09 avril 2019

3月14日~3月31日 du 14 mars au 31 mars 2019


le jeudi 14 mars 2019
6時半、晴れ、2270%。

8時半、インターネット不通。接続に「制限あり」となっているが「制限」とは不通なのだ。ユニットを消費してしまっても「制限あり」となる。しかし、3月初めに7Gigaあったのだから全部を消費してしまったとは考え難い。2月消費は5Gだった。

マクロンのジブチ、エチオピア、ケニア訪問についてfacebookに投稿しようとしたらできなかった。Mince !
チセケディが昨日ナイロビに飛んでマクロンと会談している。

910分、ネット回復。facebookに投稿。

le vendredi 15 mars 2019
6時半、快晴、2470

Lady Gun Fighter』(Niall Johnson監督、英=ニュージーランド合作、2017年)。19世紀末のニュージーランドが舞台。ストーリーは、夫を殺害され、乳飲み子を誘拐された若い夫人が南部の金鉱山まで子を探しに行くというもの。なかなか見せる映画になっているが、題名がダサいなと思う。

当時のニュージーランドは英国の植民地だ。映画は「西部劇」に分類されていた。同国の独立は1947年と遅い。
ニュージーランドって、全く知らない国だったと改めて思った。ラグビーの試合で、マオリの踊りを見る位だ。それに人口よりも多い羊の国という認識。それにキウィ。しかし、この機会に多少勉強した。

今日、偶然ニュージーランドのモスクで乱射事件があった。テロである。

le samedi 16 mars 2019
6時半、晴れ、2465%。

古琴 guqin グーチン。

1810分、停電。落雷。1840分、回復。

le dernier vice-roi des Indes』(Vice-Roy’s houseGrinder Chadha監督、英国、2017年)。英領インドをパキスタンとインドに分けて独立した当時の話。英国の都合で独立させたわけだ。東パキスタンは現在のバングラデシュだけれども、ガンジーが考えた大インドそのままで、イスラムだからといって分離させる必要はなかったかもしれない。

独立後、インド1974年、パキスタン1998年、ともに核保有国になってしまった。
映画の主人公マウントバッテンLord Louis Mountbattenは、1979年、アイルランド紛争のとき、暗殺されている人物。

le dimanche 17 mars 2019
6時半、曇り、2467.5%。

Le jour de mon retour』(James Marsh監督、2017年、英国)。
1968年、無寄港世界一周ヨットで失敗したDonald Crowhurstの話。1962年の堀江謙一のことを思い出した。地理学者の父は海流に乗れば、生死は別として(これは僕が付け加えた科白)、太平洋を横断できるのは当たり前だが無謀だと云っていた。しかし、冒険は冒険で、地理的計算をしていたにしても、大洋を一人で渡るのは誰にでもできることではなかろうと、今、思う。

le lundi 18 mars 2019
7時、晴れ、2470%。

昨夜はインデアン・ウェルズの決勝戦で、フェデレルとティエムとの対戦をTV観戦しようと起きていた。カリフォルニアとコンゴのルブンバシでは9時間の時差がある。西海岸の昼間はこちらの夜中だ。結局寝てしまった。TVはつけっぱなし。夢の中で気づいて起きたら丁度朝3時、ティエム優勝の表彰式だった。夜はどうも弱い。起きていられないのである。受験勉強で徹夜したこともない。除夜の鐘を聞いたのは20歳になってから。未だに21時には眠くなる。東京の居酒屋で飲んでいれば多少眠気が遠のくが、家への帰りの電車で寝てしまう。

サテライトTVで映画など番組をみているのだが、暴力シーンが多い。殺人など日常茶飯事である。コメディーでもアクションものでも。米国制作のだろうとフランスものだろうと暴力の氾濫だ。ピストルだ、マシーンガンだ、カラシニコフだ。

