23 mai 2014

5月23日 ボコ・ハラムの攻勢 Boko Haram a encore frappé

Le vendredi 23 mai 2014
6時、快晴、21℃、55%。風が強い。

歯痛は治まっている。昨夜は薬を飲まなかった。麻酔として吸っていたメンソールのタバコはまもなく止める。

朝はいつも忙しい。ことに早ければ8時半、遅くても10時には断水となるので水を使う作業を優先して済ませてしまわなければならない。温度と湿度のチェック。自分たちの朝食の用意から始まって、マドンナの食事を作る。マドンナにはブカリ(トウモロコシの粉を湯で溶かして練ったもの)とオムレツ。750ccのミルク。朝食で使用した食器洗い。洗濯。途中でメイルのチェック。水道の汲置き。フィルターを通した水の汲置き。全部のバケツに水をいれる。さらに行水まではいればてんてこ舞いだ。インターネットも早朝はなんとか通じていることが多い。

マリ北部の町キダルが反政府軍MNLAの手に落ちてしまった。MNLAは沙漠の民トアレグの武装集団である。マグレブ・アルカイダではない。トアレグはいわゆる遊牧民。国境などなかった。とこごが現代ではどの民も何処かの国に属さなければならない。モーリタニア、マリ、ニジェールなどと国境を作ったのはフランスだ。農業をするか、牧畜にせいを出すかして、子供たちを学校に通わせる。そうしないと人とみなされない。近代国家に組みいられなければならないのだ。
MNLAMouvement national de libération de l'Azawad、アザワド開放国民運動}は2010年に組織された政治・軍事組織でアザワド地方の自治独立を旗印にしている。一時マグレブ・アルカイダと同調したが今は別れている。アザワドはマリ北部、トンブクトゥ、キダル、ガオを含む地方でトアレグの言葉である。20125月独立宣言をしたが、国家としてのアザワドを認めている国は世界にどこもない。ガオを首都としたが2013125日陥落している。
キダルはフランス軍がまた奪回するだろうが、マリ政府は一方で軍事的解決、一方で話し合いによる解決、両面作戦で対処している。少なくともトアレグのとコンフリクトはフランスが残した悪しき遺産である。トアレグも何処かかにインテグレイトされるのを拒むわけにはいかないだろう。アルジェリアのトアレグも立ち上がっている。パン・アフリカの思想は時代遅れではない。国境という壁を低くするEUのような運動が強く望まれると僕は思うが、現実はアフリカ各国はナショナリズムの方向に走っているように見える。

ナイジェリアのイスラミストのテロ集団ボコ・ハラムは米国のブラック・リストに去年11月に載った。今度は国連のブラック・リストにも載せられた。
アメリカの宣伝で女子生徒拉致事件は世界に知れ渡った。それを嘲笑するかのようにボコ・ハラムのテロは今月に入ってからも続いている。ナイジェリア北東部の村々はボコ・ハラムの攻撃で破壊され、人々はただただ抹殺されている。
米英仏が軍事介入して泥沼になるのか。「経済大国」ナイジェリアに軍事解決以外の道はないのだろうか。米英仏の、あるいはその周辺の軍需産業はほくほくだろう。
ブラジルも、インドも、南アもそれぞれ国内に問題を抱えている。しかし、総体として経済発展を遂げつつある。アフリカの大国、ナイジェリアやRDCコンゴがブラジル並みになるには結局民主的統治が必要不可欠だ。そうしないとまた独裁者の天国アフリカがやってきてしまう。
ボコ・ハラムに拉致された女子生徒たち
(ナイジェリア)
彼女たちはどこにいるんだろうか
もう米軍は知っているのでは?
Boko Haram a encore frappé
Dernière mise à jour: 21 mai, 2014 - 11:08 GMT

Boko Haram a lancé une nouvelle attaque dans le nord du Nigeria tuant au moins 17 personnes.
L'attaque est survenue près de la ville de Chibok où plus de 200 lycéennes avaient été enlevées il y a un mois.

L'attaque survient par ailleurs au lendemain une double explosion ayant causé la mort d'au moins 118 personnes à Jos, la capitale de l'Etat de Plateau, au centre du Nigeria. Les autorités soupçonnent Boko Haram d'être également responsable de ce double attentat.
Les hommes armés, supposés appartenir à Boko Haram, sont entrés dans le village d'Alagarno vers minuit. Ils y sont restés pendant des heures, tuant et pillant avant de quitter à bord de véhicules volés.
Ce mercredi matin, au moment où les morts étaient en train d'être enterrés, un survivant a déclaré à la BBC que tous les bâtiments ont été brûlés.
Les populations du Nord Est du Nigeria sont vulnérables à de telles attaques, parce que l'armée ne se rend pas dans beaucoup de zones, les laissant ainsi à la merci des insurgés qui peuvent y opérer tranquillement.

Des heures auparavant, c'est Jos, la capitale de l'Etat de Plateau, dans le centre, qui a été frappé par les attaques à la bombe les plus sanglantes en une année. Et c'est encore Boko Haram qui est suspecté.

Pour l'instant rien ne montre que les autorités ont la capacité de stopper cette vague de violence.

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