le samedi 1er décembre 2018
6時半、曇り、24℃、65%。師走入り。
平熱。しぶとくマラリアには罹らなかったようだ。もしかしたら、とうにマラリアになって知らぬ間に回復しているのかもしれない。しかし、マラリアには免疫はない。マラリア原虫が病因だから。バクテリアやビールスが原因ではない。
電力会社Snelのメーターは23259kWhで先月消費は388kWhだった。
10時、停電。18時15分回復。
16時、外に出ようと思ったら俄雨。これは30分で止んだが、19時過ぎに再び降り始めた雨は強烈、驟雨。
le
dimanche 2 décembre 2018
6時半、快晴、24℃、70%。久々の快晴。
昨夜は数時間の豪雨。サテライトTVは途切れ途切れ、それでもVictoria女王の晩年を描いた映画『Confident Royal』をみることができた。
『Confident
Royal』(Stephen Frears監督、2017年、米国)の描いたビクトリア女王は人種偏見もなく、回教を知ろうとした開かれた女王として登場する。これには疑問があるなぁ。しかし、女王を演じたJudi Denchは名演だった。ストーリーは1世紀たって発見されたインド人Abdul Karimの日記が作品の本(もと)になったという。
le lundi 3 décembre 2018
7時半、曇り、24℃、70%。
夜中2時に起きたときに停電していた。それから現在(10時半)までまだ停電。長い。
14時15分、回復。12時間余の停電。スキャンダルにもならない。
16時、再び停電。なんだこりゃ。
18時05分、回復。
電力会社Snelに電話すると、キプシ市全域が停電だ、午後には通電させる、鉱山会社の方の電気を午後切るからと。どうなっているのかね。午後15時回復なら13時間以上の停電だ。
やる気のないSnelの云うことをきいていると、この国ではモブツのような強権が必要だなぁ、と思う。モブツは「大ザイール」を目指した。一時はそれで成功した。大インガダムも建設した。40年も前のことである。その続編がない。在東京ザイール大使館は世田谷にあった。今は浅草橋だ。
カビラ現大統領は3期目を諦めたが、「院政」を敷きたいのだろう。そうしなければ次期大統領政権から訴追される。貯めに貯めた財産を没収されかねない。
le mardi 4 décembre 2018
7時、晴れ、23℃、70%。
12時40分、ルブンバシに買い物に行って帰ってきたら停電だった。キプシらしくないなぁ、毎日停電があるなんて。でもとにかくbarbaだ。炭がなくなったので買いに行こうとしたら、14時、回復。
le mercredi 5 décembre 2018
7時、うす曇り、24℃、65%。
仙台では丁と町とが厳然と分かれていた。いつのころからか、1970年代以降と思われるが、丁が町に統一されてしまったようだ。読みは町でも「ちょう」としているところがある。北四番丁、鍛冶町と簡単にチョウかマチか分かったのにねぇ。一番町は一番チョウなのだろうね。
丁と云うのは街の区画になっていたと思う。
さっき、家から2丁ほど歩いて飲み物を買いにでた。万歩計によると1200mくらい。1700歩。
息子クリスチャンが母親を亡くしてから世話になり小学校まで出してくれたザイナさんの妹と称する女性が家に来た。クリスチャンは菓子やコーラをだしたて接待していた。僕は見たこともない女(ひと)である。さて、彼女に「交通費」を出さなきゃいけないとクリスチャンがいう。そら来たと僕は思った。コンゴ人の「あつかましさ」である。招待もしていないのに家にやってきて、交通費を出せとはどういうことか。交通費といったって、ルブンバシまでの2000フランを渡そうものなら、もっとと手をだすだろう。ポリ公のたかりと同じ精神なのだ。クリスチャンが可哀相だから多少上積みしてお金を渡した。招かれざる客だった。
マーゴの子、ピコリーノを養子に出した。
と、夕方6時、いなくなったブラッキー君が帰ってきた。痩せて痩せて。汚れに汚れて。どこにいたんだ。バガボン。馬鹿もん。
濡れタオルで拭いて、しばらくサロンに隔離だ。寝室に入れない。ノミ取りの薬を背中につけて、抗生物質を飲んでもらう。チーコちゃん、マーゴちゃんとのコンタクトは数日後だね。