そこで子供向けファミリー番組を見ることが多くなる。暴力シーンがないとほっとする。ところが、デスニーの『Le livre de la jungle』(The Jungle Book、ジョン・ファブロー監督、2016年)では、悪者はやっつけなければいけないから、トラと巨大サルが犠牲になっていた。オオカミ、クマ、黒ヒョウは善玉で可愛く(かわゆく)描かれていた。世の中には悪い奴もいるというレアリストで、しかし、悪玉は殺されねばならないのか。改心すれば仲良くなれるのじゃないかしらむ。ま、ガンが出てこなかったから、ましか。

映画の原作はキプリングである。彼の詩を大学の授業で朗読してくれたのは、米国から招かれた先生だったかなぁ。キプリングの児童向け小説とどう違うのか、同じなのかはよくわからない。

le mardi 19 mars 2019
6時半、曇り、2470%。


映画『Yaaba』を再度鑑賞した。1989年の作品だ。確かに詩的であり絵画的でもある。ブルキナファソの村が舞台だ。サバンナの国だがいくつもの川や湖があって水には恵まれているようだ。撮影は首都ウアガドグから見ると北西のOuahigouya地方でなされた。マリ国境に比較的近い。
ところで、シーンは美しいのだが、村に電気も水道もない。水は数キロ先の川に汲みに行く。プラスチックの入れ物が殆どなく、ヒョウタンなどの植物を乾燥させた入れ物を使っている。電気がないからTVもラジオもない。バスもなければ、自動車の姿もない。雑貨店もない。ロバの背中に農産品や民芸品(かご等)を乗せて街に行っているようだが、貨幣経済から遮断されているように見える。ガラス製品も家にない。子どもたちは裸足で駆け回っている。企業の広告看板も一切ない。だから牧歌的で詩的なのだ。とすれば、時代がいつになるのだろう。
なお気づくことがある。
蚊とハエがいないのである。これは不思議だ。砂漠のオアシスにはハエが多い。身体中にまとわりつく。サバンナの病気はマラリアだ。蚊が媒介する。ましてや水が近くを流れていると蚊が多い。

ブルキナの独立は1960年である。それから30年後の映画だと思うと、いささか「アフリカ的」が行き過ぎじゃないかと思うようになってきた。
ブルキナに、アフリカに誤解を招く映画といえそうだ。

le mercredi 20 mars 2019
6時半、晴れ、2470%。

le jeudi 21 mars 2019
7時、曇り、2470%。

目覚ましが6時に鳴らなかった。

RDCコンゴの在日本大使館が浅草橋から南麻布に移転していることを今知った。臨時大使を10年近く勤めていたラファエル・ムウェンダ氏が帰国、ラマザニ氏が去年2018年新大使に任命されたが、実力者なのかなぁ、カビラから金を引き出せたのだろうか。
浅草橋の大使館はコンゴがザイールだった時代の末期に世田谷にあった大使館から引っ越したところだ。4階建てで臨時大使も中に住んでいた。
ラマザニ新大使は、5年以上も前から2等参事官(2eme conseiller、この職は日本大使館では存在しない。日本大使館では大使の次席として参事官がある、2等参事官はない。2等書記官2eme seretaireはある)として日本に赴任していたようだ。ネットによると「ヤクザ」などともいわれているから、カビラからの金というより「稼ぎ出した」金があるかもしれない。
何れにせよ一等地に大使館を構えるようになったものだ。

Carlos』(Olivier Assayas監督、仏独合作、2010年)。ニッサンのカルロス・ゴーンの話ではない。1975年ウィーンで開催されていたOPECの閣僚たちを拉致して有名になったテロリストのカルロスの物語である。
一連のフランスでのテロ事件の責任者として、フランスから訴追され、スーダンで拘束されてフランスに送られて裁判を受けることになった。フランスでは死刑が廃止されている。g現在、無期懲役で悠々自適だ。
ベネスエラ出身のカルロス、チャベスから「革命の勇士」と称賛されている。
しかし、テロの成果を考えると、何がどう変わったのか、パレスチナの開放もない、フランスの外交政策が変わってもいない、アラブ諸国の団結もない、成果は結局全くなかったとしか言いようがない。
テロが革命運動と結びつくに至らない場合、テロは切り離されて犯罪にしかならないのだ。テロリストの自己満足で終わる。それがカルロスの場合ではないだろうか。

