19 juin 2022

2022年5月 ガーナ紀行 mai 2022 voyage au Ghana

 le dimanche 1er mai 2022

8時、晴れ、32/25

 

メーデー。丁度、ラマダンの最終日と重なった。日曜日にもなっている。

 

le lundi 2 mai 2022

7時、晴れ、32/25

 

祭日が日曜日だったので今日月曜も旗日。

 

le mardi 3 mai 2022

6時、晴れ、32/25

 

憲法記念日。また母の誕生日だった。

 

le mercredi 4 mai 2022

6時、晴れ、32/25

 

le jeudi 5 mai 2022

6時、晴れ、32/25

 

レジデントカードができるという今日午後、ONECIオフィスに行ってみるとまだだった。カードが出来たらSMSするという。そんなら、今日にはできると1か月前に云わなきゃいい。

 

le vendredi 6 mai 2022

6時、晴れ、32/25

 

今朝755分のメイルでONECIがレジデントカードが出来ているから取りに来いという。SNSではなくメイルである。昨日の今日だ。ま、大幅におくれるよりはいいか。

でも今日はガーナに飛ぶ日。どうするかな。

 

午後14時から待つこと30分、ついに居住証明書を入手した。

 

午後19時発アクラ行きのHF500便が土壇場で2040分発になったが、結局キャンセルとなった。航空会社Air Cote dIvoireの負担で空港近くのオノモホテルで泊った。夕食は15000フランまでAir Cote dIvoireが出すが、アルコール類とデザートは対象にならないのだとか。そこで11000フランを自己負担した。サーモンステーキをメインにしたのだが、サーモンらしくない。訊いてみると地元のサーモンだという。「えっ」、コートジボワールに鮭なんかいるわけがない。インチキ鮭だなぁ。

 

キャンセルされた便は明日6時発とも8時発とも。情報がともかく不確か。

 

le samedi 7 mai 2022

4時、次いで5時半。晴れ。

 

4時にレセプションに電話してみると、フライトは8時なので6時に空港向けにシャトルバスがでるという。そこで、5時半まで仮眠。

 

航空会社カウンターでボーディングパスを直ぐにくれた。警察や税関の手続きも極めて順調。7時半過ぎ、機内の座席に座った。乗客は少なく30%の占有率。よく揺れた。到着まで1時間とちょっとしかない。朝食はクロワッサンとプチパン。コーヒーはなくミントティーのみ。ミントだって。ジュースもリンゴとオレンジしか選択がない。

 

アクラ空港についてホテルからの迎えの人物をさがしたがみつからない。そこで先ずATMで現地通貨を200セディだけ引出して、キオスクでSIMを買おうとしたが売り切れだという。そこで迎えの人の電話にかけてもらった。その電話代を払うと云ったが無料でいいよとのことで甘えた。迎えのひとがみつかり一路ホテルへ。

 

このElisa Hospitalityというホテルが遠かった。海岸にあるホテルにはちがいないが、空港からほぼ2時間もかかった。

 

Booking.comで予約したホテルだったが、Wifiも僕がついてから用意する始末、レストランでの食事をパスタにしたが、こんな酷いパスタは世界のどこにもない、トーゴ人の若いコックさんは経験不足もいいところ、ホテルの周りにレストランがなのだからここでしか食べられないのに、これでは酷過ぎる。

 

5泊の予定を1泊として支払いをカードですませた。Wifiが通じたので、明日からの宿をアクラの中心Osu地区のゲストハウスにして予約をいれた。

 

le dimanche 8 mai 2022

 

レセプションでタクシーを待っていたら、若いアフリカ黒人をつれた欧州の白人女性のカップル2組にあった。なるほど、ガーナにも来ているのかと思った。

この白人女性のセックスバカンスはガンビアなどが有名だと知っていたが、ガーナでもいわゆるエスコートサービスがあるらしい。今どきは、インターネットで探せば簡単に相手がみつかる。

 

昨日空港から海岸のホテルまで乗った同じタクシーがきた。このタクシーも汚くおんぼろだ。なんとか動いているというしろもの。

 

ガーナの通貨はセディCediである。1セディ=17.5円。100セディが1750円となる。ガソリンは935/Lだったから53円。産油国になって石油がかなり安くなったのではないか。コートジボワールでは695FCFAだから143円くらい。大分違う。コートジボワールも数年後には産油国になるので、ガーナ同様ガソリンが安くなる可能性がある。

 

ガソリンが安い分、ガーナは物価を抑えられると思われる。

 

