18 janvier 2015

ハラレ/ダーバン紀行4 ハラレ(ジンバブウェ)3 voyage pour Harare/Durban-4 Harare-3

ハラレ/ダーバン紀行4
ハラレ(ジンバブウェ)3 

ジンバブウェは他のアフリカ諸国に比べて20年遅く独立した。白人支配が続いたお陰でインフラが整っているといわれる。しかし、既に独立して35年である。DRCのインフラは90年代から2000年代の内戦で破壊されている。内戦が終わっても修復が出来ていない。メンテナンスが出来なければ道路、橋、水道、電気も10年で駄目になる。ジンバブウェはある程度以上にメンテが出来ていることを大いに評価したい。

1223日午後、市の中心にあるナショナル・ギャラリーを見学。入館料僅か1ドル。僅かというのは、この後に行った歴史博物館Museum of Human Science10ドルもしたからである。ただ、入場料がいいとして、中のカフェは人がいたが、外から入場料なしで入れるようで、絵画彫刻を干渉している客は僕らを除いて誰もなかった。

ナショナル・ギャラリーは近代絵画、彫刻の美術館だ。展示されている絵画や彫刻をみてその芸術的レベルの高さに驚いた。このギャラリーはハウスさんの友人に出かける前に訊いたら「一見の価値あり」と評価していた。その通りだと思う。
とくに石の彫刻はジンバブウェの新しい伝統になっている。黒いスプリングストーンspringstoneを材料にした彫刻が多数展示されていた。いわゆるアフリカ趣味ではなく、洗練された近代彫刻である。
美術館に展示されていたのは高さ1m以下の小型といえる彫刻だ。しかし、久しぶりに欧州以外で芸術の香りを堪能した。ジンバブウェ、なかなかのものだ。彫刻展覧、コンクールにはムガベ大統領も来ている。国をあげて彫刻に力をいれているのだ。
ギャラリーに展示作品のカタログもなければ、撮影も禁止だったのは残念である。
米国のアトランタ国際空港で
展示されているジンバブウェの彫刻家の作品群
(Wikiから)
ハラレにはチャプング彫刻公園というのもあり野外に大型の彫刻が点在している。


次に訪れた歴史博物館は入場料が高く、中は暗かった。子供たちをつれて家族が多少来ていた。考古学の展示を除いては余り関心を引かなかった。独立の近代史がない。ムガベ大統領は独立の闘士というよりよきネゴシエイターだったというが、南ローデシアの歴史も知りたいところだ。

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