le vendredi 22 mars 2019
6時半、晴れ、2465%。

le samedi 23 mars 2019
6時半、快晴、2560%。

乾季が近づいてきた。まだ雨が時折ふるだろうが、数週間後には完全に乾季にはいろう。すると、雨は6か月間カタンガでは降らない。

85分、停電。停電はしたが断水になっていない。ということはキプシ全体の停電ではないようだ。11時、回復。1415分、再び停電。15時、回復。今度は断水。ネット不通。

le dimanche 24 mars 2019
6時半、曇り、2665%。

le lundi 25 mars 2019
6時半、曇り、2465%。

マーゴちゃんの子は222日生まれ。4週間と数日経った。子たちは飛び跳ねるようになった。

le mardi 26 mars 2019
6時半、曇り、2460%。

le mercredi 27 mars 2019
6時半、晴れ、2460%。

le jeudi 28 mars 2019
6時半、晴れ、2465%。

洗濯を始めたのが遅かった。10時半、断水。待つより仕様がない。

Felix Auger-Aliassme君がマイアミで準々決勝進出。ナダルやフェデレルみたいに天才なのかもしれない。トーゴとカナダとのハーフというのが気にいっている。彼はトーゴという国に行ったこともないかもしれないが。

アフリカの血が入ってるテニス選手は何人かいる。古くはフランスのYannick Noahだ。父親がカメルーン出身。ノアはローラン・ガロス(仏オープン)で1983年に優勝した。後に歌手としても成功している。現役選手ではJo Tsongaがいる。父親がコンゴ(RDCコンゴの北の隣国)の出。Gael Monflsは黒人系だが、両親がカリブ海のフランス領の出身。

アメリカにはWilliam姉妹やTaylor Townsendがいるし、最近では若い21歳のFrances Tiafoe君がいる。ティアフォ君の場合はシェラ・レオーネからの移民の子だ。

日本の大坂ナオミちゃんは父親がハイチでカリブの島国。直接アフリカではない。ハイチは1804年には独立宣言をしている。世界最初の黒人独立国である。

le vendredi 29 mars 2019
6時半、快晴、2465

インターネット不通。プロバイダーAfricellの不具合。15時、やっと回復。

昨日からキーボードの「i」の調子が悪い。強く何回もキーを打ってやっと入力できる。今使っているPCはまだ間もなく3年目に入るが。

マーゴの子のうち男の子を養子にだした。生後4週間。女の子はまだ母親のミルクしかのめないので、あと少し家に置くことにした。仔猫の需要は結構ある。ネズミが多い所為だろう。男の子はまだ小さいに違がないが、鳴き声だけでネズミは逃げる。

ヒトは死ぬ。ヒトだけではない。命あるものは何時か滅びる。細菌だって同じことだ。では死後はどうなるのか。死んでみなければ分からない。けれども仮説をたてることは出来る。天国に行く、地獄に堕ちる。僕は次元を考える。
僕らの体験できる次元は4までだ。しかしn次元がありそうだ。宇宙のビックバンやブラックホールを説明する理論がある。どうもまだ仮説で証明が出来ないらしい。ぼくはそこが神の世界だと思う。時空を超えるのだ。

le samedi 30 mars 2019
6時半、快晴、2457.5%。

3時、停電。6時、回復。645分、停電。745分、回復。

le dimanche 31 mars 2019
6時半、快晴、2455%。

今日からパリは夏時間。ルブンバシ(キプシ)と時差がなくなる。
ルブンバシと日本との時差、7時間に変わりはない。フランスは冬時間を止めてこのまま1年中夏時間になるかもしれない。となると、冬期には早く暗くなるのかな。ともかく欧州の冬は嫌いだ。寒いし、夜が長い。

亀井伸孝という方がTweetに書いている。アビジャンにいたことがある。愛知県立大の先生だ。連絡を取りたいがTweetの私信をクリックしても、彼のホームページの何処を探しても連絡先がない。面白い意見を述べる方だが、メイルを受け取るのが迷惑なのか、連絡方法を明示してくれないようだ。