le jeudi 6 décembre 2018
7時、晴れ、24℃、60%。
昨日までの日記 journalをアップすることにした。
『Heures
sombres』(2017年、英国)
チャーチルがナチの和平申し込みに反対して交戦継続を決意した経緯を描いた映画だ。2017年、21世紀になっても、ナチのヒットラーは悪しき独裁者で歴史の汚点、悪魔だという視点である。結果的には、米英の民主主義が勝利するドイツ敗戦を迎えたに違いない。
フランスはヒットラーと妥協して、Vichy政権を作る。ペタンはフランスの裏切り者となり、英国に逃げたドゴールはレジスタンスを組織して英雄になる。しかし、フランスには英国と同じく交戦を続ける選択があったのだろうか。島国ではなくドイツと地続きのフランスは交戦を続ければドイツの軍事力の前に膨大な人的物的損失を被っていたろう。多くのフランス人の命を救ったのはペタン将軍といえなくもない。
レジスタンスと云えばカッコいいが、テロリスト集団である。
非暴力という観点からいえば、戦争はいけないとなる。話し合いで解決しましょう、外交が大切ですとなる。しかし、チャーチルが称賛されるのは戦争を選んだからである。ところが、アメリカの参戦がなければ連合軍はドイツに勝てなかった。
コンゴ東部で続いている内戦、外国反政府軍、武装強盗集団との戦闘は、キンシャサ政府か国連軍が圧倒的な武力で掃討しなければ解決しない。国連軍は1万7000人しかいない。10万人規模にしなければならないだろう。実際はそんな規模には予算がないからできない。お陰で戦争が20年以上続き、世界のNPOが「食えている」のである。
le
vendredi 7 décembre 2018
6時半、快晴、24℃、60%。
戦争終結は軍事力で決まる。ベトナム戦争に世界が反対した。平和運動がもっとも盛んだったころと云えよう。僕たちも米軍を非人道的と決めつけた。北ベトナム軍は正義で、ベトコンは勇者たちだった。1975年、スイスで停戦条約が結ばれる。停戦といっても米国が敗退したのである。
朝鮮半島は分断国家である。半島統一をするのは北なのか南なのか。実は日本の軍事力かもしれない。日本は現在世界有数の軍事大国になっている。陸海空の軍事力を見よ。「平和憲法があるから軍隊はありません」なんてとんでもない。
le samedi 8 décembre 2018
6時半、うす曇り、25℃、65%。
昨夜Canal+で『沈黙Silence』を見た。遠藤周作品の映画だ。小説は出た時に読んだ。学生時代だった。僕は踏み絵をポルトガル人の神父さんが踏むとき、イエスの声として「踏むがいい、イエスはそのために十字架にかかったのだ」を聞く場面があるが、この遠藤周作の解釈を好む。周作さんは日本のイエズス会jésuitesやサレジオ会salésiensから批判を受けたらしいけれども、フランシスコ会franciscainsなら遠藤周作を擁護するだろうと思う。アッシジの聖フランシスコはイエスの愛を最も体現した人と思うからだ。弱いものの味方である。
踏み絵を踏まず殉教者として落命したのは確かに信仰の強い人に違いない。けれどもキチジローのように何度も裏切るのもまた神の子、人間なのである。
le dimanche 9 décembre 2018
6時、うす曇り、24℃、65%。
le lundi 10 décembre 2018
7時、曇り、24℃、70%。
電力会社Snelのインヴォイスは先月に続いて一括見込み消費量だった。これではメーターの意味がない。消費電力が617kWhとなっていた。46215フラン。現実は400kWh位だから払い過ぎだ。キプシSnelの責任者にねじ込んだがメーターが不正確なので見込みとしているいうのみ。不正確なメーターだって? よく言うよ。今月3日にSnelの係員を家に呼んでメーターの数字を二人で確認したというのに。毎月Snelにクレームしているが埒があかない。
Snelから6月30日通りの携帯会社Airtelまで歩いた。2km。2938歩。僅かの距離だがひーふー云う。でも歩いた。
20時、思わぬ停電。パスタを煮ている最中だった。炊飯器で煮ていたので、停電にも拘わらずなんとか柔らかすぎずに食べられる状態になっていた。
しかし、この停電何時まで続くのか。
