jeudi 1ele r
novembre 2018
6時、快晴、26℃、45%。DRCコンゴ
確かに昼間は暑い。室内では夜も暑い。窓を開ければ、網があっても蚊が入ってくる。扇風機を回す。朝方は涼しいより多少寒くなる。いい加減この暑さが耐えられなくころ雨季に入って一度に温度が下がる。雨季はそこまで来ている。
雨季といっても梅雨とは違うところがいい。雨は大抵夜降るのだ。
今日はもう木曜日だというのに、今、気が付いた。パリは10月28日から冬時間になっていたのだ。パリとルブンバシとで時差ができた。パリの20時はこちらの21時になる。最近パリマスターズ(テニス)だけしかTVでみていないので、時間が良く分からなかった。
錦織さん、南アフリカのアンダソンに危なげなく勝利。ウィーンで負けた経験を生かした。学習である。明日は師匠フェデレルと一戦。上海での敗戦を生かせるのか。
フェデレルはスイスの顔になっている。しかし、若い時はやんちゃ坊主だった。世界トップの地位がジェントルマンを作った。
le vendredi 2
novembre 2018
6時、快晴、26℃、45%。
le samedi 3
novembre 2018
6時、快晴、26℃、45%。
10時、ルディ運転手とルブンバシで待ち合わせて空港へ。
エチオピア航空は、ルブンバシではOn Line Check-inが出来ない。
空港で直接チェックインになる。
アビジャンまでチェックインしたのだが、くれたボーディングカードは2枚ともアジスアババからアビジャンに乗るカード。ルブンバシからアジスアババ行きのボーディングカードがなかった。慌てて、エチオピア航空カウンターで修正してもらったが、イミグレイションのチェックもアジスアババ=アビジャンで判が押してある。つまりイミグレイションも全くチェックしていないということだ。
イミグレイションのあと、手荷物チェックがある。ここで、ショルダーバッグの中にタバコを見つけた係員が「ライターはどこにある?」と聞く。割と頭がいい係員ではないか。「アビジャンまでタバコを吸わない」と答えた。持っていないと答えて、見つけられた場合具合が悪いので、答えを誤魔化したのだ。ライターはトレーニングパンツのポケットに入れていた。ボデーチェックでもライターはみつけれれなかった。ところが、アジスアババのホテルでタバコを吸おうとポケットを探したらライターがない。落としたかなと思ったら、トレーニングパンツの裾のところにあった。ポケットに穴が開いていて裾まで落ちたのである。
10月日本に一時帰国したときはライターをショルダーバッグの中にいれておいてコンゴ人係官に取り上げられてしまった。待合室に係員があとで来て「ライターが欲しければ、幾らか出せば返してやるよ」だって。その係官に何がしか渡すのが嫌だったので「いらないよ」と突っぱねた。
アジスアババに20時に到着。航空会社持ちでホテル宿泊。アララトAraratホテル。3つ星。部屋のTVにリモコンtélécomandeがない。その部屋にも今日はないという。修理中。テニスの試合がみたかった。ネットでチェックすると、試合は終わっていてフェデラーがジョコビッチに惜敗していた。
アララトホテル、よくないなぁ。航空会社持ちのホテルだから仕方ないか。
アジスアババ。夜は冷える。暖房はない。
le dimanche 4 novembre 2018
6時、晴れ。アジスアババ(エチオピア)からアビジャンへ。
7時半、ホテルのバスで空港へ。
アビジャン空港へ、5月に使ったタクシーの運転手ハリドゥHalidou君に来て貰った。空港パーキングを含めて1万フラン(18ドル)。安くはない。ちょっと甘めに払ったから。スーツケースも部屋まで運んでもらった。今回のアビジャン滞在で最初の宿は、5月と同じステファンさんの邸宅。部屋が広くて気持ちがいい。庭も南に面して2000M2くらいある。AirBnBで5月に見つけたところ。
maison de Stéphane |
AirBnBは有料だが、CouchSufing(無料)に似てオーナーとの交流が可能である。お陰でオーナーの兄ティエリーさんを紹介してくれた。ティエリーさんはアーキテクチャ。住宅設計が多いが、ユニークな作品も設計している。
電話(Orange社)のSIMが7か月有効なので、5月に使ったSIMに5000フラン(10ドル)のユニットを空港でいれた。
時差はDRCコンゴのルブンバシと2時間。キンシャサとは1時間のみ。アビジャンは西にあるから、アビジャンの8時はルブンバシの10時である。日本とは9時間差になる。
