26 août 2013

『ザンジバル、ビクトリア湖、タンガニーカ湖紀行』(4) Voyage à Zanzibar-2/2

 『ザンジバル、ビクトリア湖、タンガニーカ湖紀行』(4 Voyage à Zanzibar-2/2
e) ザンジバル-2
7日(水)は翌日の高速艇の予約を港でしてから、島の最北端のヌングウィNungwi海岸にタクシを借りて行った。5時間レンタルで80ドル。運転手の態度が悪く、運転中私用で携帯電話をかけてばかりいた。翌日「サンタ・モニカ」のセリーヌさんを通じてクレームした。ダラダラという乗り合いバスでもいいのだが、3時間以上到着にかかると聞いてタクシにしたのである。生憎天気は晴れたり曇ったり。海岸で日光浴をしているのは西欧人しかいない。

ランチを『ママ・ミーアMama mia』(Mamma miaではない)という海岸のイタリアン・レストランでとった。だだっ広いレストランである。ピッツァ。生地が厚くとてもピッツァらしくない。

海岸で少しだけ泳いだ。クリス君はカナヅチなので見ているだけ。遠浅で透明な海水だが天気が今一だった。クリス君が海を見たのは昨日ダル・エス・サラムの港が生まれて初めてであった。今日は海岸。これも初体験である。

この日がラマダンの最終日だった。
タンザニアとカタンガ州では1時間の時差がある。夕方7時ころ日が暮れる。回教徒たちの一日の断食が終わって一斉に食事をとる。しかも路上で鍋をつつきはじめるのだ。クリス君はこの光景に強い印象を受けたようだ。ザンジバルは本土タンザニアよりもイスラムの人が多い。アラブ系にせよ、インド系にせよ。

僕は相変わらずエビが食べたかったので、夕飯はフォロザニ公園Forodhani Gardensの露天海鮮バーベキュを食べに行くことにした。この公園のBQはストーン・タウンの名物でもある。串を目の前で焼いてもらって食べるのだが、椅子やテーブルはない。公園のベンチで食べるのだ。暗くて本当に新鮮なのかどうかよくわからなかった。はじめにビールだと思ってジョッキを注文したら、なんとサトウキビのジュースだった。ラマダン最終日とはいえ、まだアルコールがサービスできないと後で知った。祭の雰囲気。
貝類がない。不思議だ。エビは堪能できた。

食事をしていると夥しい数のネコたちが寄ってきた。ネコと魚は付き物とは偏見で、ネコにとっては肉類も好物なのだが、エビの頭や尻尾など殻を食べる。全部処分してくれた方が公園が清潔に違いない。大抵のネコは丸々と太っていた。痩せているのは性格が内気なのかもしれない。ひとの膝や座っているベンチにまで上がってこないのは謙虚ではないか。ザンジバルはネコの天国
フォロザニ公園のシーフードBQ
このパンフのオジさんのところでエビ等を注文した
カメラをもっていかなかったのでネコちゃんがいない

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