21時10分回復。やれやれ。
le mardi 11 décembre 2018
6時半、曇り、23℃、70%。
肌寒い。
ムクウェゲ医師が昨日オスロでノーベル平和賞を受賞した。これを機会に日本のメディアがコンゴ東部の戦争に言及している。
20年以上続いているこの戦争は、しかし、世界にとっては無関心でいられる戦争である。携帯電話(スマホ)に使われているレアメタルや電池のコバルトを通じて戦争に加担しているといわれても実感がない。
ムクウェゲ医師が「修理した」女性たちの声を聞いても、被害者たちはコンゴ人の女性や少年、幼児であり、日本を含む西欧にとって直接の関係がない。
この戦争に解決策はない。人道的援助は、現金にしても物品にしても被害者まで届く保証が全くない。
政治的解決は、無責任体制、非民主的コンゴ政権では期待できない。
もし、真に戦争を終了させたいなら、紛争地帯を国連の統治下におき、国連軍しかも現在行われている最貧国中心の派遣兵ではなく欧米中心の訓練された部隊の国連軍をもって、紛争の元凶である外国軍、外国反政府軍、武装強盗集団を掃討するしかない。そんな意思は国際社会にないから、これからもこの地方で戦闘が続くことになる。
le
mercredi 12 décembre 2018
7時半、快晴、24℃、70%。
昨夕17時から終夜停電。全くどうしようもない。今朝になっても停電が続いている。
10時半、外に出たついでにSnelに寄ってみた。11時には回復しているはずだと云われたが帰宅してみると停電中だ。嘘つきめ。
それでも12時に回復。13時、再び停電。
昨日ルブンバシでは、野党連合ファユル候補の集会を警察が弾圧し、市の中心で騒動があったもよう。丁度近くにいたアラン君によれば、催涙弾が発射されかなりの騒ぎになっていたという。集会が予定されていたのは郊外にあるサレジオ会の青年村Cité des Jeunesだが、会場も、オカピ放送の記事によると、警察に破壊された。
ルブンバシ、ちょっと危ないな。
le jeudi 13 décembre 2018
6時半、うす曇り、24℃、72.5%。
庭師ジョゼが火曜日仕事に来なかった。昨日早朝やってきて午後14時半からの仕事にしてほしいという。新しいパトロンを見つけたらしい。
le vendredi 14 décembre 2018
6時半、曇り、24℃、70%。
RDCコンゴの滞在ビザをキンシャサで取得した。2019年の12月まで有効。DHLなどの会社を利用せず、個人の連携でルブンバシ=キンシャサ=ルブンバシを旅券が往復した。協力していただいた皆さんに感謝あるのみである。
12月11日(火)ストラスブルグであったテロ事件の犯人が昨夜警官によって撃ち殺された。逮捕ではなく殺されたのである。フランスでも簡単に犯人を抹殺する。ニッサンのゴーンが日本で逮捕されたとき、フランスのメディアは「日本では、裁判前でも逮捕されれば、有罪推定される、フランスのように無罪推定présumer innocenceされない」と批判していた。しかし、ストラスブルグでは法治国家フランスで有罪推定され処刑されたのだ。それに対し反対する声をきかない。これはおかしい。
ところで、ゴーンは留置されたのであって、拘置されたのではない。起訴されれば、拘置所に「留置」されることがある。僕は東京地裁と高裁の通訳をしたことがあり、弁護士さんと何回も小菅拘置所に行ったことがある。極めて清潔なところであるが、ホテルでは勿論ないから贅沢になれたゴーンには辛いことであろう。それでもフランスの警察の不潔で暗い留置場などよりましだと思う。
かなり以前このブログに書いたことがあると思うが、僕は一度、パリのデモ隊を眺めていて官憲に逮捕されたことがある。不当逮捕であったが、夜中の2時、メトロも無くなったころ開放してくれた。日本大使館に抗議するよう要請したが、フランス官憲はだれでも24時間拘束することができるから抗議はできないといわれた。僕はデモに参加したわけでもなく、石を投げたわけでもなかった。民主主義、法治国家のフランスというが警察はかなり強権的である。暴力はふるわれなかった。逮捕時に警棒で「こつん」と頭を叩かれたが、怪我はなかった。
le samedi 15 décembre 2018
