30 juin 2011

6月29日 le mercredi 29 juin 2011 嫉妬 jalousie

Le mercredi 29 juin 2011
快晴。7時、20℃、55%。

12時から断水。18時半、回復し始めた。

6月27日、赤道州(キンシャサの北東、独裁者モブツの出身州)の町ゾンゴで騒ぎがあった。隣家のマンゴの樹の下で、妻が見知らぬ軍人と肩を寄せ語り合っているのを目撃した夫が、嫉妬に狂って鉈(なた、machette)でもって軍人の首を刎ねたのである。これを知ったキャンプの軍人たちが騒ぎ出したというわけである。騒ぎは半日でおさまったが。嫉妬はおそろしい。斬首してしまった男は、隣国中央アフリカ共和国(RCA)に逃げたらしい。僕もゆめゆめ奥様方と談笑などしないように気をつけなくちゃ。この事件で僕が注目するのは「問答無用」の行為と武器である。
(画像は首を刎ねられた軍人だというのだが、、、)。

日本もRDCコンゴの借金を棒引きした。世銀、IMF、フランス、米国、ベルギー、イタリア等々と歩調を合わせた。ところで、この借金は独裁者モブツの残した負の遺産である。70年代、モブツが訪日して円借款でインフラ整備をしようとした。キンシャサから大西洋のバナナ港への鉄道および港湾整備である。当時の日本として、アフリカ大陸諸国最大の円借款であった。円だから今対ドル80円として、70年代だから今返すとなるとドルで4倍になろうか。RDCコンゴはこの借金を返していない。返せなかった。しかし、返さなかった理由はだた円高になったせばかりではない。借金をして建設した見事な吊橋、「マレシャル橋」(マレシャルは元帥、モブツの称号)は、建設後30年、全く役立っていないのである。無用の長物の見本。それを今更帳消しにしてくれたところで、どれほどRDCコンゴがありがたがるか。この円借は日本外交の失敗、日本の政策の失敗でもある。RDCコンゴ側の無計画だけではない。日本は当時の国鉄や建設会社がマタディ(キンシャサの西、バ・コンゴ州)に来て仕事をした。円で政府から払われているから為替損もない商売だった。しかし、政府(外務省、大使館)はちがう。大型円借を供与しておいて、それに見合う外交的利益をなんら得ていない。その失政を日本国民に説明しているのだろうか。11億1700万ドルの棒引きをしたのだ。「コンゴが払ってくれないのだもの、棒引きするより仕方ない、先進国がみんな棒引きしている今だから目立たない」、そんな思惑がちらつく。地下資源の豊富なRDCコンゴである。30年の間なにを大使館はしていたのだろう。日本はその後、借款ではなく、無償提供しかしていない。人道的支援だから無償だというのだろうか。借金を返してくれない国だから、ODA(無償援助)をする。不思議な考え方ではないか。
(画像は「マレシャル橋」、吊橋の姿は美しいが無用の長物の典型である)。

«Afriquinfo»
Le Japon annule plus d'un milliard USD de la dette de la RDC
KINSHASA (Xinhua) - Le japon a décidé d'annuler 1, 117 milliard USD de la dette de la RDC, a annoncé le chargé d'affaires du Japon en RDC, Kazuhiko Fujita, à l'issue de la signature des documents y afférents avec le ministre des Finances, Matata Ponyo. Samedi 25 juin 2011

Cette annulation est consécutive à la bonne gestion des finances publiques du gouvernement de la RDC, a indiqué le diplomate Kazuhiko Fujita, avant d'émettre le souhait de voir la RDC continuer à fournir des efforts pour stabiliser les structures macro-économiques.

Cette dette concerne un prêt contracté par l'Etat congolais pour la construction du pont "Maréchal", traversant le fleuve Congo, dans la province du Bas-Congo, au Sud-Ouest de la RDC a-t- il indiqué.

Les Institutions de Bretton Woods, le Fonds monétaire international (FMI) et la Banque Mondiale (BM), ont effacé 10 milliards de la dette de la RDC, en juin 2010, sur un total de 13, 1 milliards USD, pour avoir atteint l'Initiative Pays pauvres très endettés (PPTE).

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