22 septembre 2011

9月16日 アリコ・ダンゴート Aliko Dangote

Le vendredi 16 septembre 2011
快晴。7時、24℃、40%。
このところ温度が上昇している。昼間も暑い。夜、扇風機をつけるようになってきた。

久しぶりにカスンバレサ(ザンビアとの国境)に行って疲労困憊。8時45分に家を出て19時45分帰宅。カスンバレサ街道は気をつかうので疲れる。
カスンバレサにOHさんを案内して、「日本人を父親とし、コンゴに捨てられた子供たちの会」の親子たちに会うのだが、この件は別途書くことにする。

アフリカのセメント業界、膨大な需要があるが、現地の生産力は弱い。フランスのラファルジュ、ドイツのハイデルベルグ、スイスのホルシムそしてナイジェリアのダンゴートによるセメント戦争が始まった。
さて、ここに出てくるダンゴートとは、アリコ・ダンゴートが創設したセメント会社。ダンゴートは、米誌『フォーブス』によれば、2007年来アフリカで最大の資産家である。米国を含み黒人として世界でもっとも金持ちといわれている。ダンゴートはセメントの輸送から身を起こして、いまやありとあらゆる分野に進出、
アフリカ一番の金持ちとなったが、あまりアフリカでも知られていない。資産評価が巨大になったのはNSE(ナイジェリア株式市場)にいくつかの会社を上場させたからで、株式市場に上場されていない会社をもつ資産家がアフリカには多いから、これからダンゴートよりも資産の大きな金持ちが現れてくる可能性は高い。
しかし、ダンゴート・セメント、なかなか頼もしい。RDCコンゴにもセメント工場を建設する投資をしてくれるし、ザンビア、タンザニア、エチオピア等々アフリカ11カ国にこれから投資する。世界の巨人を相手にしてである。ダンゴートのセメント工場の機械を川重が納めていないかどうかネットで調べてみると、案の定ターン・キーで川重が受注しているケースがでてきた。RDCコンゴに建設されるダンゴートのセメント工場へ機器を納めるのは果たして何処になるのだろうか。
(画像はアリコ・ダンゴート)

Dangote, Lafarge, Heidelberg : en Afrique, la bataille des cimentiers a commencé
15/09/2011 J.A.

La rentabilité du secteur du ciment suscite les convoitises en Afrique. Le nigérian Dangote Cement a annoncé des implantations dans onze pays. Face à lui, les géants Lafarge et Heidelberg poursuivent leur expansion.
(以下略。全文はブログ『日本カタンガ協会』に掲載。サハラ以南のアフリカのセメント事情を総括していて興味ある内容になっている)。
(画像はアリコ・ダンゴート)

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