23 avril 2011

4月14日 le jeudi 14 avril 2011 再びジョブール retour à Joburg

Le jeudi 14 avril 2011
ハボローネ(ボツワナ)。小雨。
乾季にはまだ完全には入っていなかったようだ。

副大統領代行とのミーティング。代行というのは副大統領が病気療養中ということらしい。代行は鉱山省大臣。72歳。外交的、政治的発言で極めて友好的ではある。しかし、真意はわからない。ここでも僕の出番はなし。時間がいつも制限されているので、通訳していると倍の時間がかかってしまうからだ。審議官の発言内容をききながら、資料のどのあたりか相手に示すぐらいしかできない。フランス語のときは同時通訳にして時間を節約しようと思う。その機会が訪ればのはなしだが。

郊外のショッピングセンタでTVセットなどの価格を調査。日本メーカものもあるが、圧倒的に韓国そして中国のメーカのものが多い。技術水準で勝負する商品ではもはやないのかもしれない。

空港近くの大きな土産物店でショッピング。僕はボツワナと書かれたTシャツとキリンの毛でできたブラスレットを買った。ゾウの毛のブラスレットは既に持っている。セネガルで買い求めた。南アのカレンシーで払ったが、お釣りはボツワナの通過プラだった。このお釣りを、昨日の昼食代金を清算するときにつかうことができた。
ボツワナ通貨は、南アおよびナミビアとバスケットになっているそうだ。この三国、通貨だけでなく関税協定もあって、国境が低くなっている。いずれの国もSADCの構成メンバーだが、他のメンバーに先んじて関係を深めている。SADCの本部はハボローネにある。コンゴ(キンシャサ)が、南アの影響力の強いSADCにどれほど積極的かは疑わしい。カタンガ州としては、南の大国南アとの関係強化は大いにメリットがあるところなのだが。

午後13時、飛行機でジョブールに移動。ホテルは一昨日と同じLifeにした。ところがコンセントやインタネット接続の関係で部屋を3回買えた。結局は一昨日の部屋の隣の部屋になった。洗面道具はホテルが保管してくれていた。

夕飯を外で食べたかった。レセプションでは日本食もスペイン料理の店も全然知らない。それでもネットで調べてくれて、Greenstoneというショッピングセンタ内にあるCape Town Fish Marketなる店で寿司や鉄板焼きをしているというので、そこにでかけることにした。歩いていけるところにはレストランはないというので、タクシをつかった。10キロ以上離れているのにそれは近いという。約20分もドライヴしてショッピングセンタについた。規模は大きい、ジ
ョブールで一番大きなセンタではないらしいが、ダル・エス・サラムやルサカの街中のセンタよりも大きいと思われる。sの中にフィッシュ・マーケットがあった。といってもレストランで鮮魚を売っているわけではない。

寿司は、ヌーヴェル・クイージーヌの寿司といったらいいのだろうか、西欧人にあいそうなカラフル且つわりとしつこい味の寿司が多かった。回転寿司だが、プレゼンテイショ
ンがとても綺麗なのだ。海老てんぷらも海老フライといったほうがいいだろう。ソースも甘酢だった。文句をいえばきりがない。寿司の米はべちゃべちゃだし、魚の種類はサケとマグロ、エビ、カニくらいしかない。しかし、総体的にいえば、なかなか面白い味で僕は楽しむことができた。しかし、南ア地元ビール(カステル)一本と寿司、海老天で5000円は高いのではないか。Cape Town Fish Marketはチェーン店らしい。銘銘がいい。寿司職人は中国人の若者たちだった。南アにも中国人がたくさん移民している。一時、南アの凶悪犯罪横行のために引揚げたが、またもどってきているようだ。

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