30 juin 2013

6月30日 RDCコンゴ:カビラ大統領「国民討議」を召集 RDC: le président Kabila convoque des "consultations nationales"

Le dimanche 30 juin 2013
7時、快晴、18℃、45%。
独立記念日。キンシャサでもルブンバシでも祭典は一切なし。

昨日29日(土)からツール・ド・フランスが始まっている。一方第1回ツール・ド・コンゴが27日(木)無事終了した。最後のキンシャサに入るコース優勝はコンゴ人ブンバDukua Bumba選手だった。総合優勝したのはフランスのメデリックClain Médéric選手。2位ルワンダの選手、3位タンザニア、7位にコンゴのブンバ選手の順となっている。
キンシャサのゴールでは首相のマタタ・ポニョが選手を向かえ、第1回ツール・ド・コンゴの成功を称え、ツールを制度化し国際ツールとして今後も継続していくことを約した。
メデリック選手は1975年生まれ、2000年から2004年にかけてフランスのプロ選手。その後アマとして活躍を続けている。
ツール・ド・コンゴに優勝した
フランス人メデリック選手

明日71日から6000人の国連軍がマリ国の安全と安定を図る。このミッションをMinusmaMission intégrée des Nations unies pour la stabilisation au Maliと称する。司令官はルワンダのカズラJean-Bosco Kazura将軍が務める。今年年末までに徐々に強化され12600人体制になる。これに伴いアフリカ連合軍6300名を吸収する。
フランス軍は現在4500名から3200名に減っているが、Minusmaが直ぐに取って代わるわけではないようだ。12月末までには1000名に減らすとしている。全軍撤退かと思っていたが1000名も残るとは、、、。
728日には大統領選挙が予定されている。マリの選管の見通しは暗い。28日までに投票準備ができるか極めてあやしいからだ。フランスは28日に固執している。Minusmaとフランスの後押しで果たして28日に選挙ができるのだろうか。
マリ最北東部の町キダルはイスラミストに占領されたままである。たとえキダルから来週中にもイスラミストを追い出したとして、28日までに選挙人名簿を作成しなければならない。途中イスラミストの攻撃があるかもしれない。
僕は最後の最後に選挙は数ヶ月延期になるのではないかと推測する。

RDCコンゴのカビラ大統領が「全国討議consultations nationales」召集を28日(金)勅令で決定した。討議の委員長には上下院議長(ミナクAubin Minakou氏とケンゴLéon Kengo氏)を指名した。
しかし、その討議の日にちも期間も参加者(政党、団体、個人等々)をどう決めるのか全く不明である。野党も態度を決めかねているようだ。「全国討議」のシナリオは初めからできているのではないかと思うのは勘ぐりか。
そもそもこの国の方針はもう決まっているではないか。カビラのスローガンだった「五つの現場Cinq Chantiers」(教育、保健衛生、インフラ等々の現場)の実現である。また2006年憲法(発布)に国の理想は全て掲げてあるのだし、その憲法に則った「民主的なガバナンス」が実施できればいいのである。
201111月の大統領選挙結果が問題視され続けている現在、挙国一致を叫ぶのは結構だが、過去をうやむやにする効果しか「全国討議」にはないかもしれないと危惧する。
RDCコンゴのカビラ大統領

RDC: le président Kabila convoque des "consultations nationales"


Le président Joseph Kabila a signé cette semaine une ordonnance convoquant, à une date indéterminée, des "consultations nationales" dont il a confié la direction à deux de ses proches, les présidents de l'Assemblée et du Sénat de la République démocratique du Congo, apprend-on samedi de source officielle à Kinshasa.

Selon le compte rendu du Conseil des ministres transmis à l'AFP, ce forum sera "le cadre idéal destiné à rassembler les fils et filles de la Nation dans le but de réfléchir aux voies et moyens susceptible d'apporter une réponse pérenne et globale à la crise impliquant les institutions et parties congolaises."

Il "vise à rétablir davantage la cohésion nationale pour consolider l'unité nationale et mettre fin aux cycles de violence à l'Est afin de permettre la reconstruction du pays".

La date et les participants à cette réunion n'ont pas été précisés.

Sa direction a été confié aux président des deux assemblées, MM. Aubin Minakou et Léon Kengo Wa Dondo, deux proches du chef de l'Etat. Cinq "ateliers" devraient porter sur la gouvernance, l'économie, le désarmement, les conflits communautaires et la décentralisation.


La durée de ces consultations n'a pas été précisée mais selon des sources proche du gouvernement elles devraient s'étaler sur deux semaines. Depuis l'annonce de leur tenue, l'opposition très divisée, débat sur son éventuelle participation.

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