le lundi 5 novembre 2018
6時、晴れ。
日本ではLineが多いらしいが、アフリカではWhatsAppが主流だ。常にインターネットと接続している人が少ないけれども、data通信が比較的安いので、一日に数時間はネット通信ができる。アビジャンの宿はどこもWifiが比較的良好な通信を提供してくれる。
le mardi 6 novembre 2018
6時、晴れ。
le mercredi 7 novembre 2018
6時、晴れ。
雨は昼間もふるが、待っていればあがる。
le jeudi 8 novembre 2018
6時、晴れ。
le vendredi 9 novembre 2018
6時、晴れ。
le samedi 10 novembre 2018
6時、晴れ。
午前中引越しをした。前回月の滞在のときも、場所を変えて生活環境を知りたかったので、ココディ区の中であったが、前回5月はAngre地区に越した。今回はVallon地区。
宿に入った途端、騒音の酷さに呆れた。窓が道路に面しているが、騒音対策はセロだ。大家はパリ在住。弟と称する青年Jean-Claudeが入室後2時間たってやっときた。彼は親切な男だが、それで部屋がどうなるということでもない。
Studioということだが、部屋が暗い、狭い、洗濯機がない、食器や鍋類は粗悪品、家具が悪趣味、石鹸がない、タオルは1枚だけ、トイレの洗面台の水はちょろちょろ、、、。
1週間住まねばならないかと思うと憂鬱になった。
TVがあるので気がまぎれるが、Canal+の契約はEvasion、つまり最低限でテニスが見られない。
le dimanche 11 novembre 2018
6時、晴れ。
宿の周りを散策。店がない。標準以上の邸宅ばかり。その一角が宿とはいえ、沢山のワンルームを押し込んだような建物。観光客向けの宿と云うより、低階層の労働者用の住宅といった感じだ。それでも急な引っ越しが面倒なのでここに残ることにした。
小さくてもベランダがあり、庭に面している部屋がいいなぁ。
黄色のタクシーに乗った。赤い(またはオレンジ色ともいえる)はアビジャンの市内や郊外どこにでもいける。オレンジ色ではないタクシーは、区内だけを走ることができる。ココディ区の黄色い車は他の区には入れないのだ。で、ココディ区バロンで黄色い車をひろった。安い。赤いタクシーは近いところでも500フラン(1ドル)だが、黄色はバロンから近くのスーパーまで200フランだった。40円相当だ。これで採算がとれるのか。
ヨプゴン区はブルー。
日曜でも大抵のスーパーは営業している。行ったのはSuper Budgetというところ、なんでもあったが、パンがおいてなかった。パンはパン屋boulangerieに行けということのようだ。
le lundi 12 novembre 2018
6時、曇り。
昼食をショッピングモールCap Sudの中のル・ビストロでとった。ここはちょっとパリ。しかし、ちょっとした料理が1万フラン(20ドル)する。高い。
le mardi 13 novembre 2018
6時、晴れ。
プラト区のキングバーガーでランチ。ダブル・チーズバーガーが4500フラン(900円)。高いなぁ。ファストフードなのに。
コートジボワールにはアチュケというクスクスに似た料理がある。これを試してみないといけないな。マニョック芋を発酵させて作るらしい。日本ならご飯、コンゴならブカリ(トウモロコシの粉)といった主食がコートジボワールではアチュケなのだろう。
アビジャンのプラト区の一部 向かいの白い摩天楼はココディ区のフランス系ホテル |
le mercredi
14 novembre 2018
6時、快晴。
le jeudi
15 novembre 2018
6時、快晴。
早朝からネット不通。10時半になっても回復せず。プロバイダーOrange社が原因か。
夜、帰宅した時には回復していた。tant mieux ! mais…
le
vendredi 16 novembre 2018
6時、快晴。
昼、Cocofyの路上レストランでアチェケを食べた。確かに多少酸味のあるクスクスの感じだ。魚はマグロの竜田揚げが欲しかったがなかったので舌平目のフライ。アチュケ一皿が100フラン(20円)、舌ヒラメが1000フランと安かった。なんと云っても舌平目のムニエルが200円ですよ。海のある国だからとはいえ、一流の店なら30ドルはする。