6時半、曇り、24℃、70%。
le dimanche 16 décembre 2018
6時、曇り、24℃、70%。
カスンバレサに行く。10月日本、11月アビジャンと続いたので9月以来のカスンバレサである。キプシは曇りだったが雨にはなっていなかった。ルブンバシに着くとかなりの雨。暫く雨宿りをしてからタクシーに乗って出発。Shared taxiで乗客9人、5000フラン。途中から晴れあがった。
キミコさんの家に集まることにしていた。来たのはルブンバシから「子どもたちの会」の会長サイトウ君一人。地元カスンバレサのシバタ君、カルベ君とも電話したが来なかった。
ルブンバシのテキサコ地区からカスンバレサに引っ越ししたレストランは9月末に閉店した。9か月の営業だった。サッカーワールドカップ(ロシア大会)のときだけ、多少客が入ったが、キミコさんたちに云わせれば「場所が悪すぎて」客が来ずに赤字続きだった。店にトイレがないからと云われ、トイレを25万フラン(150ドル)で建てた。テラスを改築しないといけないとのことで30万フラン(200ドル)出した。TVにスポーツチャンネルがないと客がこないと云われ、Canal+の契約をした。それなりの改善要求を通したわけだが、台所を作れという要求には対応しなかった。軽食を裏で先ず作って出せという、僕やアスンタ佐野シスターの意見に従ってくれなかったからだ。
この店の賃貸契約時に出した敷金300ドルは、テーブルや椅子の輸送費、サイトウ君の交通費等々に使って、残金はないという。それぞれの領収書などない。トイレは勝手に作ったのだからと大家は一銭もコンペンセートせず、カルベ君が提供した屋根のトタン板やテラスの改造費は家賃と相殺したとは大家の主張。
テキサコ地区のレストランの敷金3000ドルの回収に目途がたたない。サイトウ君は大家との交渉で、300ドルなら返すと返事をされた。契約上の家賃は月500ドルだった。最初の6か月だけ400ドル。6か月後も、大家は店の事情を察して400ドルしか請求していない。ところが、契約上の500ドルは文書で改定していない。それを盾に17か月間支払った400ドルは、100ドルの不足を敷金から差し引いたためであると云ってのける。だから残りは1300ドル。また去年5月6月の家賃2か月を引いて残金300ドルと云う計算である。騙しだなぁ。僕は最後の家賃2か月分だけを引いて残金2200ドルあると思っていた。これはもっと交渉すべきだが、時間がかかる。
新たにカスンバレサの場所のいいところでレストランをするには1000ドル必要とキミコさん。簡単にいうなよ。しかし、よく聞いてみると600ドルでもいいとのたまう。
養鶏の方でナナさんが稼いでくれた40万フラン(250ドル)があった筈だと水を向けると採算の悪いレストランにつぎ込んでしまったとの回答。サイトウ君は去年から失業中、レストラン従業員による盗み、キミコさんは大家族(12歳を筆頭に6人の子がいる)で貧困という事情はわかるが、会計が明確じゃない。
ナナさんに電話すると、来年1月から「ムソシの子どもたちの会」のための養鶏を開始する用意があると。それなら養鶏再会費用を負担するので、予算をSMSでいれて欲しいと申しいれた。ナナさんの稼いだお金はどう使うかとサイトウ君に聞くと、銀行口座を開いて預金し、ある程度貯まったら50人みんなで分けると。お金持ちのケイコさん、キョウコさん、サクラさん、シャルロットさんに分けることはいらないだろうというと、公平に分けたいが、必要がないのはこの4人だけだろうと。サイトウ君は販売もナナさんに任せてしまいたい意向。それにしてもナナさん一人になにからなにまで負担させるのはおかしい。何ら協力しないで、分け前だけよこせというメンタリティーに賛成できない。
僕は孫たちの教育費が先決と思う。
le mardi
18 décembre 2018
6時半、雨、24℃、70%。
雨なのでルブンバシ行きを中止する。傘がなくなっている。クリスチャンが僕が留守にした10月か11月に失くしてしまったようだ。10時までに晴れたら出かけるかもしれない。
le mercredi 19 décembre 2018
6時半、曇り、24℃、70%。
