le samedi 1er juin 2019
アビジャン、7時、曇り。
le dimanche 2 juin 2019
アビジャン、6時半、曇り。
夜21時半ごろ停電。アビジャンのここココディ区では珍しいことである。しばらく待っても回復しないので寝てしまった。多分30分以内に回復したのだろうが不明。
le lundi 3 juin 2019
アビジャン、6時、曇り。
le mardi 4 juin 20019
アビジャン、7時、曇り。
僕の誕生日。
誕生日だからといって何ということもない。
正月と同じ。昨日と明日に挟まれた日。
le mercredi 5 juin 2019
アビジャン、5時、晴れ。
je suis crevé.
le jeudi 6 juin 2019
アビジャン、6時、晴れ。
19h00,
épuisé.
mais ça
va, je me repose à la maison tranquillement.
le
vendredi 7 juin 2019
アビジャン、6時、晴れ。
trop bu ?
chez les coréens.
le samedi
8 juin 2019
アビジャン、5時、晴れ。
on a fêté
mon anniversaire du 4 juin chez Assayam à Grand Bassam. 70 000Fr. 海を眺めて、ソル・ムニエール。舌平目。
je viens d’acheter une batterie
pour mon appareil Samsun Galaxy J1 ace. 正規のサムスンの店では、J1 aceは型が古いとのことで、もうそれに合うバッテリーの在庫はないという。古いといったってこのスマフォ、買って3年しかたっていない。バッテリーの標準化をすればいいのに、新しいスマフォが出るたびにバッテリーの形状が変わるのである。いまいましいやり方である。tout près du Palais de Sport à
Abidjan, il y a un marché nommé Marché de Samusun. 要はブラックマーケットだ。そこにJ1 ace用のバッテリーも売っていた。売り子は「正規品です」なぞと云っていたが、しかし、このバッテリー、まがい物に違いないと思う。熱を発してスマフォをパーにしなければいいが。
le dimanche 9 juin 2019
アビジャン、7時半、晴れ。聖霊降臨祭。
プラトー区のカテドラルから大統領府まで歩いた。日曜日とて人通りはない。南バス駅で21番に乗ってウフエ・ボワニ大学まで行き(200フラン、40円)、そこでタクシーをひろい(1000フラン、200円)、ショッピングセンターCap Nordへ。
le lundi 10 juin 2019
アビジャン、6時半、曇り。
朝、通りに出たら、車が少ない。あっ、聖霊降臨祭の翌日、月曜日も祭日だ。アビジャンはイスラム教の祭日も祭日なら、キリスト教の祭日も祭日なのだ。
le mardi 11 juin 2019
アビジャン、6時半、曇り。
朝方シャワーを浴びていたら水が細くなった。昼、外から帰って来たら断水だった。アビジャンでも断水になるのか。亀井伸孝氏のアビジャン日記ではヨプゴン区で断水の毎日だったが、ココディ区では、僕が滞在した去年5月、11月とも断水がなかった。今回も今日が初めてだ。14時、回復。
le mercredi 12 juin 2019
アビジャン=アジスアババ、6時、晴れ。
10時半のエチオピア航空でアジスアババにシフト。
Debre Damo
Hotel、601号室。サロン付の広い部屋、バスタブ。ところが栓が無くバスタブは、踵で出口を塞がなければ風呂に入れない。止~めた。
le jeudi 13 juin 2019
アジスアババ=キプシ、晴れ。
正午ザンビアのンドラ空港に着いた。キトウェのパオラさんのところに寄ったが、国境を越えられそうなので、思い切って14時過ぎカスンバレサに向かい、16時コンゴに入った。
乗合タクシーが15000フラン。夕方で、みんながルブンバシに帰るからか、ルブンバシから国境に向かう車は7000フランが最高限度だが、運転手が足元を見る。
ルブンバシの入り口の街、マチピシャで交通渋滞。そこで、ルブンバシからキプシに帰るため、普段なら乗合バスタクシーを利用する(1500フラン、1ドル)ところ、タクシーを奮発した(30ドル)。運転手にマチピシャが混んでいるからゴルフ地区からキプシに行くように指示。タクシーには僕が乗る前から運転手の友だちと称する若い男が乗っていた。ゴルフ地区に向かったはいいが、僕の知らない道を通る。怪しい。夜中タクシーに乗ると、助手などという男が既に乗っていて、目的地とは違うところに連れていって、強盗に及ぶタクシーがあるとはよく噂で聞く。そのために昨年全てのタクシーの色を黄色く塗ってしまう法律が出来たらしい。でもタクシーが減ったとはついぞ聞いていない。その手のタクシーに乗ってしまったかと身構えたが、途中で旧知の道に出た。
アビジャンでもタクシーの運転手は同じで、空港から街中へは10000フラン(20ドル)も払ったが、今回、空港に向かう車は、携帯のアプリを使ったら3200フランと半分以下。値段交渉もいらない。このYangoというアプリには助かった。
le
vendredi 14 juin 2019
7時、快晴、18℃、52.5%。
寒い、寒い。クリスチャンが今週月曜から暖房をいれていた。Il a raison. どうせ電気代は一括請求でメーターを考慮していない。電気節約の意味がない。
