07 décembre 2012

12月5日 民主主義 démocratie


Le mercredi 5 décembre 2012
快晴。6時、24℃、62.5%
19時半、雷とともに雨が降り出した。

庭のサルスベリが満開になっている。一昨年はこの時期風邪でまいっていた。

20時半、ネット不通。これは雷の所為だろう。

電力会社Snelに電気代を払いに行く。毎月のことだが、今月も1000フラン(100円)以上値上がりしている。不思議だよ、全く。23,295フラン(2330円)。メータをつけるといったがまだついていない。そのことを問い質すと「メータが届くのを待っている」とのこと。ならば、メータ設置は何時のことかわからない。来週か、来年か。そんなことだろうと思ったよ。

シェラ・レオーネの大統領選挙について1124日に書いた。野党からの候補者ジュリアス・マタ=ビオ氏(以前クーデタで政権を握ったことがある)が不正選挙だと抗議した。その彼が今月3日(月)再選されたエルネスト・コロマ大統領と直接会談、「国の統一と民主主義」のために自分の敗戦を認めた。全く不正のない選挙など僕も考えられないが、敗者が選挙結果を素直に認めたことは大いに評価すべきだろう。不正の度合いが比較的低かったからと思う。RDCコンゴの場合はあからさまな不正が罷り通ったから、敗者としても民主主義の建前を云々することもできなかった。民主主義そのものが踏みにじられたのだから譲歩することもできない。シェラ・レオーネが民主主義体制に入ると、セネガル、ギニア、ガーナ等西アフリカの民主主義が強化される。歓迎すべき傾向だ。
民主主義の定着か
シェラ・レオーネの大統領コロマ氏
民主主義とは効率の悪い制度であるが、いまのところこの体制がもっとも平和的であり、国民各自が責任をとれる体制なのである。本家ともいえるフランスの民主主義がいま問われている。というのはUMP(サブコジの政党だったが、大統領選敗退で党首をおりている)の新党首選挙がもめている。茶番といえば茶番。どちらが不正選挙に手を染めたかしらないが、二人の候補者、元首相フィヨンも元内相コペ(ラファラン内閣)も互いに譲らず、もう15日以上反目しあっている。選挙監視団をアフリカに出してもらったらいいとメディアから揶揄われている。

RDCコンゴ東部の北キヴ州を実質占領支配しているM23とキンシャサ政府が近日ウガンダの首都カンパラで話し合うことになったようだ。何故カンパラか。大湖諸国会議がムセベニの温度で何回も開かれ、M23のゴマ市撤退勧告もカンパラからでているからか。しかし、国連のレポートにはルワンダと「ウガンダ」もM23に対して軍事援助をしていると書かれている。その当事者ウガンダの首都ではなく、素直にキンシャサで会談してはどうなのか。

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