テーブルで手が洗えるので、右手でアチュケを食べた。スプーンを使うこともできるが、手で食べるのが正式というかここの習慣なのだ。それも悪くない。
le samedi 17 novembre 2018
6時半、晴れ。
今日引っ越す先が緯度経度が5.3493437,-3.9809199だという。Googleマップの精度が高い。アビジャンは北緯5度、西経4度ということだ。海辺だから高度がない。海抜数メートル。
ルブンバシは南半球で南緯11° 40′ 11″ sud, 東経27° 29′ 00″ est。両方とも赤道に近いが、ルブンバシには1000メートル以上の高度がある。アビジャンは正に熱帯で、ルブンバシは常春なのである、どちらが住みやすいかと云えばルブンバシに軍配があがろうが、僕はアビジャンの暑さも好きである。
引越し先のアパートは悪くない。小さいがベランダもある。1階がサロン、台所、トイレ。2階がベッドルーム、トイレ、シャワー、ベランダだ。TVが両階にある。Canal+のスポーツチャンネルも見られる。
家の周りには多少商店がある。少し歩くと下町の雰囲気。アパートは中産階級の住宅街の端に位置するようだ。
le dimanche
18 novembre 2018
6時半、快晴。
アパートappartement
duplexeのあるところの通りはD56となっているが、主要幹線道路ではなく、誰もD56などと呼ばない。こちらはガイジン、GoogleマップをみてATMを探した。D33通りに銀行が10件以上あることがわかった。歩いて10分ほどの通りだ。
行ってみると、日曜日にかかわらず、店の殆どが開いている。人通りも車も多い。物価が安そうだ。下町だ。プラト区のように気取っていない。歩いていても、コンゴと違って「シノワ、シノワchinois」(中国人)などと呼びかけるイボワール人は少ない。もっと笑顔である。
午後、再び歩いて、Riviera II交差点から東へ。ショッピングモールCap Nordまで出た。
今日の歩数は6887歩とスマートフォンの歩行アプリpodomètreが表示。なかなか1万歩行かないんだなぁ。
le lundi 19 novembre 2018
7時、晴れ。
朝はD33通りを右に折れてフランス大通りまで歩いた。途中雨が降ったが、5分ほど雨宿りしてまた歩いた。D33は、Anono地区に入ると店が続かなくなる。
午後は大学方面を歩いた。大学は警察学校の向かいだ。芝が良く整備されている。建物もあちこちに点在している。ルブンバシ大学とは比較にならないくらい良くできている。大学を囲むフェンスがある。フェンスがあるということは大事なことだ。
グラン・ゼコール通りでアイスクリームを食べてから帰宅の途に。バス83番を待つ間に豪雨。バス停には屋根があるのだが雨漏りする。びしょ濡れになって家に帰った。タクシーに乗ろうが路線バス(市バス mon busと云う名)に乗ろうが、道が混んでいるので同じことだ。バスは200フラン(40円)。スイカのようなカードでも払える。500フランコインで、釣りが200フランしかないというので、300フラン(60円)の乗車になった。
コートジボワールには補助通貨、コインがある。大したものだ。コンゴにはない。
となりのレストランSweet
Gardenは閉まっていた。
8151歩。
le mardi 20
novembre 2018
6時、曇り。
昼はガソリンスタンド付きのレストランで鶏、夜は近所のステーキ屋で焼肉。家の台所を使わなかった。
夜の戸外は日本の夏の夜のようだ。虫の鳴き声がカシマしいくらい。
朝夕は小鳥が鳴く。セネガルも街に小鳥が多かったが、ここも夥しい小鳥の数である。夕方、アフリカのマンハッタン、プラト区ではコウモリが飛んでいる。空き家にコウモリが住んでいるからだそうだ。しかし、他の水鳥も多い。
キプシの僕の家には小鳥が集まる。小鳥たちが安全を求めてくるのである。近所では何時小石を投げられて殺されるか分からない。僕は朝、小鳥たちのさえずりで目を覚ます。赤道に近いから一年中6時ころだ。
8795歩。
le mercredi 21 novembre 2018
6時、曇り。