ガーナは独立前英国領であった。だからシンガポールやインド、タンザニアやザンビアなどと同じく車は右ハンドルの左側通行だとばかり思っていた。ところが空港で乗ったタクシーが左ハンドルであった。おかしいなとおもったが、右側通行でもある。あゝ、これなら僕でも運転できると安心した。出来れば自分で運転してガーナ第2の都市、クマシ市、英国支配に反目したアシャンテ人の中心地に行きたかったからである。

 

アクラにはまともな寿司屋(日本食レストラン)があった。高いけれど、日本ほどではない。大使館のコックさんが大使帰国後にしばらく寿司を握っていたという店で、現在は日系ブラジル人のシェフがいる。「サントク」。にぎりと細巻を頼んだ。お勘定;7000円。

 

ついでに他のレストランのこと。中華。「Tip Top」。宿から近い。中国人も来ていたがアフリカ人が家族でいっぱい来ていた。アフリカ人が中華とは珍しい。しかしここに来ているアフリカ人の場合、大量に炒めご飯を頼み、それにソース濃い目の牛肉などの皿を注文、ご飯にかけて食べていた。量が多く安いからアフリカ人家族が来ているのだ。僕は食べきれず半分以上をTake awayにしてもらった。これは翌日の夜食になった。ホテルの電子レンジで温めてもらった。3500円。安かった。

 

Pomona」。イタリア料理。本格的イタリアン。ビルの中ではなく、広い庭のある平屋レストラン。マネイジャーなのかオーナーなのかJean Yvesさんというレバノン人が僕の面倒をみてくれた。若いのにスイスやフランスにいたといいフランス語が上手かった。ここも7000円。ニョッキ、ヴィテロのミラノ風、パンナコッタ。

 

休暇だから、食べて寝るだけの毎日。アルコールはグラスワイン1杯とtrès raisonable

 

他に韓国料理にもいったが、巻きずしとブルコギのビビンバとご飯類が多すぎて失敗。2500円。安かろう悪かろう。

 

基本的にコートジボワールの食事と変わりない。ガーナ料理には手を出さなかった。休みの間は僕が調理しなくて済むというだけのことである。

 

日曜日午後は野口英世が没した病院とンクルマのモゾレを尋ねた。

野口英世のことは、ホテルのレセプションも、タクシーの運転手も誰も知らなかった。彼が研究をした病院はアクラで一番大きな病院だ。だが、野口については、そこで働いている従業員を含めて知っているひとは殆ど皆無だった。やっとだずねまわって野口の胸像を含む一角を教えてもらった。ひっそりとした場所にあって通り過ごしてしまうような場所だったのだ。野口については様々な逸話がある。しかし、今から90年以上前のアフリカ、ゴールドコーストあるいは奴隷海岸と呼ばれたガーナに乗り込むとは蛮勇もいいところじゃないか。20世紀初めのアメリカで研究一筋、白人と互角にわたりあったのだから何といっても偉い男に違いない。

 

ンクルマ。初代大統領の記念公園(モゾレ)。英国がンクルマを「エンクルマ」と呼んだ。「ン」から始まる名前が発音しにくかった。これは英国人がいけない。ところでアメリカが社会主義のンクルマを作った。パンアフリカ主義のエンクルマを社会主義国陣営に追いやったのだ。当時のことだから社会主義は経済の民主主義だった。ソ連という例がそこにあった。しかし計画経済の無理に直面した時、経済体制としては修正していかなければいけなかったろう。パンアフリカンは単純すぎるアイデアで、サブサハラの人々の肌が黒いから連帯できると思うのは歴史を無視している考えである。

 

一党独裁、反対派弾圧までソ連に似せたのは如何なものか。モゾレmausoléeのガイドさんはンクルマを美化していた。ンクルマの実態をかたらず、ケネディーや周恩来、トゥレとの友情などだけを語っても意味はない。また、このモゾレを建てるなど、ンクルマの死後彼を再び建国の父、英雄視しようとする傾向に批判の目を向けないのは歴史の改竄である。

 

le lundi 9 mai 2022

 

Cape Coast Castleへ。バスで行くのは面倒なのでタクシーを利用した。800セディ。この城以外興味がないのでツアもよした。城というよりは砦で、黒人奴隷が長くて3か月収容されていた施設だった、階上にはその時々の白人が住んでいた。ポルトガル、オランダ、フランス、英国等々の国の人々である。

黒人奴隷の待遇がいつもガイドにより強調される。不潔で病気や疲労のため次々と奴隷が死んでいったという。奴隷がどんどん船を待つ間に死んでいってしまっては白人の主人たちが損をするではないか、生かさず、殺さず、贅沢はさせないがある程度健康的に「飼って」おかねば、商品価値が減ったり消滅してしまっては困ると白人は考えていた筈である。

