31 mai 2011

5月25日 le mercredi 25 mai 2011 Cを逮捕 arrestation de C.

Le mercredi 25 mai 2011
快晴。7時、気温22℃、湿度60%。

朝、6時半警察から電話でCを逮捕したという。そこで、自白に基づいて盗品や円を売った先を捜査するが、モティヴェイションが欲しいという。即ち、お金の請求である。払わなければ盗品を探さないわけだ。この構造、金銭感覚、公務員のモラルの低さは何とかしなければならない。警察職員も給与が支払われていないのだろう。予算がついても、末端の職員まで行くまでに金が消える。
警察は、誰が盗品を買い、誰が両替をするかよく知っているらしい。そしてモティヴェイションの支払いに応じて盗品を返却させるようだ。盗品を買った側からも、「お目こぼし」の支払いがあるに違いない。、
アラン君に先に警察に行ってもらって、僕は10時半ごろに警察署に入った。Cは極めて警察に協力的ですらすらとカメラや指輪の売却先を吐いたのだそうだ。
モティヴェイション費用が300ドルだとなった。盗品回収も済んでいないのに高額な要求である。半分にして、残りは成功報酬としたかったが、アラン君も300で納得してしまっているので、致し方なく近くの銀行のATMで金をおろした。
15時半になっても警察から連絡がないので、こちらから電話すると署に来てくれという。担当官ジャン・リュック・ミコベの部屋に入ると、両替屋、宝飾店店員そしてCがいた。カメラはCが売り払ったケニア地区の写真屋で見つかって回収されていた。指輪や日本円はまだ購入した男たちを問い詰めているところだった。カメラだけで300ドルはあわない。警察の仕事はしかしこれからなのだそうだ。担当官ジャン・リュックが「警察を信じてくれ、悪いようにはしない、全て見付ける」と豪語する。いかし、だれが賄賂を要求するような警察を信じるというのだ。笑わせる。いかし、これが現実だ。
両替屋はCの自白と違って、1万円札15枚と1000円札7枚しか買い取っていないという。Cは別の両替屋に1万札35枚を売ったことを白状しなければならなくなった。これは担当官の心証を害したようである。新たに白状された両替屋は夜しか店を開けないらしく、20時になってこの両替屋は逮捕された(後、誤報とわかった)。

身体の痒みがとれない。3種目の抗ヒスタミンを買った。こんどはシスター・アスンタ佐野さんが以前服用してたちまち痒みが一晩で消えたと薬である。Ataraz。またシスター・アスンタさんによれば、痒みの原因には色々あって、回虫が原因のことも多いそうで、虫下しを頂いた。回虫ではなく、マラリアということもありうるのだそうだ。マラリアは熱が出るとばかりおもっていたけれども、他の症状がでることもあるという。腹痛や下痢のときもある。さらに、痒みはシャワーの水が原因ということだってあるらしい。
原因を突き止めるのは簡単ではない。ともかく薬で痒みを抑えたい。

キプシの肉屋は精肉がない。全て冷凍。魚も冷凍しかない。ルブンバシには生肉がある。マドンナ用にキプシでキロ410円の肉を買っていた。いかし、この肉は犬用というわけでもない。ここの普通の家庭では人間が食べているのだろうと考えた。そこで、僕もマドンナと折半にすることにした。半分づつに分けて、僕の分はカレーにしてみた。成功。肉は固そうなので、初めコーラで煮込んでやわらくした。肉に味があって、結構美味い。

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