アビジャンとでは10℃以上の差がある。やや高地のカタンガだから、ここは日本に比べれば遥かに赤道に近いが、6℃くらいの差は当然ではあるが。
le samedi
15 juin 2019
6時、快晴、18℃、50%。
この寒さ、8月末まで続く。快晴は10月末まで。
アラン・ドロンもJP ベルモンドも既に80歳代。アラン・ドロンは今年カンヌ映画祭で名誉パルム ドール賞を受けて、メディアに再登場した。83歳のドロン。Canal+に今朝でていた。相変わらずベルモンドとの対抗意識がつよく、「俺は学校を出ていないからね、叩き上げの映画人生なんだ」と息巻いていた。20年前と変わらない。しかし、老いは争えないなぁ。美青年の代表だったドロン。白いひげを生やしたドロン。決して美しい老人とはいえない。妻カルメンは60過ぎたドロンがいいと云っていた、若いドロンはダダのガキ、坊やだと。僕はガキのドロンの方がいいね。
チャンネルをまわして、たまたまインタヴューをみたのだが、はじめ、ドロンとは思えなかった。話しぶりからドロンかぁと、認識したけれども、見た目は普通の老人じゃないか。誰だろうと思った。
Phlight(多分商品名)という電球を買ったら、非常に明るくて電球が熱くならない。LEDランプらしい。技術革新だ。
le
dimanche 16 juin 2019
7時、快晴、18℃、50%。
le lundi
17 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
是枝佑和監督。
『万引き家族』(Une
affaire de famille)。アビジャン=アジスアババ間エチオピア航空機内で鑑賞。
『三度目の殺人』(The third
murder)。Canal+で鑑賞。
le mardi 18 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
12時15分、停電。昨夜にも停電があった。22時。回復したのが何時か分からない。寝てしまったから。12時45分、今日は回復がはやかった。
le
mercredi 19 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
Il fait
toujours froid et j’ai froid.
c’est
comme ça chaque année.
la coupure
d'électricité encore à midi.
le jeudi
20 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
11時45分、スマホで映画をみているときに停電。16時、回復。
是枝作品を続けて観る。携帯会社がボーナスで6Gくれたので映画をスマホで見ることにした。
『DISTANCE』。(カルト教団secteにまつわる話)。
『ワンダフルライフ』。(面白いと云えば面白いけど。生前のベストの思い出ねぇ)
le
vendredi 21 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
今日も12時に停電。15時、回復。
電気工事かなぁ。何をしているのだろう。
15時に電気が回復したので、オジェル=アリアシミ君とチチパスの試合が見られる。二人の若者の試合、オジェル君が制した。
『海よりもまだ深く』。(売れない作家の話)。
身につまされるようなストーリーだ。俳優さんたち上手い。樹木希林、上手いよね。団地生活などしたこともないと思う希林である。彼女、渋谷神泉、ギニア大使館近くに大抵宅を構えていた。しかし、と思う。
le samedi 22 juin 2019
6時半、快晴、17℃、50%。
『是枝裕和x立川談春』。TV番組の対談。1時間40分にもわたる対談だ。面白かった。『万引き家族』の撮影を丁度開始していた時の対談となっている。是枝監督は小津安二郎監督によく比較されるのだそうだ。僕にとっては二人とも「つまらない」のだなぁ。小津は退屈だし、是枝は面白いところもあるが、世界が狭いと感じる。
ま、カンヌでパルムドールをとったけど、西欧の「誤解」がそうさせるのだろう。是枝作品を集中して観たけれど、「一本見ればいいや」という気になるのだ。
カンヌの連想で衣笠貞之助『地獄門』。これは歴史観光映画だね。
でも、監督って商売、いいなぁと思う。なりたかった。俳優にもなりたかったなぁ。簡単に生活の方向転換をして、監督にも俳優にもなれると思ったのだが甘かった。専門の学校に通って、こつこつと修行しなきゃいけない。そうなのかぁ。
映画監督になるには監督になりたいという強い意思がなければならない。
後悔はしない。棒はなににもならない、なれなかったけど後悔はないよ。
重曹とお酢を使って、湯沸しポットのカルキを落とす作業をする。そうしようと思ったら断水だった。汲み置きの水を使用。
le dimanche 23 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
ルブンバシで日本から出張されたS氏に会う。サレジオ会の宿舎に泊まっていた。
le lundi
24 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
ルブンバシのムゼ・マーケットでタンザニア米を買った。タンザニア米としてここで売っているのは日本米に近い。タイ米とは違って炊くと粘りがある。
