28 mai 2013

5月27日 アジスアベバ、CPIに反発 Expliquez-nous pourquoi la justice internationale ne vise que les Africains

Le lundi 27 mai 2013
6時、快晴、2050

国連のオカピ放送の世論調査(インタネット上)によると、国連平和維持軍Monuscoの戦闘部隊による北キヴ州を初めとした東部の反政府軍や武装強盗集団攻撃を歓迎する声は22%しかなく、78%の人々は、コンゴ政府軍を再編成してコンゴ政府軍だけで戦うことを望んでいるらしい。しかし、これは全く非現実的な理想論である。コンゴ政府軍が武装強盗集団と変わりないことは、政府が認めていることで、南ア、タンザニアなどにお願いしなければならないという事実を、「自分たちで何とかする」と口先で云ってみたとて平和は来ないのである。コンゴ政府軍がまともであったことは独立以来、モブツ独裁時代を含めて全然ない。調査に回答したのがコンゴ人とは限らないけれども、今更外国軍介入を嫌う理由はない。

カンヌ映画祭が昨日日曜日終了した。大賞パルム・ドールはチュニジア人系フランス人ケシシュAbdellatif Kechiche監督の『La vie d’Adèleアデールの人生』に与えられた。カンヌではいつものことで、極めて政治的な受賞であろう。チュニジアの「ジャスミン革命」が頓挫するかもしれない中で、非イスラム、非宗教的価値の擁護である。作品のテーマは女性同士の恋愛(レスビアン)のようだから、同性婚で世論が二分されているフランスのオランド政権援助の意味もあろう。

どうしてアフリカばかりが国際刑事裁判所から訴追されるのか、とアフリカ連合AUが疑問を呈した。これが初めてのことではないが、アフリカに対する偏見、人種差別ではないかというのである。今年選挙で選ばれたケニアのケニヤッタ大統領とその副大統領に対する援護射撃とも考えられるが、たしかに国際刑事裁判所のやりかたは一方的過ぎると僕も思う。非人道的犯罪、人権犯罪はアフリカの専売でもあるまい。アフリカに多いとしても世界的に公平な判断をして欲しい。
AUがその前身であるアフリカ統一機構OAUから数えて50年だそうだ。アフリカ大陸の多くの国が独立したのが1960年前後であった。「パンアフリカ」の理想に燃えたアフリカの指導者も多かった。しかし、現在のアフリカは「union連合」には程遠い。経済成長をばねとして、新たなアフリカの姿を描くようにならないと、中国をはじめとした「新植民地主義」の犠牲にならないとも限らない。
国際刑事裁判所に訴えられているコンゴ人も多い。RDCコンゴ東部の内戦における「犯罪」である。この内戦、戦闘をいかにアフリカ自身が解決させるか、今回の国連平和維持軍Monuscoへの大湖諸国からのコンゴ派兵は試金石である。
国際刑事裁判所のベンスダ検事総長
(オランダのハーグ)

Expliquez-nous pourquoi la justice internationale ne vise que les Africains
L'Union africaine accuse la CPI de mener une véritable «chasse raciale».

La CPI est-elle raciste? La question est souvent revenue à Addis Abeba, en Ethiopie, en marge des célébrations du cinquantenaire de l'Union africaine.

Le président en exercice de l’UA a d’ailleurs a nouveau soulevé la question ce 27 mai. Pour l’Ethiopien Haile Mariam Desalegn, la Cour pénale internationale mène tout simplement une «chasse raciale» en ne poursuivant que des Africains.

«L'objectif était d'éviter toute sorte d'impunité, mais désormais le processus a dégénéré en une sorte de chasse raciale», a ainsi déclaré le Premier ministre éthiopien.

Lors du sommet d’Addis Abeba du week-end dernier, l’Union africaine a notamment réclamé le transfert à la justice kényane des poursuites engagées par la CPI à l’encontre le président du Kenya, Uhuru Kenyatta et son vice-président.

Slate Afrique avec AFP

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