27 juin 2010

6月22日 le mardi 22 juin 2010

Le 22 juin 2010, mardi
快晴。

Vodacomの電話不通。ZainはOK。
昨日朝11時から夕方18時15まで停電。その影響か。電話が不通だとネットもUSBモデムだから不通。午後15時に帰宅してみると電話は回復していた。ネットは通じたが不調。原因不明。19時半、ネットも回復。

ルブンバシに入る手前のジェカミン地区で、車が故障した。なにやら奇妙な音がするし、ハンドルがぶれる。さては、ついにパンクかと車を止めて降りた。タイヤはパンクしていなそうだ。しかし、前輪左のタイヤが傾いている。丁度道路の向かいが修理工の溜まり場であった(ガレージがあるわけでなく、歩道に車を置いて修理している)。人のよさそうな修理工を手招きして呼んだ。直せるかときくと、「簡単だよ」。車輪を車体に止めるボルト3本のうち2本が抜けていた。タイヤの内側がボルトで締められているとは知らなかった。キプシの悪路でガタピシ走っているうちに抜け落ちたのだろう。「危ないところだったね、人身事故につながるよ」という。修理工イワン君とシャンブイ君が、ボルトをどこからか調達してきて修理してくれた。さらに後輪右のタイヤにボルトが刺さってパンク寸前であることも見つけてくれた。これも修理。1時間ほどですべて修理された。空気圧も調べて再出発。助かった。これが草原の中の道やジャングルだったらと思うと、彼らの前で車を止めたのは天恵である。

フランス文化センターで現代美術の展覧会が開催されている。絵画と立像である。
キンシャサ美大を2997年に卒業した新人たち3人だが、中でもElgaさんの『Miolle Boutonsボタン』という連作が面白かった。即売しているのだが、700ドルでは僕の手に届かない。Mandaさんの立像も悪くはなかった。僕の夢は、こうした若い芸術家たちの作品群を日本で展示することだ。
(写真が5つあるので、別立てとして掲載した)。

Sony Labou Tansiの『L’Etat honteux』を読み始めたが、なかなか読み辛い。主客転倒があり、特殊な文章ですすまない。でも面白いことは面白い。Kouroumaの本を返したので、代わりにグアダループGuadeloupeの女性作家マリーズ・コンデMaryse Condé/の『Ségou, Les murailles de terreセグ、土の城壁』を借りてきた。出身のカリブ海の島の話ではなく、アフリカは沙漠の国マリの物語である。コンデは日本でも講演をしたことがあり、フランス語で書かれたクレオール文学の重鎮のようだ。
(写真はコンデの若い頃。今は73歳)

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