13 septembre 2015

9月4日 ミシェル監督『女性を治す男』が上映禁止 RDC: un film sur les femmes censuré

Le vendredi 4 septembre 2015
5時半、快晴、2435

340分に電話が鳴って、5時半の目覚ましだと思って起きてしまった。朝食後またNHKWorldを見ながら5時半まで寝なおした。

RDCコンゴ中央政府がベルギーの映画監督ティリー・ミシェルThierry Michel『女性を治す男L』の上映を禁止した。
ティエリー・ミシェルはコンゴ人権団体のチェベヤ暗殺事件(国家犯罪と断じた『Affaire Chebeya, un crime d.Etat ?)や『カタンガ・ビジネス』などRDCコンゴをテーマとしてきた監督だ。これまでも彼の作品は政治問題化している。
しかし、今回はノーベル賞候補にもなっている南キヴ州ブカブのパンジ病院長ドニ・ムクウェゲDr Denis Mukwegeの物語である。戦争の被害者、性暴力を受けた女性たちの治療をしているドクター・ムクウェゲをテーマに選んでいる。
政府によれば、国軍FARDCを貶(おとし)めているというのが禁止の理由のようだ。マイマイ(集団武装集団、ギャング)や反政府軍また外国軍(ルワンダ反政府軍、ウガンダ反政府軍など)が犯した非人道犯罪を扱うならいいが、国軍が犯罪者の仲間入りさせられているのが気に食わないのだろう。
国軍が戦争に名を借りて、村々で略奪、強姦をしていることは誰でも知っていることだ。今更隠しても遅い。正々堂々と反省すればいいのである。
こんなことをするから独裁政権だと批判されるのだ。キンシャサやルブンバシの映画館で上映したところで反政府宣伝に利用されることもあるまい。なにしろまともな映画館がコンゴにはない。ルブンバシはとうに100万を超している大都市(大人口都市)だが、商業映画館は2館しかない。上映しているのはインドや米国の三流映画ばかり。ミシェル監督の映画がかかるとも思えないが、DVDTVで取り上げられるのが怖いのだろう。
怖がることはない。禁止したことで国際世論を刺激している。逆効果ではないか。
政府としては、深く反省して国軍の士気を立て直す努力をしていると云った方が得策と思う。
『ドクター・ムクウェゲ物語』のポスター
RDC: un film sur les femmes censuré
3 septembre 2015

Le documentaire qui parle de la réhabilitation des femmes victimes de violences sexuelles en RDC est interdit de projection à Kinshasa

Intitulé " L'Homme qui répare les femmes ", le film ne sera pas diffusé dans la capitale congolaise.
Selon Lambert Mende, ministre congolais de la Communication, l'œuvre contiendrait des attaques " injustifiées" envers l'armée congolaise.
Elle y serait " accusée de viols".
Réalisé par les journalistes belges Thierry Michel et Colette Braeckman, le film parle du travail du Dr Denis Mukwege, célèbre gynécologue congolais qui soigne les femmes victimes des violences sexuelles à l'Est de la RDC.
Les auteurs du film se disent déçus de cette décision.

Le film devait initialement être présenté à Kinshasa la semaine prochaine.

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