04 avril 2011

4月1日 le vendredi 1er avril 2011 パパ・ウェンバ Papa Wemba

Le vendredi 1er avril 2011
霧。7時、気温22℃、湿度65%。
季節の変わり目の霧だ。

コート・ジボワールはついに武力での解決に向かった。軍が割れたようだ。ウアタラ派が攻勢で、バグボ派が追い込まれている。おそらく、ウアタラ派の武器、ロケット弾などはフランスや西欧が提供したに違いない。軍を使えば、正常化がなったとしても軍の影響力が残る。頭の固いバグボとしても、「民主的に」話合いで解決が出来なかったことはウアタラ側も民主主義の基本が分かっていないということである。民主主義は非効率で時間がかかるものなのだ。

アフリカ大陸は「音楽の大陸」と呼ばれている。
直近では、南アフリカの「白いスールー」ことJohnny Clegg、ベナン(旧ダホメイ)のAngélique Kidjoを本ブログでとりあげた。
コンゴの歌手をみてみよう。RDCの首都キンシャサのマトンゲ地区はアフリカ音楽のメッカである、
1)パパ・ウェンバ Papa Wemba
何回かの来日があるようだ。コンゴの歌手の中でコフィ・オロミデと並んで最も日本で知られている歌手かもしれない。1949年東カサイ州(カタンガ州の北に隣接)生まれ。6月18日に満62歳の誕生日を迎える。テノールの美声で子供のころから評判だったという。聖歌隊からプロを目指す。1970年代から90年代にかけて、当時のザイール(現RDCコンゴ)ばかりでなくアフリカで最も人気のあったグループ「ザイコ・ランガ・ランガ」に参加している。このグループがコンゴ・ルンバを世に送り出している。1977年には自分のオーケストラ「ビバ・ラ・ムシカViva La Musica」を結成している。1980年代末、欧州に活動の中心を移し、90年代中葉、アルバム『エモーション』を出し、一躍「ワールド・ミュージック」ジャンルの寵児となった。「ワールド」というのは、民族音楽の域を抜けたして世界的広がりを持ったジャンルということらしいが、僕にはよく飲み込めない。それはそれとして、パパ・ウェンバ、日本流にいえば還暦を過ぎて益々盛んである。
僕がdownloadした曲は『Dodo』、『Congo Moko』、『Betoko』、『Amour fou』、『Zakina』等である。

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