8月13日 ナイジェリア：ヨルバの王が死去 Inhumation du Roi Sijuwade au Nigeria

Le jeudi 13 août 2015

5時半、快晴、20℃、42.5%。

昨夜21時から今朝6時まで長い停電があった。珍しいといえばキプシでは珍しいのだが長かった。

ナイジェリアを中心としてトーゴ、ベナン等に広く住んでいるヨルバ人の王、オバ・オクナデ・シジュワデ（85歳）がロンドンで7月亡くなっていた。発表されたのは昨日12日（水）のことである。

国境線を引いたのは西欧であり、ヨルバ人の王国オヨは19世紀末に英国によって滅ぼされている。ヨルバ人のことを初めて知ったのはマリーズ・コンデの小説『セグ』であった。

亡くなったシジュワデ王は85歳だったというからナイジェリア独立前の生まれだ。ナイジェリアでは葬儀に際してニジェール河の右岸（河口に向かって右側、ナイジェリアの西部）の都市村落では銀行や店を閉めるというから半分国葬のようだ。政治的実権がないとはいえ、象徴的権力が国境を越えてあったということか。

RDCコンゴにも象徴的権威として「酋長chef coutumier」がいる。ルブンバシ周辺にも何人かいて、キプシ街道のミンブル村にはカポンダ氏が勢力をもっている。国会議員に持ち回りで「酋長」がなる。選挙で選ばれた議員ばかりで国会が構成されているわけではない。憲法上の権利が「酋長」にある。彼のテリトリー内に工場を建てる、鉱山を開発する等々の場合、「酋長」に挨拶をする。挨拶は単なる挨拶ではない。金一封が必要。おかしな制度だと思う。伝統的にそうなっているといってしまえばそれまでだが、この酋長制が、民族間の争い、部族の争いtribalismeの温床になっていると思う。

ナイジェリアでヨルバがどういう位置を占めているか。ハウサはどうか。僕は詳細をしらないが、多分ナイジェリア人というアイデンティティはサッカーの試合の時だけ意識されるのではないか。

植民地主義はまだその後遺症をアフリカに色濃く残している。

亡くなったシジュワデ王
ビジネスマンだと僕は思う
（ナイジェリア）

Inhumation du Roi Sijuwade au Nigeria

BBC Afrique

Le souverain est décédé à Londres à l'âge de 85 ans.

Un monarque vénéré dans le sud-ouest du Nigeria, l'Ooni d'Ife, sera inhumé en présence de milliers de personnes.

Les rites traditionnels pour honorer Oba Okunade Sijuwade, le roi des Yoruba, le deuxième plus grand groupe ethnique du Nigeria, auront lieu dans la ville d'Ife.

Un habitant de la ville a déclaré à la BBC que les banques et les autres entreprises ont été fermées.

Le souverain, âgé de 85 ans est décédé à Londres en Juillet, mais sa mort n'a été annoncé que mercredi.

Il était respecté par la plupart des Yorubas, estimé à environ 35 millions, qui vivent dans le sud-ouest du Nigeria, au Togo et au Bénin.

Certains disent qu'il était le descendant direct d'Oduduwa, un dieu Yoruba.

"On nous a dit de fermer nos magasins pendant sept jours et de rester à l'intérieur jusqu'à ce que les funérailles soient terminées", ajoute notre interlocuteur.

Des chefs traditionnels, politiciens et autres dignitaires sont attendus à la cérémonie.