近所のフランス料理レストラン「Fontainebleau」でランチをトライした。最低。Tripadviserの評価は上々だったが、全くあてにならない。クスクスを久しぶりに食した。ソースは鯉carpeのトマトソース煮。パトロンヌは「養殖じゃないよ」と云っていたが、煮込み過ぎ、スパイスが効きすぎ、べちゃっとしていて魚の食感がない。飲み物にジャンジャンというから何だと思ったらショウガ。強壮剤には違いないだろうが、辛くて飲めないよ。ボーイがその説明ができなかった。デザートは何時作ったか分からないチョコレートのムース。客は僕ひとりだった。さもあらん。「フォンテーヌブロー」なんて名前が良すぎる。トリップアドヴァイザーめ。
夜も近所で外食。宿舎の隣に「Sweet Garden」なるレストランがあった。昼間覗いてみたら、がらんとして人けがなかったので、期待できないと諦めた。で、行ったのは、800件以上もGoogleに評価があったTexas
Grillz。ステーキハウス。評価は上々だったが、ほとんどがローカルの客からのコメントで観光客らしいものはなかった。結果はそこそこ。グラスワインがなく、ボトルオーダーのみ。僕一人で1本あけるのは今や無理だ。アルジェリア時代には毎夕1本あけていたが。そこでビール。生(pression)がなくこれもボトル。つまらない。客は大勢いて、外で網焼きしていた。メニューは選択肢が少なかった。しのごの云うような店ではない。安いわけでもない。ステーキが7000フラン(14ドル)もした。この値段でアビジャネabidjanais(アビジャン市民)が来れるのだから、割と中間層が厚いのかもしれない。ココディ区だから高く、ヨプゴン区なら安いのか。
le jeudi
22 novembre 2018
6時半、霧。
明日、エチオピア航空でコンゴへの帰途に。そこで再びグランバッサムに。何度来ても、海は気持ちがいい。海岸のホテルレストランは本当に気持ちがいい。しかし、散財。
行き帰りともバスを利用した。アビジャンからグランバッサムまで片道500フラン(100円)。タクシーで行けば片道15000フラン($30、3000円)はかかる。バッサム村(フランス時代の首都とはいえ村だ)でのタクシーはホテルまで300フラン、帰りは200フラン(40円)と安いことが分かっている。アビジャンの宿からバス停gare Bassamまでタクシーが2000フラン(400円)、これが高い。市バスmon busでの行き方がわかれば200フランに下がるが、まだ分からない。乗り換えが必要だろうからだ。ここが節約出来れば片道500円以内でグランバッサムまで行けるようになる。ちょいとした課題。
グランバッサムは世界遺産に登録された村だが、鄙びたというよりは荒れ放題。ここに国として投資して、再建して欲しいものだ。そうすれば、もっと観光客が来る。政府に金がなければフランスから金を引き出すのが政治だ。フランスの植民地時代の遺産なのだ。瀟洒な街並みを復活させるのはフランスの利益にもなる。
また、日本政府に頼むのもいい。平和が続けば円クレもつけてくれるかもしれない。
Gare Bassamから宿まで乗ったタクシー運転手が創価学会の会員だった。南無妙法蓮華経を唱えた。コートジボワールで会員が増えているらしい。増やそうとしているらしい。日本からの宗教輸出である。キリスト教や回教が普及しているコートジボワールで仏教を広めるのは難しいのか易しいのか。功利的なイボワール人だから、現世利益の創価学会は受け入れられ易いかもしれない。ならば、コンゴ人相手ならもっと創価学会に入会するだろう。
le vendredi 23 novembre 2018
5時半、晴れ。
7時半にアリドゥHalidou運転手に空港まで送ってもらった。10000フラン(20ドル)。
アリドゥはベナン人。シェラレオーネ人の奥さんの話をしたら、「あゝ、別れたよ」という。「逃げられたんじゃないの」と云ったら笑っていた。
19時半、エチオピア航空の便が着陸。
21時20分、今回の宿は「ビア・ガーデン」ホテル。確かに1階奥がビア・ガーデンのようだ。お仕着せの夕食はボロネーゼにしたが、パスタが柔らかく最低。
部屋は多少暖房がきいていた。湯はぬるま湯。
le samedi 24 novembre 2018
6時、晴れ。
初めてアジスアババ空港で朝食。コーヒーとケーキで8ドル。ドルがそのまま使えたのはいいが8ドルとは高すぎる。しかもボーイの接客態度が最悪。最悪だが愛嬌があったので肩をたたいて別れた。
アジスアババ空港にも喫煙室がある。どこの空港の喫煙室も煙がもうもうと室内に充満していて息苦しい。Discrimination。こうも喫煙者を冷遇する必要はなかろうに。虐待に属する。
