le mardi 1er décembre 2020
6時、曇り、31/25℃、26℃。
日本大使館で戸籍抄本をもとにフランス語の出生証明書を作成してもらった。6000フラン。
le mercredi 2 décembre 2020
6時、晴れ、30/26℃、27℃。
大学病院で会議。
le jeudi 3 décembre 2020
6時、晴れ、30/26℃、26℃。
昨日2日、ジスカール・デスタン元フランス大統領が亡くなった。
ジスカールが中央アフリカ国(首都バンギ)の独裁者ボカサから大粒のダイアを贈られていたというのでスキャンダルになり、結局ミッテランに選挙で負けてしまう。
しかし、ことをばらしたのはボカサで、彼の失脚を画策したしたのがジスカールだと恨み骨髄で、あることない事をべらべらとしゃべったとも考えられる。確かにボカサはダイヤをジスカールに土産として贈ったらしい。ジスカールはこのダイヤを売って中央アフリカ赤十字に寄付したという。とんだスキャンダルで、結果、14年間のミッテラン政権が出来たという裏話に繋がる。
HPプンタターのインクを、プリンターを買ったアジャメの店に求めに行った。タクシーで出かけたが店に着く前で降りてしまって、猛暑の中をちょっと歩いて、初めて「くらくら」としてしまった。店で純製品ではなく注射器でカートリッジにインクを注入する、ちょっと怪しいインクを勧められて買った。同時に純製品も購入。1万フラン+2万8000フラン。
家で印刷を試したら、純製品でなくても機能することが確かめられた。注射器は薬屋で店の人が買ってくれた。1本100フラン。
プリンターは安いが、インクが高い。
le vendredi 4 décembre 2020
6時、晴れ、36/26℃、26℃。
le samedi 5 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、27℃。
ショーン・コネリーが亡くなって、毎日Canal+で『007』特集。第1回目の作品が1963年日本公開されている。ほゞ60年も前だ。僕は映画館で『007』を見ていないと思う。話題になっても特に見たいと思わなかった。TVでは年末などに『007』全作品などが放映されている。
ボンドガールの神話はショーン・コネリーとともに生まれたのだろうか。ショーン・コネリーはオジサンでそんなにセクシーとは思わないが、女性は征服の対象でしかない。『007』のシナリオが書かれた1960年代はセクシストが大手を降って歩いていた時代だった。
な、それにしても感動するような映画じゃない。暴力的で、人が良く殺される。
le dimanche 6 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、26℃。
le lundi 7 décembre 2020
6時、雨、31/26℃、26℃。
le mardi 8 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、26℃。
le mercredi 9 décembre 2020
7時、曇り、30/25℃、27℃。
『Waves』(Trey
Edward Shults監督、米国、2019年)。大学をスポーツ選手枠で受けようとしている青年が、恋人を殺してしまう。通常は青年が殺人を犯すところか、判決を言い渡されるところで映画が終わる。この映画の後半は、加害者の青年の妹の話が中心になる。淡々と描かれていく。
愛と赦しというよりも、人生はかく流れていくのだと僕は解釈した。
le jeudi 10 décembre 2020
6時、晴れ、30/25℃、26℃。
le vendredi 11 décembre 2020
6時、晴れ、30/25℃、26℃。
le samedi 12 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、26℃。
ムソシの子どもたちのことで、ロンドンにいるフランス人女性から先ずFrance24の報道についてFBのメッセンジャーで質問が来た。先月11月30日のことである。ムソシの子どもたちのことならと思い快諾した。
この女性は、子どもたちのことを「記事に書きたい」というからにはメディアの人かもしれない。日本語が達者でFBのページに日本語、フランス語、英語で投稿している。少しでも多くの人々にムソシの子どもたちの存在を知って欲しいから、何でも質問に答えると云ったが、熱心に質問を続ける姿勢がない。メッセンジャーで呼び出しても応答せず、忙しいとか都合があわないとか、話が進まない。
