上昇していくのが分かる。熱の所為で左手の指が硬直して動かなくなった。「こりゃ、一大事」とSkynewsを見ながら1本1本右手を使ってほぐしていった。その右手も震えている。 さらに部屋の中に蚊がいる。電気蚊取りをコンセントに差し込んだら、コンセントが欧州大陸方式ではなく、きついところを無理に差し込んだら電気蚊取りのプラグが壊れてしまった。蚊帳がない。今、マラリア蚊にやられれば、弱った体力のところだ、たちどころにマラリアに感染してしまう。悪夢の夜だった。

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