24 février 2011

2月22日 le mardi 22 février 2011 牛心梨ギュウシンリ coeur de boeuf (fruit)

Le mardi 22 février 2011
雨。7時、気温22℃、湿度75%。寒い。

アンドレさんが家の外壁をはつり始めた。一番下の層まではつってから、次に石灰を塗り、その上にラテックスを塗るのである。壁の色はクリームとした。
クリーム色の塗料はないから、白に黄色の染料を混ぜる。
12月、彼は自分の家の電気工事のために30000フラン(3000円)の借金をした。僕が前払いをした。給与から引かれると給与が低くなりすぎるから、この壁工事の仕事を請け負って借金をちゃらにしようと考えたようだ。

建具屋のセバスチャンとルブンバシでペンキ塗りの材料を買った。ひとつの店で全てがそろえばいいのだが、何がないかにがないというから、数件の店をまわらなければならない。仕方ない。

まだ腰が痛いので薬屋によって相談した。いくつか塗り薬を出してきた。サロンパスのような貼り薬は在庫がないという。中でBaume de Nerfs(文字通り訳せば「神経用バルサム軟膏」)というメンソレに似た塗り薬を買った。170円。コート・ジボワール製。メンソレに近いと思ったけれど、よく匂いをかぐとサロメチールの匂いもする。内容物をみると、なるほどサルチル酸メチルも入っているし、メンソールも入っている。これなら、腰の痛みだけでなく、虫刺されにも効果がありそうだ。普通は筋肉疲労回復のためのマッサージ用に使う軟膏だろう。スポーツマン用だ。
近江兄弟社のメンタームを日本から持ってきてもらおうと考えたことがあるが、その必要はなさそうだ。便利なものを見つけたものだ。

庭にジャスミンを新たに10本植えた。先週、2本のうち1本を多分隣の山羊が食べてしまったか、マドンナが抜いてしまった。そこで10本いっぺん買ったのだ。ルブンバシ郵便局前の公園の植木屋で買った。この植木屋が、ベネディクト会の経営とは今日アスンタさんから聞いたことだ。教会もいろいろな商売をしている。ベネディクト会は、リカシ街道が有料道路になっているが、その料金所の右手にベネディクト修道院や高齢者施設などがあったように思う。ジャスミンを沢山植えることにしたのは、梔子(くちなし、gardénia_ガ見つからなかったからである。

ルブンバシ郵便局前の公園入り口で、ベネディクト会ではないが、果物を屋台で売っていた。見たことのない果物があった。「牛の心臓cœur de bœuf」という名前の濃い緑で、毛が生えているが、まさに心臓の形をしている。日本名は牛心梨(ギュウシンリ)というのだそうだ。ネットで調べるとスペインで食べたチリモヤChirimoya(スペイン語表記)と似た味とある。今度試してみるか。しかし、ちょっと気味が悪い。

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