アフリカは紙巻タバコcigarettesが安い。空港で買うよりも街中で買う方が安い。アビジャンでマルボロが1箱700フラン140円、コンゴにいたってはポルモルPall Mallが60円だ。日本では500円、フランスでは1000円以上するようになった。購買力によって価格が変わるのだろう。
フィリップ・モリス、ブリティッシュ・タバコなどグローバル企業の戦略的生産販売作戦がアフリカをターゲットにしていると思われる。アフリカ人はタバコを吸い、肺癌になって死んでもいいということだ。思惑通り肺癌になるかどうかは実は分からない。僕だって老齢になってまだぬくぬくと生きている。途中で何回か止めているけど喫煙歴50年だ。僕は小さいとき父のタバコの煙を吸って、「いい香りだなぁ」と思っていた。父は1985年に他界してしまった。67歳。50代で禁煙したというのに。
ルブンバシに帰った。
le dimanche 25 novembre 2018
7時、曇り。
9時35分、停電。コンゴの生活が始まったか。16時、回復。
le lundi 26
novembre 2018
7時、曇り、24℃、70%。
午前中、ルブンバシでの用事を済ませてから、キプシに帰り電力会社Snelの9月分消費を支払った。今月初めにSnelから請求書が来ていたのに留守居役のクリスチャンが払っていなかった。49300フラン。5万払ったが、Snelは釣りをよこす素振りも見せなかった。700フラン(50円)のロス。
この9月分の請求は「みなしforfait」であった。660kWh。これではメーターを付けた意味がない。こちらは毎月月初めにメーターの数値をSMSでSnelの担当者に報せている。それを無視した。これでは電気代節約が出来なくなる。ふざけている。12月3日(月)に家に来てメーターの数値を確認するのだという。
電気供給が義務である電力会社の使命は横に置いておいて、僕の申請を疑ったのである。
それでもキプシはましで、ルブンバシでは毎日停電している。
ルブンバシでは選挙カーが走り回っている。大方は代議士候補の選挙カーだ。しかし、当落は投票前からほぼ決まっている。選挙カーには若者たちが群がって乗っている。手当をくれるからだ。
大統領選だって当選はカビラ推薦候補シャダリだ。野党が割れて統一候補が出せないこともあるけれども、透明、公平な選挙である筈がない。決選投票も法改正でなくなった。出発から間違っている。茶番である。
le mardi 27 novembre 2018
6時半、曇り、22℃、60%。
アビジャンでも洗濯をしていたが、大きなものは出来なかったので家に持って帰った。それらを含めて洗濯をした。丁度太陽がでてきた。水と電気があることを確認して。
11月初めから雨季に入っている。しかし、梅雨とは違う。多くの場合、昼間晴れている。ここもアビジャンも昼間強い雨が降っても、洗濯物を取り込むひとはいない。僕は取り込むので天気に注意している。放っておいても何れ晴れるだろうから洗濯物は乾くという気にはなれない。
le mercredi 28 novembre 2018
6時半、晴れ、24℃、60%。
手話というランゲージがある。習いたいと思う。エスペラントのような共通手話もあるかもしれないが、各国の手話が違う。
そんな矢先、アビジャンで亀井伸孝という日本の大学の先生が手話を研究していることを知った。人類学の先生だ。ブログがあったので読んだ。
亀井さんはもうアビジャンにはいない。帰国している。しかし、アフリカが今後も研究対象のようだ。ブログを読むと日常生活の苦労も書いてあった。断水、停電、インターネットの不具合等々。時間にルーズなアフリカ人、釣銭をよこさずに笑っているバスの車掌、騒音を垂れ流す(新興宗教の)教会、いちいち思い当たることがコンゴにもある。苦笑。
夕方、発熱。37.2℃。21時半、37.4℃。8時半にパラセタモールをのんだ。いつも怖いのはマラリアだ。コンゴに来て8年、まだマラリアに罹っていない。
le jeudi 29 novembre 2018
6時半、晴れ、24℃、65%。
熱は引いた。まだ薬が効いているからなのか不明。様子をみるしかない。
le vendredi 30 novembre 2018
6時半、曇り、24℃、62.5%。
アビジャンから帰ってきたら、ブラッキー君がいない。20日頃に家出したのだそうだ。外に出たがっていた彼だが、どんな生活をしているのだろう。汚れているだろうなぁ。今日も家に顔を出したらしいが、僕は見ていない。