 

奴隷として、白人に村人を渡したのは当時の為政者、黒人の王であったり、貴族ではないのか。金銭ではなく、武器弾薬、織物、鏡などと交換されたというが強制連行もあったのではないか。つまりアフリカ人奴隷は、同じアフリカ人の裏切りで売り飛ばされたのだ。ザンジバル、セネガルのゴレ島、そしてギニア湾のガーナなど砦によって奴隷貿易の形態はことなろうが、長い航海に出る前に、砦で脆弱な肉体の個は淘汰された。航海中も死に絶えれば、伝染病がでないように海中に投げ捨てられた奴隷が多くいた。しかし商品なのだから歩留まりがいいほうが儲けが大きいのだからいいに決まっている。しかし、こうして悪環境を生き延びてキューバやジャマイカ、はた米大陸に届いた奴隷は選ばれた奴隷といえよう。到着地での労働にもまた耐えて生き延びることができれば、さらに優生ということになる。

 

le mardi 10 mai 2022

 

動物園までタクシーででかけた。かなり宿からは距離があった。動物園の入り口で入園料を払うのだが、そこの受付の叔母さんたちが、やる気がなさそうで、ぐうだらとして一向に入園の手続きをしてくれない。僕は外国人だから入園料がイボワール人とはちがう。しかしレジデントなのでその料金があるはずで、単なる外国籍とは違う。

「面倒なり」。大した動物園でもないことはネットで承知している。苦労して入園して疲れる必要もない。待たせておいたタクシーで宿舎に戻ってしまった。

 

ビーチに行こう。サンドボックスSandoboxビーチクラブがTrpiadvisorの評価が高かったので行ってみることに。宿から15分もかからないところの、「海の家」のちょっと気取ったところだ。プールはCovidの所為でオープンしていないという。意味がわからなかった。プールのよこに陣取ってビールを注文、上半身裸になって太陽をあびていると、係員が来て「裸は困る」ときた。馬鹿か。ここは海岸だろ、服は着ないとはねつけると、ガードマンを呼んでつまみだすぞ、ときた。そんならそうせい。やがてやってきたガードマンのチーフは10年前の内戦でコートジボワールから逃げてきたという仁。かれが、隣のビーチクラブなら五月蝿いことを云わないよ、というので、サンドボックスを大人しく引き上げて隣に行った。そこでは裸になってもなにも云われなかった。

 

le mercredi 11 mai 2022

 

今日も海岸。 ラバディー・ビーチ。若者が多く喧噪だから行かないほうがいいとホテルもTripAdvisorも。しかし、行ってみると人は少ない。週末や休暇シーズンではないせいだろう。入場料10セディ。ここも結局は何件かの海の家があつまっているだけのことだ。暇をかこっているプラジストplagisteの呼び込みが激しい。食事が悪い。ろくな皿がない。ただ天気だけはよかった。

 

le jeudi 12 mai 2022

 

今朝のエア・コートジボワール便は10時出発である。ところが、空港に着いてみると出発便のスクリーンには1045分となっている。早くも45分遅れかと思った。

 

検疫、警察、手荷物検査を通過して、ボーディングカードに書かれている出発ゲートC3で待っていると、間もなく、出発ゲート変更のアナウンスがスピーカーから聞こえた。C5に変更。C5に移ると、今度は直ぐに搭乗開始となった。まだ9時台で1045分には間がある。ところが、乗員の話では、出発時間が早まったという。ま、もう乗り遅れることもないからどうでもいいが、945分、本当にアクラ空港を飛び立ってしまった。

 

アクラ空港は新しいが、エア・コートジボワールのボンバルディエ機にに乗るにはバスに乗って移動せねばならない。

 

帰りの機内食も最低。

 

コートジボワールとガーナは隣国同士で、気候も全く同じ熱帯雨林、海は大西洋の荒波、カカオ生産は世界一と世界二位で、外国に来たと思うのは言葉がフランス語から英語圏になって違うということだけだ。

 

アビジャンもアクラも中心部のインフラは極めて整っている。しかしどちらもトラムカーやメトロはなく公共交通機関はバスに頼っている。

 

le vendredi 13 mai 2022

6時、晴れ、32/25

 

le samedi 14 mai 2022

6時半、晴れ、32/25

 

le dimanche 15 mai 2022

7時、晴れ、32/26

 

le lundi 16 mai 2022

6時、曇り、31/25

 

le mardi 17 mai 2022

 

