01 mars 2016

3月1日 バークレイズ銀行がアフリカから撤退宣言 Barclays se retire de l’Afrique

Le mardi 1er mars 2016
5時半、曇り、24℃、70%

庭のハイビスカスが満開だ。ここではハイビスカスは年中さいている。だからジャカランダが毎年9月、百日紅が11月に咲くように季節があるのかどうかわからない。しかし、ハイビスカスが一株10輪以上一度に咲くには珍しい。
背が高くなったハイビスカス
垣根にしたかったのだが、、、
南部アフリカ(南ア、ジンバブウェ、ザンビア、ボツワナ等)や東アフリカ(タンザニア、ケニア等)にはバークレイズ銀行が広く進出している。
下記のBBC報道では、「アフリカからバークレイズ銀行撤退」となっていて驚かされた。僕は上記の国々でバークレイズ銀行のATMを利用した経験しかないが、天下のバークレイズはさすが旧英国植民地圏でプレゼンスがあるなぁと感心していた。そのバークレイズが、こから市場がのびるであろうアフリカから撤退するとは尋常ではないと思ったのである。
しかし、他の経済紙やル・モンドの記事を併せて読んでみるとちょっと事情がちがうようだ。
バークレイズ銀行(本店英国)は2012年のライボーLibor不正操作スキャンダル以降、多々のスキャンダルで経営が悪化していて、南アにある子会社バークレイズ・アフリカ・グループ(BAGL)の持ち分を処分することにしたというのが真相である。数年かけて株を売る。BAGLがアフリカ12カ国のバークレイズ銀行の経営主体だ。この数年というのが曲者だろう。事情が変わればこの方針はどうなるかわからない。明日、アフリカのバークレイズ銀行が閉鎖するということではないとわかった。
しかし、この話は、フランス語圏に強いソシエテ・ジェネラル銀行にとっては英語圏アフリカ進出の大きな機会を提供する。米国のシティ・バンクも狙うかもしれない。野村消検のスイス法人はアフリカに出てくる気はないのだろうか。
僕は結局、中国の銀行が好機とばかり進出して来るのではないかと思う。

Barclays se retire de l’Afrique
BBC Afrique

La banque britannique, Barclays, a annoncé son intention de se retirer de l’Afrique, après plus d'un siècle de présence sur le continent.
Image copyrightGetty
Barclays a fait cette annonce dans le cadre d'une restructuration de grande envergure après que sa valeur boursière a chuté de près de moitié au cours de la dernière année.
La banque a indiqué qu'elle réduirait progressivement sa participation de 62% dans sa branche africaine au cours des deux ou trois prochaines années.
Un responsable de Barclays a déclaré que la décision de la banque n’avait aucun lien avec les inquiétudes sur l'avenir économique de l'Afrique.
La banque a plus de douze millions de clients dans douze pays à travers l'Afrique.

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