05 novembre 2014

11月3日 胆石 calcul biliaire

Le lundi 3 novembre 2014 ¸
6時、快晴、26℃、45%。

シスター・アスンタ佐野さんの修道院に1010分に着いた。アスンタさんが僕を見て、サレジア会のドン・ボスコ病院で診てもらった方がいいと勧めされた。キプシのクリニックでの診断に満足していなかったので、ルブンバシ大学で副学長にある案件で会ったあとで、隣にあるドン・ボスコ病院に寄ることにした。
1145分に病院で、先ず内科医キシバKishibaさんに自覚症状を話し、触診された。ルブンバシ大学医学部出身のフランクリンさん(ルブンバシ柔道協会会長)がずっとついていてくれた。キシバ医師は直ぐにエコグラフィーをとるように手続きをとった。1245分、エコグラフィーをとる。ここの機械はキプシのものより数段解像度がよかった。
1415分、昼休みから帰ったキシバ医師にエコグラフィーの結果を聞いた。胆石。早速外科医ギGuyさんに回された。
15時、ギ医師の説明を聞く。胆石はここでは手術しかない。南アならレザーで破壊して腸内に流してしまうこともできる。1週間の入院が必要だとなった。

胆石calcul biliaireか。聞いたことはあるが、どんな病気なのかよくわからない。
ヒトの身体には年齢を経るといろいろな臓器に石ができる。胆石は胆嚢や胆管に出来た石他だ。エコグラフィーで小さな石が沢山出来ているのがわかったようだ。
日本では少ない病気だったときく。食事の西欧化で最近は欧州並みに見られる病気になった。
繊維質が少ない食事をとっている僕は、常に便秘気味で、ガスがたまり、腸や胃のガスが胆嚢・肝臓を圧迫、胆石が胆嚢の壁を傷つけた。これが発熱の原因と思われる。なるほど。
手術を勧められた。

手術ねぇ、余りしたくない。白内障の手術はルブンバシでした。サンタ・ベルナデット病院の手術室は新しく、極めて清潔で、最新のレザー手術機械があった。手術を担当したのはベルギー人医師リシャールさんだったが、彼ではなくてコンゴ人医師ソクラトさんも何回もあっていて信用していた。
ドン・ボスコ病院では「日本カタンガ協会」のキュング会長が先月亡くなっている。癌だったから、ドン・ボスコ病院で手術をしたわけでもない。大方の治療は南アでしていた。だからこの病院や医師が問題だったわけではない。
ドン・ボスコ病院は、もっと新しいデルガード病院と並んでルブンバシでは最も信頼のおける病院である。大学病院やサンドウェ病院、ジェカミン南病院とは違うことは承知している。キプシの病院は問題外だ。ドン・ボスコで手術してもらうのも悪くはない。
しかし、手術ねぇ。
胆嚢摘出は盲腸切除と変わりなさそうだ。切開してみて肝臓に癌がみつかったとしたらそれまでだ。
ただ誤診は困るし、手術後の感染症で痛い目にあうのもかなわない。

Wikipediaで胆石のページを見た。フランス語だけがちょっと「眉唾」なことが書き加えられている。日本語は勿論、スペイン語、英語、ドイツ語でもこんな記事はない。フランス語版では、胆嚢摘出手術やレザー手術だけではなく、伝統的治療法として、朝、空腹時にプルーン(スモモ)のジュースかオリーブ・オイルと柑橘類(レモン、グレープフルーツなど)のジュースを飲めというのだ。さらに硫酸マグネシウムもいいと。本当かいな。これで石がはきだされると書いてある。一応の根拠は書いてあるが、出典を示せと注意されている。しかし、これでいいなら手術する人などいない。無責任な記事であるような気がする。

僕のもう一つの病気、前立腺肥大については、南アの特殊茶、ルイボス・ティーが効果をしめしているのだが、それは治療ではなく尿の出を容易にしてくれているだけだ。プロスタートは幸いにして進行が遅い病気だ。


さて、どうするか。

胆石
主成分はコレステロールらしい。
でも僕の血圧は正常だ
食事が原因。ベジェタリアンにはなれない
イタリア料理、フランス料理、中華料理を諦めるわけにはいかない
食生活を改善する気はない
我儘である

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