IFに期限の来た本を返却、こんどは古典的名作をマンガにした本を借りた。以前プルーストの『失われた時を求めて』を読んでいた時、最近この小説のマンガが出来たと聞いたことがある。20年ほど前のことである。マンガになるのかな、マンガに出来るような内容の本かなぁと疑ったが、モリエールの古典もマンガになっているので借りてみることにした。

 

le mercredi 18 mai 2022

6時、曇り、31/25

 

セシル・ファクリCécile FakhouryギャラリーでJess Antieno展をみた。ジェス・アンティノは1991年ナイロビで生れている。Antienoの読み方はアンティエノかも知れない。ラゴスの芸大に進学、のち、奨学金を得てシカゴで勉強。現在も活動拠点をシカゴにしているようだ。

 

ドンワイDonwahiギャラリーではいつものように多数の芸術家の仕事が展示されていた。ドンワイはついこの間まで森林省などの大臣をしていた人物だが、ギャラリーの方は妹の財団が経営していて兄とは直接関係ないのだそうだ。

 

le jeudi 19 mai 2022

6時、曇り、31/25

 

le vendredi 20 mai 2022

6時、曇り、31/25

 

le samedi 21 mai 2022

6時半、雨、29/24

 

le dimanche 22 mai 2022

7時、雨、28/23

 

ウクライナ戦争は確かに大事件なのだが、日本のメディアまで大騒ぎしているのはどうなのかな。欧州は隣が侵略されているのだから深刻になるのは仕方ない。

 

しかし、北朝鮮が明日南に戦争を仕掛けたらとか、中国が台湾を攻撃したらとかは想定しないわけにはいかないだろう。ロシアがクリミアのように侵略の結果、既成事実として領土占拠をしてしまったらどうするのだろう。

 

le lundi 23 mai 2022

6時、晴れ、30/24

 

9時半、雷雨、驟雨。いかにも熱帯の雨。これでもか、と叩きつける雨。アビジャンのどこかが洪水になっているのは間違いない。

 

le mardi 24 mai 2022

6

 

N氏、一時帰国からアビジャンにもどってきた。飛行機はエミレーツ。遅れなし。

 

午後440分、レ・ジャルダン病院のブグレ医師と面談。新しい診断書に薬を書いてもらった。これまで去年の11月から続けている吸入薬は続けていいという。今、朝だけの吸入にしているが夜にも吸入していいという。さらに朝晩違う薬を処方してくれた。しかし、僕は去年のように不眠にマグネシウムなんかはいらないし、カモミ茶も飲まないと云った。

薬で回復しない病気なんだから、いい治療がなければ人生諦めるから余計な治療は試みないでくれとも云った。高血圧、糖尿病など生涯治らない病気がある。だが、それらの病気を餅ながら、生活を改善することはできる。そういう薬療法が僕の病気に当てはまる。だから、勝手に薬を止めないでくれ、というから今回は納得した。

酸素吸入をするべきかどうか判断するため血液検査をしたいとうので合意したが、看護師が小首をかしげながら、料金は15万フランだと。これは怪しい値段設定。この検査をするかしないかは、もっと時間をかけて僕が検討することとした。

 

Spirivaカプセル、カプセルに穴をあけて中の薬を吸い込む。

Flutiforme250スプレー、

Cortis250スプレー

 

le mercredi 25 mai 2022

6時、曇り、30/25.

 

le jeudi 26 mai 2022

7時、雨、30/25

 

キリスト昇天祭で休日。

 

le vendredi 27 mai 2022

6時、晴れ、30/25

 

午後、デザイナーパテオPathé’oさんのブティックに行った。同じトレシュビル区にあるレオトラReotraも尋ねた。

パテオさんのデザインの上下、アフリカ風には違いないけど白のコットン次

 

テニス。アルカラス君、天才なんだよ。近未来の世界ナンバーワンだ、怪我さえなければね。

 

le samedi 28 mai 2022

6時半、晴れ、30/25

 

グランバッサム。ラ・マドラーグのプールで泳いだ。

バッサムに行く途中の高速道路の料金所が完成していたがまだ料金はとられなかった。多分正式な開所式が終わっていないからだろう。しかし、いくらに料金を設定したのだろう。500フラン(100円)か200円だろうと思うが。

 

le dimanche 29 mai 2022

7時、晴れ、30/25

 

le lundi 30 mai 2022

6時、晴れ、30/24

 

妹さつき君の誕生日。今日は朗読会公演の練習日だったので家にいなかった。

 

le mardi 31 mai 2022

6時、晴れ、30/24

 

三十路、、みそじとはよくいうけど二十路ふたそじとはあまりいわないなぁ。五十路、いそじもつかうけど。

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