人騒がせである。
le dimanche 13 décembre 2020
6時半、晴れ、30/26℃、27℃。
『The age of
Shadows』(邦題『密偵』、キム・ジウン監督、韓国、2016)。日本が朝鮮半島を植民地としていた時代の警察に務めていた朝鮮人の話。日本帝国の手先として朝鮮の独立運動家を弾圧した。
日本の植民地時代は本当はどうだったのだろうか。日本国内でも特高など、理不尽で暴力的な警察があった時代だ。
植民地時代と云うと、日本もフランスも、やれインフラを整備したとか、教育制度を整えたとか、植民地開放後に役立った点を植民地政策擁護で挙げる。日本は朝鮮半島に多大な投資をした。確かにその面はあるだろう。しかし、それは「誰のために」ということが抜けている。
le lundi 14 décembre 2020
6時、晴れ、31/25℃、25℃。
クリスチャンが給与をやっと払ってもらった。契約書も発行された。
ところが、労働契約書ではない。給与Salaireではなく補填Indemnitéになっている。労働契約ではなく民法上の契約で身分は訓練生Stagiaireで労働者Travailleurではない。
注意深く労働法を回避している。6か月契約で更新可。実際はこれが2年間続き、2年後に社員となれる可能性があるという。
この契約は、日本では勿論違法である。コートジボワールでは脱法にならないのか。法廷で争えば多分勝訴できる。実質的に労働を提供しているのだから、本来は法律で守られるべきだ。しかし、法廷で争っても雇用者側が敗訴しても、雇用者の責任が重く問われる、例えば業務停止、会社解散命令が出る、というようでなければ、雇用者は痛くも痒くもない。通常なら、裁判をするよりも行政指導を当局がすべきところである。
労働者は、失業率が高く、仕事をみつけるだけで大変なので、泣き寝入りする。
le mardi 15 décembre 2020
6時、晴れ、31/25℃、25℃。
チコちゃんをつれて7時15分に家を出て獣医のところへむかった。
チコの去勢手術をするためだ。約束の8時に遅れると電話したら、来週にしてくれという。それを断って、8時15分に着いた。着いてみるとそう忙しそうでもない。麻酔が切れる11時にまた来いと。
11時に行くと、チコはまだ朦朧としていた。家についてもふらふらと酔っぱらいのように歩く。
コンゴでは家のネコちゃんたちに去勢手術を受けさせなかった。獣医を信用しなかったからである。
ここでは、動物愛護協会からチコを受けったときに、手術代金を徴収され手術実施を義務付けられた。
午後15時半になってもまだ意識がはっきりしていないようだ。麻酔が強すぎたのではないか。そういえば術後なのに抗生物質も処方してくれなかった。大丈夫かな。
le mercredi 16 décembre 2020
6時、晴れ、03/26℃、26℃。
チコちゃん、ほゞ正常。旺盛な食欲あり。よかった。
「心配したよ、チコ君」。
クリスチャンが欲しいという自転車の前金5万フランを払った。前金を出さないと真剣に取引してくれないと感じたからだ。
le jeudi 17 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、26℃。
Zoomを使ったビデオ会議が3時間。これは疲れた。
クリスチャンが自転車に乗って帰ってきた。ライトは電池かつLed、車輪に発電機をつけてライトをともすシステムは自転車屋にもう古いと云われた。そうなのかぁ。
滅多矢鱈とギアがある。
心配なのはスピードの出し過ぎ事故だ。ヘルメットが欲しいがなかった。どこかで調達しなくっちゃいけない。ここの自動車は危ない。道路法規なんて守らない。
le vendredi 18 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、26℃。
会社設立のためにCEPICIに行ったが、2時間待たされて結局アポイントの取り直しになった。空振り。
le samedi 19 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃、26℃。
フランスの大統領マクロンがCovid-19感染。別荘で療養中。
マクロンは何処で感染したのだろう。誰も詮索しない。彼は常にマスクをしていた。閣議なども周りの人たちと物理的に距離を保っていた。充分に注意していた筈だ。なのに、と思う。
21日の週、レバノン訪問予定だったようだがキャンセル。
