06 mars 2011

3月5日 le samedi 5 mars 2011 カリブのバルバドス la Barbade de la mer des Caraïbes

Le samedi 5 mars 2011
曇。7時、気温23℃、湿度70%。

今朝はネットがまともなようだ。ブログ更新をしたい。
ところが、9時、ネットがまた不具合。

午後、SさんがRDCをたちザンビアに陸路入った。ビザは国境(カスンバレサ)で取れたそうである。チンゴラから連絡があった。日本には3月末帰国予定。

Maryse Condee『Moi, Tituba sorcière…』(邦題『わたしはティチューバ セイラムの黒人魔女』)から。
小説の舞台はカリブ海のバルバドス島(現在は独立国)である。時代は17世紀。主人公がティチューバ生まれたのが16**年となっているが、もっと時代を特定するのは可能で去る。先ず、英国人が殖民していることから、バルバドスの17世紀でも1627年以降であるとわかる。次にサトウキビのプランテイションが始まっているから、1650年代以降となる。

また、副題に『noire de Salem』(セイラムの黒人魔女)とある。マサシュセッツのセイラム魔女裁判は、アメリカ合衆国が独立前の清教徒のヒステリー現象ともいわれているが、1692年のことである。裁判のあったセイラム・ヴィレジは今日のDanvers市だそうだ。25名が処刑されている。ティチューバは処刑は免れている。

ティチューバが魔女としての手ほどきを受けたのは、彼女が両親を亡くした14歳のときからである。ここからも生年が推定できる。彼女は生まれながらにして魔女ではない。魔女がひとつの職業métierとして作家に認識されている。死者との交流が主な取得された能力だ。とすると、日本の巫女に相当するのではないか。箒に乗って飛び回る魔女ばかりではない。

波乱万丈のティチューバの生涯をわくわくしながら読んでいる。

Aucun commentaire:

Enregistrer un commentaire