9時半、大家に家賃3ヵ月分を払い、食品をジャンボで買った。今回600ドルの原資は、僕から1500ドルの借金をしていたFからの返金400ドルと僕がアルバイトで稼いだ200ドルからだ。Fの借金は今年1月に返金期限がきていたもの。奥さんが銀行の幹部で、奥さん自身が夫の謝金返済の裏書きをしている。それでも、それは書面だけで返済行為は実施されなかった。やっと先週Fが返金してくれたもの。
le jeudi 20 décembre 2018
6時半、曇り、24℃、72.5%。
選挙後の混乱に備えて食料の備蓄をする。電気が切られたら炭しかない。炭のストックを確認する。
選挙が延期になった。先ずは7日間、12月30日(日)まで。しかし、延期理由が先日のキンシャサの火事とすると、7日で済むわけがないのだがなぁ。
le vendredi 21 décembre 2018
6時半、曇り、24℃、70%。
キプシの街に混乱はない。庭師ジョゼも14時過ぎに来た。
le samedi 22 décembre 2018
6時半、曇り、23℃、75%。
le dimanche 23 décembre 2018
7時、雨、22℃、80%。寒い。
NHK World『がってん』で、「寝たきり老人になる危険を防ぐ方法」を特集していた。1 人に親切 2 社会的交流が、毎日の運動よりも寝たきり防止に役立つとの結論。スポーツが無駄とはいっていないが、肉体的能力の衰えを抑えるだけでは「寝たきり」になってしまうこともあるという警告だ。母のことを思う。デイケアに週4回以上通っているのがいいのかなぁ。しかし、僕が10月帰国中、今日施設でこんなことがあった、あんなことがあったという話は全くなかった。僕は老人ばかりの施設に行きたくない。昔話なんぞしたくない。聞きたくもない。
le lundi 24 décembre 2018
6時半、雨、22℃、80%。
Canal+『Survivant
désigné』(サバイバー、宿命の大統領)は、毎日曜日更新されるシリーズドラマ。アメリカの健全な民主主義が描かれているように思う。トランプに対するアンチテーゼかなぁ。
アメリカのドラマのシナリオは上手いと思う。
le mardi 25 décembre 2018
6時半、晴れ、22℃、80%。
Joyeux Noel !
夜、ホタル lucioleが寝室に紛れ込んでいた。逃がしてやりたいが窓を開ければ蚊が侵入する。窓にも別のホタルが。
le mercredi 26 décembre 2018
7時、曇り、22℃、80%。
今日からGoogleでコートジボワール関連ニューズを受け取るalertを機能させた。
国際捕鯨委員会ICWを日本が脱退した。日本のメディアではいろいろと騒いでいる。けれども僕はインパクトは少ないと思う。捕鯨自体が衰退している産業であり、何れ消えゆく。今の日本でクジラを食べるのはごく少数派であり、南極までいって捕鯨する意味はない。脱退は官僚のエゴに過ぎない。そのエゴを止められないは、政権を支えている国民が無関心だからだ。
小学校の頃、給食でクジラのベーコンが出たことがあった。美味くない。クジラの肉を家庭で食したことがなかった。仙台だから近海で捕鯨したクジラが市場にあったかもしれない。でも僕は知らなかった。南氷洋で捕鯨する映画があった。60年代以前のことだろう。カッコいいと思った。勇猛な男の職場を描いていた。それだけだ。
東京渋谷道玄坂に「くじら屋」という店がある。クジラ専門店だ。前を通っても入る気がしない。珍味なのかもしれないが、珍味でも美味しくない。
ICWは捕鯨産業の秩序ある育成を目的として戦後できた国際委員会だ。クジラの保護が目的ではなかった。しかし、時代とともにクジラは食卓にのぼるものよりも、観光として見るものになった。捕鯨産業がもはや成り立たない。民間会社が南極まででかけることもないだろう。それとも税金で補助金を出すのか。
アフリカ諸国でICWのメンバーになっている国は少ない。エジプトは80年代に脱退した。南アは日本より古いメンバーだが、西アフリカ諸国の加入は21世紀だ。日本が票集めのために加入を要請したのかもしれない。
捕鯨はゾウの密猟とは違う。ただ共通するのは日本政府の自己防衛で、国民のためではない。
le jeudi 27 décembre 2018
6時、曇り、22℃、75%。