先月10月20日に生まれたマーゴちゃんの子に「チビちゃん、ピッコリーノPiccolino」と名付けた。既に6週間経っているというのにまだ母乳。ブラッキー君の子というのに小型だ。毛もグレーよりも白が多い。そこいらじゅうを飛び跳ねて遊んでいるけれど、養子に出さなければいけない。養子先は決まっている。
平熱。
le samedi 1er décembre 2018
6時半、曇り、24℃、65%。師走入り。
平熱。しぶとくマラリアには罹らなかったようだ。もしかしたら、とうにマラリアになって知らぬ間に回復しているのかもしれない。しかし、マラリアには免疫はない。マラリア原虫が病因だから。バクテリアやビールスが原因ではない。
電力会社Snelのメーターは23259kWhで先月消費は388kWhだった。
10時、停電。18時15分回復。
16時、外に出ようと思ったら俄雨。これは30分で止んだが、19時過ぎに再び降り始めた雨は強烈、驟雨。
le
dimanche 2 décembre 2018
6時半、快晴、24℃、70%。久々の快晴。
昨夜は数時間の豪雨。サテライトTVは途切れ途切れ、それでもVictoria女王の晩年を描いた映画『Confident Royal』をみることができた。
『Confident
Royal』(Stephen Frears監督、2017年、米国)の描いたビクトリア女王は人種偏見もなく、回教を知ろうとした開かれた女王として登場する。これには疑問があるなぁ。しかし、女王を演じたJudi Denchは名演だった。1世紀たって発見されたAbdul Karimの日記が作品の本(もと)になったという。
le lundi 3 décembre 2018
7時半、曇り、24℃、70%。
夜中2時に起きたときに停電していた。それから現在(10時半)までまだ停電。長い。
14時15分、回復。12時間余の停電。スキャンダルにもならない。
16時、再び停電。なんだこりゃ。
18時05分、回復。
電力会社Snelに電話すると、キプシ市全域が停電だ、午後には通電させる、鉱山会社の方の電気を午後切るからと。どうなっているのかね。午後15時回復なら13時間以上の停電だ。
やる気のないSnelの云うことをきいていると、この国ではモブツのような強権が必要だなぁ、と思う。モブツは「大ザイール」を目指した。一時はそれで成功した。大インガダムも建設した。40年も前のことである。その続編がない。在東京ザイール大使館は世田谷にあった。今は浅草橋だ。
カビラ現大統領は3期目を諦めたが、「院政」を敷きたいのだろう。そうしなければ次期大統領政権から訴追される。貯めに貯めた財産を没収されかねない。
le mardi 4 décembre 2018
7時、晴れ、23℃、70%。
12時40分、ルブンバシに買い物に行って帰ってきたら停電だった。キプシらしくないなぁ、毎日停電があるなんて。でもとにかくbarbaだ。炭がなくなったので買いに行こうとしたら、14時、回復。
le mercredi 5 décembre 2018
7時、うす曇り、24℃、65%。
仙台では丁と町とが厳然と分かれていた。いつのころからか、1970年代以降と思われるが、丁が町に統一されてしまったようだ。読みは町でも「ちょう」としているところがある。北四番丁、鍛冶町と簡単にチョウかマチか分かったのにねぇ。一番町は一番チョウなのだろうね。
丁と云うのは街の区画になっていたと思う。
さっき、家から2丁ほど歩いて飲み物を買いにでた。万歩計によると1200mくらい。1700歩。
息子クリスチャンが母親を亡くしてから世話になり小学校まで出してくれたザイナさんの妹と称する女性が家に来た。クリスチャンは菓子やコーラをだしたて接待していた。僕は見た頃もない女(ひと)である。さて、彼女に「交通費」を出さなきゃいけないとクリスチャンがいう。そら来たと僕は思った。コンゴ人の「あつかましさ」である。招待もしていないのに家にやってきて、交通費を出せとはどういうことか。交通費といったって、ルブンバシまでの2000フランを渡そうものなら、もっとと手をだすだろう。ポリ公のたかりと同じ精神なのだ。クリスチャンが可哀相だから多少上積みしてお金を渡した。招かれざる客だった。
マーゴの子、ピコリーノを養子に出した。
と、夕方6時、いなくなったブラッキー君が帰ってきた。痩せて痩せて。汚れに汚れて。どこにいたんだ。バガボン。馬鹿もん。
濡れタオルで拭いて、しばらくサロンに隔離だ。ノミ取りの薬を背中につけて、抗生物質を飲んでもらう。チーコちゃん、マーゴちゃんとのコンタクトは数日後だね。