18 juin 2012

6月17日 映画『コンゴ』 film ≪Congo≫


Le dimanche 17 juin 2012
快晴。7時、17℃、60%。一点の雲もない。

フランスの国会選挙。大統領オランドが希望したように議会でも社会党が多数派となった。

映画『コンゴ』のポスター
アメリカ映画『コンゴCongo』(フランク・マーシャル監督。1995年)をRTL9局でみた。比較的新しい映画である。ネットでの評判は悪い。ゴリラをCGでつくればいいのに、どうも縫いぐるみのため迫力がないというのである。時間と資金の関係で当時のCG技術ではCGを採用することに無理があったようだ。しかし、僕があきれたのは、この映画に出てくるコンゴ人である。設定は現代(1995年として、モブツの最後の頃)である。映画の舞台は北キヴ州のヴィルンガVirungaである。雨はルブンバシよりずっと多い。雨季は10ヶ月間もある。しかし、赤道州やオリエンタル州のように12ヶ月雨が降っているわけではない。高地でかなり寒い場所もある。そこになんと裸のコンゴ人が槍を持って褌cache-sexeひとつで登場するのだ。偏見も甚だしい。アメリカ人が考えるアフリカ「土人」の姿はこうなのか。都会のコンゴ人は別にして、村落の「土人」は、19世紀末から変わっていないというのか。いずれにせよ、子供だましの筋で面白くなかったので、途中から僕は寝てしまった。

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