30日に延期されたRDCコンゴの選挙。再度延期になるかもしれない。北キヴ州の一部および西部の一部での選挙が来年3月に延期されたからだ。国会議員選挙や地方議会、首長選挙はそれでもいいかもしれないが、大統領選挙は結果が1月15日発表とあるから、結果が出てからの選挙になってしまう。中央選管の決定だが憲法院で30日の選挙が無効と判断されるかもしれない。すると、全選挙が来年3月に延びる。それが一部延期決定の目的かとも思われる。小細工だなぁ。
フランスの「黄色いベスト gilet jaune」運動は分かりにくい。生活不安が原因なのだが、組織化された運動とは思えない。代表者がいない。既成の組合や政党に組み込まれない。いわば無政府運動である。マクロン大統領が出てきた背景と同じと云える。マクロンは「行け、共和国 Repubulique en marche」として吸収して勝利したが、その新しい政党は無党派ノンポリの寄せ集めでもあり政策を立案実施できてもテクノクラートの独走に陥る。特定の哲学がない。民意の反映の場合もあるけれども、切り捨てられる階層も出てきた。それが「黄色いベスト」運動だろう。マクロンは政権維持のため「行き当たりばったり」にならざるを得ない。それがフランスの民主主義なのだ。民主主義を見直して、インターネット時代にそって、直接民主主義が再評価されていいと思う。スイスの「非効率な」民主主義を手本とするのである。民主主義はもともと非効率だ。効率を云々するなら、哲人独裁を志向するしかない。しかし、哲人はそう現れない。私利私欲の凡人独裁者がせいぜいなのである。
le vendredi 28 décembre 2018
7時、曇り、22℃、75%。
トリの丸焼きを初めて試した。オーブンで回転させて焼く。香草はオレガノだけ。塩コショウはした。1時間半。出来は?
今日は野党の大統領候補ファユルからゼネストVille morteの日とされたが、ルブンバシに行ってみると、店は大型スーパー(ジャンボ、プサロ、マ・メゾン等)は勿論露店も全て開いており、人通りはいつもよりも多かった。年末でなくても、ゼネストに参加する店はルブンバシでは少ない。不公正な選挙、一部地域での選挙延期に抗議するゼネストなのだが、連帯 silidalitéなどこの国であるわけがない。公権力を握った側が勝ちなのである。
le samedi 29 décembre 2018
7時、曇り、22℃、75%。
カビラ大統領のTV演説が21時にあった。口調は抑揚がなく静かであった。内容は自画自賛。外国を排除しての選挙実施、自治と民主主義を強調した。また大統領特赦を発表。しかし、特赦は政治犯には及ばないようだ。特定候補者、特に与党からのシャダリ候補応援はしなかった。明日日曜日選挙がありそうだ。
le dimanche 30 décembre 2018
7時、曇り、22℃、75%。
ホタルもそうだが、サルスベリの花が満開、確実にここにも季節がある。季節なく花が咲くのはブーゲンビリア、ハイビスカス。ジャカランダは9月である。
9時、晴れ。
RDCコンゴの投票日。明日からもう荒れるのだろうか。
クリスチャンはルブンバシで投票した。キプシに住所があるのに。失くした選挙人カードの再発行をルブンバシ選管でしたからなのだそうだ。野党のファユルに投票。まわりでは与党候補シャダリに入れた人は誰もいないと。果たして民意はどう反映されるだろうか。もし野党候補が勝ち、政権交代がクーデタもなしに行われるとすれば革命的なことだ。カビラの路線の踏襲を掲げるシャダリを推すのはごく一部の受益者だろうから、多数が野党に傾くのは当然。もしシャダリ当選と発表されればかなりの反発が予想される。
le lundi 31 décembre 2018
6時半、曇り、24℃、72.5%。
17時、停電。まもなく回復したが、電圧が低いのか蛍光灯がつかない。TVと電球だけがつく。こんな低電圧は初めてだ。夜中までこんな状態が続いた。
調理ができない。
日曜日の投票を地元TVでは自画自賛。シャダリ、フユル、チセケディの3者ともに勝利宣言。シャダリが勝てば、内戦か。その力が野党にあるかどうか疑問。フユルならクーデタ誘発か。チセケディの場合も同様の可能性。はたまた憲法院が北キヴ州のベニ市など一部選挙延期を理由に選挙を無効としてカビラ政権継続とするか。