今日はミス・フランスのコンクールがあった(TF1局)。このコンクール、ジェンダー平等の見地からいろいろと批判がある。分からないことではないが、筋肉隆々のミスター・コンクールよりも面白い。ミスターには知性が要求されない。ミスには知性も教養も必要なのだ。
ミス・ノルマンディー2020がミス・フランス2021に。 去年のミス・グアドループのクレマンス・ボティノさんだった。 |
結果は、ノルマンディーのアマンディーヌ・プティさんがミス・フランスに選ばれた。代表者たちはみな美しい女性だった。今年のコンクールは100年記念の年だったそうだ。タヒチ代表だけが参加できなかった。Covid-19流行の所為。
美醜というのは差別に違いない。その価値は相対的だ。だが、差別。
le dimanche 20 décembre 2020
6時半、晴れ、31/26℃、26℃。
最近、NHKWorldでは、日本人の名前を苗字から表示すようになった。TANABE YoshiahruでYoshiharu TANABEではなくなった。日本で読書きする順序に改めている。これは、例えば、習近平と読書きし、海外メディアもXi JinpingでJinping Xiとは絶対に云わない。それに習ったナショナリズムの表れなのかもしれない。
le lundi 21 décembre 2020
6時、曇り、31/26℃、26℃。
日本で『鬼滅の刃』(漫画および映画)が社会現象になっているんだって。知らなかったなぁ。Wikipediaフランス語版をみたら、非常に詳しく記事が書いてある。えっ、と驚く。その漫画家が吾峠呼世晴という。でも性別も分からない。生年月日も89年5月5日というのだが本当かどうか分からない。謎なのである。ふ~ん。
CEPICI手続き終了。タナベ商店がこれで開ける。
今朝8時に9901に電話すると1時間後に電話せよという。9時過ぎに電話をしたら、今日午前10時半のアポイントなら可と。まだ1時間とちょっとあったので、OKと答えて、9時50分に家を出た。タクシーを拾い、10時15分にはCEPICIに着いた。
受付で今日も4階のチーフAllouさんの所に行けと云われた。先週Sylvianeさんがとってくれたアポイントを断ったチーフのところだ。今回は待合室で待てと、一応丁寧。10時45分になって呼び出しがかかり、担当の名前を書いた紙の切れ端をくれた。
担当の部屋でまた待つこと30分。
担当が書類をチェック。ボモワさんがもうチェックしているといっても、チェックを続け、
先ず、家の契約書が汚い、署名日付が書き直されていると文句をいう。日付はボモワさんが直したからだと説明すると、例のチーフのところにお伺いをたてに行ってから、これでも仕様がないとなった。
家の付近の地図はGoogle Mapをプリントアウトしたものだったが「手書き」地図でないといけないという。馬鹿な。白紙の紙をくれて、これに地図を書けとのたまわった。手書きで地図を書き終わると、Google Mapの地図をホチキスで一緒に留めている。手書き地図でわからなかったら、Google Mapを参照するからだと、平気でいった。かってにしろ。
手続き料が〆て89 000フラン、プラスするにスキャン代金が加わって91 000フランを3階の窓口で払った。たまたま10万以上を持っていた。先日チコちゃんが断種手術をしたので、動物愛護協会が預けたギャランティーを返してくれたため持っていた現金だ。
もっと要領よく手続きを開始すれば、CEPICIには3回行けば済んだことかもしれないが、結局5回通ったことになる。何が窓口一本化Guichet uniqueだ。Jetroに紹介されたCEPICI本部のキャロル部長、そのキャロルさんからまわされたシルヴィアンヌさん、彼女が担当として
回したボモワさん、そして会社創設部の係長アルさん、そのアルさんが回した担当さんと一体何人と会ったのか。5人だ。
しかも、「手続き終わったよ、支払いもね」と報告に行ったアルさんは、会社登録の首尾は後日電話すると云っただけ。On va vous appeler。これは文法上、近未来である。「何時、明日、来週、来年?」と迫ると「On va vous appeler」と繰り返した。
le mardi 22 décembre 2020
6時、晴れ、30/24℃、24℃。
左足の小指の付け根が痛い。ちょっと腫れている。痛みはパラセタモルで緩和させた。サロメチールの元となったボームバングBaume Bengueというのがフランスにあるらしい。薬屋で訊いてみよう。サルチル酸系の塗り薬だ。
