16 janvier 2014

1月3日 予期せぬ出来事 アッチデンテ! happening

Le vendredi 3 janvier 2014
6時、快晴。ヨハネスバーグ。

7時に朝食。720分に宿を出発してパーク・ステイション(バス・ターミナル)に向かった。バス会社Intercapeにキトウェ行きの表示がない。ルサカ行きが9時とあるのみ。Intercapeの職員に聞くと、キトウェ行きはもう出たという。僕の切符には9時発とある。どうしたのか不審に思って係員にきくと「事務所に来い」。9時発のバスが7時になった。それも遅れて今出発したばかりだと呆れ顔でのたまうのだ。僕は時間が変更になったとは知らされていない。連絡用電話番号はRDCAirtelのものだが、ローミングが自動的にきいているから、もしバス会社から連絡があれば記録があるはずなのである。
Intercape事務所の所長が、まだタクシで追いかければ次の停留所でバスを捕まえられると提案。さらにバスの運転手に電話して僕たちの到着を待つように指示した。
早速タクシでバスが待っているはずのプレトリア手前のサービス・エリアに駆けつけた。が、バスがいない。僕らを待たずに出てしまったようだ。サービス・エリアからIntercapeに電話を試みるも不通。すごすごとパーク・ステイションに戻った。ザンビア行きの今日の便は既にない。明日のキトウェ行きに切符を変更することになった。勿論追加料金などない。バスを追いかけたタクシ代金、今日の宿泊代金、合計760ランド(7600円)を返してくれた。明日の便の出発は7時、5時起きになる。午前中のほとんどがこのバスの事件で消費された。やれやれ。イタリア語でいう「アッチデンテ!」、英語や日本語の「ハプニング」(a spontaneous eventという意味で)というやつだ。

宿は今朝出た宿と同じ「Brown Sugar Lodge」にした。バス付ツインが満室で狭い部屋になったが致し方ない。

少し落ち着いたので、昼は近くの中華街へ。近くといっても歩いて20分くらいかかるからタクシを拾った。乗合タクシの拾い方を宿のひとに教わった。乗り合いタクシに初めて乗った。ルブンバシのタクシ・バスと同じミニバス・タイプが乗り合いタクシーだが、ルブンバシのような改造車ではない。ルブンバシでは改造車で18人以上乗せる。
乗用車タイプのタクシは南アでも日欧と同じで相乗りはない。ただし、メータのあるタクシは少なく、メータがなくても乗用車タイプのタクシは「メータ・タクシ」と呼ばれている。
ツーリストにとって乗り合いタクシを乗りこなせるようになるとヨハネスバーグもずっと便利になる。動物園に行った日もこの手の乗り合いバスが沢山走っていた。だが、それを利用する「勇気」がなかった。どこかに連れて行かれたら困るという危惧が頭にあった。ま、「馬には乗ってみろ」ということだ。出発日が一日ずれて、新しいことを一つ学んだ。
南アの乗り合いタクシ
車体の横に南ア国旗をアレンジしたロゴがみえる
しかしこのロゴがないタクシもたくさん走っている

閑話休題。中華街の入り口に近い上海料理店に入った。ごく普通の店で横浜の中華街のような豪華な店ではない。焼飯、マーボ豆腐、餃子、ビール2本で140ランド(1400円)と格安。味も悪くなかった。
ジョバーグの中華街
レストランもあるが中華料理の食材屋さんや商社も多い
来月は中国の正月で賑わうだろう
南アでビールは「ブラック・レイベルBlack Label」とフランス資本でアフリカ中をマーケットにしている「カッスルCastle」しか飲まなかった。ドイツのように地方地方で地ビールがあるようではなかった。酒屋に行くとハイネッケンをはじめビールの種類に事欠かない。上記2つのビールはビールらしいビールだった。ちゃんと大麦の麦芽を使ったビールかもしれない。トウモロコシが主原料のRDCコンゴのビールは本来発泡酒ということになる。

昼食のビールの所為か胃が重く、お腹が膨らんだ感じがする。中華料理の悪質な油の所為かもしれない。宿の受付でEnoを一服買ってのんだ。また整腸剤ビオフェルミンを飲む。翌日は快調だった。脚がつってしまった夜は別として、今回のバカンスで初めて健康を害した日となった。

夜は宿の食事を始めて注文した。16時までに予約すると19時に食事ができる。ミートボールだった。65ランド(650円)。長期滞在者には便利なサービスである。

明日は5時起きだ。

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