重量では売っていないので、升(ます)で買う。1袋25㎏だと多い。家に置いて置くと虫が湧く。そこで升で5杯とした。3万フラン(18ドル75)。10㎏とすると日本よりも安いのかなぁ。でも質が違う。ごしごし洗うと米が割れる。石なども良く混入している。
袋に半分くらいとなった。
バスの後部に置いて運んだのだが、キプシの終点についてみると米袋がない。クリスチャンがバイクで戻って探した。バスの運転手によるとコタ・マイニングのところで他の荷物と一緒に下したというのだ。なかなかクリスチャンが家に戻ってこない。1時間ほどしてやっと帰ってきた。米袋はギリシャ正教の農園の近くの村まで取り返しに行ったのだそうだ。持って行ってしまった主婦は、「バス停に置いておけばバイクの運ちゃんが盗ってしまうから家に持ってきた」と云ったという。でも、置き去りにされた米袋を家に持って帰る行為は「盗み」じゃないのか。どういう精神かと思うが、これがコンゴだね。素直に返してくれたらしいけど。
le mardi 25 juin 2019
6時半、快晴、18℃、47.5%。
フェデレルとサンプラスの試合、ウィンブルドン2001年をYoutubeで観戦。スター誕生の瞬間だった。フェデレル19歳。
僕はその時、祖師谷にいたんだなぁ。
12時05分、今日も昼の停電が始まった。Merde ! 14時半、回復。
le mercredi 26 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
昼停電、14時半に回復。
le jeudi 27 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
12時05分、停電。毎日正午に停電のようだ。11時20分にアラームを設定し、昼前にランチの準備ができるようにした。期待通り14時05分に回復。
18時25分、停電。うわ~。
夜の停電は困る。最低だ。
直ぐに回復すると思ったが長く続いた。夜中2時頃に起きたら回復していたが何時回復したのか分からなかった。空腹を抱えて寝てしまった。
le
vendredi 28 juin 2019
6時半、快晴、18℃、50%。
12時ジャストに停電。なんと13時半に回復。この不規則さ加減がコンゴらしい。ま、早く回復する分には文句がない。
15時、隣の床屋エスドラス君のところで整髪。短髪とする。染めない。キプシは2000フラン(123円)。ルブンバシなら1000円以上する。
新しいパン屋でブリオシュ製(ルブンバシの老舗)の粗挽き粉のパンを購入。高い。4000フラン(267円)。店番をしていた青年がクリスチャンと同じマペンド校出身者だった。
野生動植物、特に動物の生態を映した映画を観るたびに思う。どこまで真実なのだろうかと。編集されているから、何処までが本当なのかわからない。
ライオンがシマウマを襲うにしても、カバが水浴しているにしても、クジラの子がミルクをのんでいるにしても、どう編集されたのか疑ってみないといけない。バックミユージックによって動物の行動が擬人化されてしまう。
同様なことが多い。廃棄物汚染のフィルムをみていると、世界中にもはや清流はない、綺麗な海はない、となる。ところが、イルカがでて来るフィルムをみるとゴミなどどこにもない。キリンがテリトリー争いをしている場面にペットボトルは落ちていない。
ドキュメンタリーと名付けられた作品、映画にせよ、文字媒体にせよ、何処までが現実なのか判断が難しい。演出、「やらせ」、編集、意図的方向づけ、感動的音楽の挿入、それらによる観る者への操作はドラマ以上かもしれない。
le samedi
29 juin 2019
7時、快晴、18℃、50%。
キプシのATMが故障で、ルブンバシまで行かざるをえなかった。庭師ギGuy薫の給与を払わねばならないからだ。ルブンバシは明日独立記念日が日曜日にあたり、前日が休日となりスーパーも全て閉まっていた。16時、ギ君に給与を渡した。
彼はカスンバレサにいる祖父が病気で、見舞いに行くとのこと。来週月火を休暇。
le dimanche 30 juin 2019
7時、快晴、18℃、45%。RDCコンゴ独立記念日。
独立から59年。アフリカの多くの国は独立時よりも経済状態が悪い。RDCコンゴも例外ではない。モブツ独裁時代、ザイールはそれなりの存在感を示したが、今は、電気、水道、鉄道、道路ともに70年代の水準を割っている。
『潮騒』。1954年の映画をたまたまスマホでみた。僕が小学校の時の映画で映画館でみたことはない。原作は三島由紀夫の小説。映画化では最初のもので、新治を久保明、初江を青山京子が演じている。このお二人とも80歳代でご存命。勿論写真をみるとお二人とも当時の面影はない。僕だって同じことだ。老体を晒している。
小説『潮騒』は大学生になってから読んだはずだがストーリーを全く覚えていなかった。54年の映画は小説の筋をかなり忠実に追っているようだ。牧歌的。現地神島のロケだという。三島が取材時から時間差がない島の様子が描かれているということだ。「映画館もパチンコ屋も、呑屋も、喫茶店も、すべて「よごれた」ものは何もありません」という。今はどうだろう。電気、水道があるようになっている。『潮騒』のお陰もあって観光地となったようだから、喫茶店くらいあるかもしれない。ケーブルTVも入っている。行政的には鳥羽市の一角。熱帯の島ではないけれども、夏ならビーチを楽しめるかなぁ。過疎化は進むけれど、「恋人の聖地」だそうだ。でも、一時帰国時に行ってみたいとは思わない。
三島の本は大抵読んだ。最後の『豊穣の海』は最終巻『天人五衰』から読み始め『春の雪』まで読み進んだ。三島のテーマが「輪廻転生」ならば、初めと終わりがないと思ったからだ。どこから読み始めてもよいはずである。