オッソブッコ成功。
オッソブッコを煮込んでいた時にガスがなくなった。クリスチャンに急遽ボンベを持ってガスを買ってきてもらった。5400フラン(1100円)。
炊飯器から煙、電気のコードをつなぐ部分か焼けていた。この炊飯器はルブンバシから持ってきた小型炊飯器。ジャンボで買ったのだが、それも確か今年のこと。中国製。
le mercredi 23 décembre 2020
6時、晴れ、30/25℃、25℃。
炊飯器を中国人の店で買った。アビジャンモールのOrcaにもあったが、1.8Lと大きすぎる。中国人の店でかった炊飯器も使っていたものより一回り大きい。コンセントが問題だった。ザンビアや南アで使用している英国型のコンセントだった。その場で気付いたのは幸いで、アダプターもあわせて買った。コートジボワールやコンゴなどフランス語圏アフリカのコンセントは欧州大陸と同じだ。
ついでに冷凍の餃子を仕入れた。豆腐は最近近くのショッピングセンターで売っているので買わなかった。
家の家賃を10か月分纏めて払った。大家が家賃を10%≪引くので纏まった金を入れて欲しいと懇願してきたからだ。今の家の敷地で工事をしていて現金が必要なためという。
le jeudi 24 décembre 2020
6時、晴れ、30/25℃。クリスマス・イヴ。
『The Karate
Kid』(米国、2010)。主演しているのが、ウィル・スミスの息子Jaden Smith君だ。Jaden君、とても可愛い。その彼は今22歳。10年前の方が可愛いね。
楽しい映画である。84年のリメイクだそうだ。
le vendredi 25 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃。クリスマス、イエス生誕。
『アラジン』(米国、2019)。楽しい映画。子ども向けなのだろうが、暴力が横行する映画よりも安心して見ていられる。
le samedi 26 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃。
『Pierre
Lapin』(原題『‘Peter Rabbit』、米国、2018)。動物たち、ウサギ、イヌ、ネコ、ネズミ、小鳥たち、みんな可愛いのだが、映画では匂いが出ないからいいのだ。実際には糞尿でたまらない。
le dimanche 27 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃。
le lundi 28 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃。
エアコンを25℃に設定している。しかも除湿。外気温が25℃になるのは、朝6時ころだけ。
Les Rita MitsoukoがFBの友人の投稿にでてきた。それに関連して、DuoであるLes Rita Mitsouko、ゲルランの香水Mitsouko、オーストリアの伯爵夫人Mitsuko, comtesse de Coudenhove-Kalergiなどネットを渉猟した。例の如く日仏Wikipediaでは記事の内容が大分違った。でも面白い。レ・リタ・ミツコは現在解散しているが、まだ歌われている詩もある。
le mardi 29 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃。
le mercredi 30 décembre 2020
7時半、晴れ、31/26℃。
Agenda 2021をLibrairie
de France (Abidjan Mall)で購入した。7100フラン(1400円)。1日が1ページになっているアジャンダがいい。週間だとアジャンダは薄くなるが不便である。
le jeudi 31 décembre 2020
6時、晴れ、31/26℃。大晦日。
須藤祐孝さんが2018年に亡くなっていることがネットを調べて分かった。FBで竹中氏が宮田先生(西洋法制史)に言及していたので思いだした名前だ。須藤さんとは1980年代後半にフィレンツェで会っている。僕のルガノ時代(スイス)の話だ。宮田ゼミに須藤さんが助手として参加していたので知り合った。
僕は大学3年までに卒業単位を全部とってしまっていて、4年生の時は幾つかのゼミにしか参加していなかった。宮田ゼミ、樋口陽一ゼミ(比較憲法)などである。
須藤さんはマキャベリ研究家だった。愛知大学で教授として停年。小児麻痺の所為か分からないが脚の悪い人だった。それを克服しての研究者だった。