le mercredi 1er décembre 2021
6時、晴れ、31/25℃。
le jeudi 2 décembre 2021
6時、快晴、31/25℃。
le vendredi 3 décembre 2021
6時、晴れ、31/25℃。
le samedi 4 décembre 2021
6時半、曇り、32/26℃。
鍋の焦げをついに取った。水に重曹Bicarbonate de Soudeを入れて沸騰させたのである。以前同じことをしたが焦げがとれなかった。多分15分も火にかけていなかった所為だろう。更に今日は火を消してから4時間も置いた。見事に焦げが落ちる。感激だ。鍋は高級品で、ステンレス。2009年12月にザンビアのキトウェで買ったものだ。一生もたせるつもりで求めた品である。だからルブンバシからアビジャンまで持って来た。
le dimanche 5 décembre 2021
7時、晴れ、31/26℃。
le lundi 6 décembre 2021
6時、晴れ、31/26℃。
le mardi 7 décembre 2021
5時半、晴れ、32/26℃。
le mercredi 8 décembre 2021
5時半、晴れ、32/26℃。
le jeudi 9 décembre 2021
6時、晴れ、32/25℃。
le vendredi 10 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
le samedi 11 décembre 2021
7時、晴れ、32/26℃。
le dimanche 12 décembre 2021
7時、晴れ、32/26℃。
le lundi 13 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
13時半頃の豪雨で、家が停電したらしい。19時に帰宅してみると停電していた。幸い19時半に回復したが、割と長い停電だった。電力会社CIEのインフォメーションダイアルでは14時半から僕のいるボヌマン地区が停電中で鋭意回復工事をしているとあった。
『スーツ』。アメリカのドラマだが、「家族、家庭」の価値の高さ、全てに先行した重要な価値として語られる。これは一つの傾向なのだろうか。「個」よりも「家族」が守るべき価値とされている。「個」は利己主義として攻撃を受ける。「家族」概念は「地域社会、コミュニティー」に、また、最終的には「国家」にも敷衍されうる危険があるのだが意識されているとはいえない。
結局、哲学は全て語り尽くされ、スパイラル的発展、止揚などはなくて、単純に歴史は繰り返されているのだろうか。
止揚というヘーゲルの言葉Aufhebenはフランス語ではsurmonterと訳される場合が多い。Surmonterとは(困難などを)乗り越えてということに過ぎない。止揚とはともかく難しい訳をしたものだ。サルトルの『存在と無』の原語がl’être et le néantで、それは「あるということと無いということ」に過ぎないのに、「存在」と無などという七面倒でいたく難しい日本語にされているのと同じだ。
僕がいいたいことは、1960年代、1970年代にそれまでの価値観を批判し否定して何か新しい価値を生み出そうとしていたが、21世紀に入るとその流れが変わり、旧世代の価値が伝統の名で復活してきたということだ。これは軍国主義だけではない。日常生活の中に蘇ってきたのだ。
le mardi 14 décembre 2021
6時、晴れ、31/25℃。
『浅草キッド』。2021年。ビートたけしの自伝の映画化。戦後といってももう25年以上もたった70年代が背景なようだ。既に下町の浅草などの、荷風的下町情緒、江戸期の下町の情緒がなくなっていた浅草だと思うが、名残の浅草なのかなぁ、特別な時代をあえて作っているような映画の雰囲気である。
北野、ビートたけしといっても、僕には馴染みがない。たけしが売り出したころ、僕は既に日本にいなかったので、漫才ブームもしらない。映画監督としての北野の名は海外で賞をもらったし、フランス人の友人たちの評価が異常なほど高いので知ることになったが、北野の映画は暴力的で好きではない。
大した映画ともいえない。ま、普通。つまり話題とするほどの映画ではないということだ。
柳楽優弥君って、童顔で可愛いじゃないか、大分北野武とは顔が違うんじゃないか。と思って昔の写真をGoogleで見てみた。美男であったとはいえないね。柳楽君だって美男とは云い難いけど、たけしも今ほど酷くはなかった。武は老醜。70過ぎだから致し方ない。
le mercredi 15 décembre 2021
6時、雨、31/25℃。
『死の賛美』、韓国ドラマ。大正時代に日本に留学していた朝鮮から来た若者たち。実話がもとになっているらしい。日本植民地時代の朝鮮を描いて、そう反日でもない物語になっている。少なくとも声高に日本を批判しない。
映画のイントロで出てくる関釜連絡船と同じ航路の関釜フェリーが運行されている。乗ってみたいなぁ。毎日出ているようだ。今はコロナCovid19の所為で不定期かもしれないが釜山に船で行くのも面白しろそう。
主人公ウジンが読んでいたのが有島武郎。彼も自殺、しかも出版社の記者で愛人であった女性と情死。僕は若い人か老人の自殺ならわかるが、いい歳をした、45歳にもなるおっさんの自殺など気味が悪い。ま、三島由紀夫も同様だけど。
ウジンとシムドクの関係、これが愛か、うじうじしてもどかしく、ウェットで暗く、めそめそしてね、実話らしいんだけど、迫力がない。「個」が「家族・家庭・世間」につぶされたといっていい。
le jeudi 16 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
le vendredi 17 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
『アルハンブラ宮殿の思い出』、韓国TVドラマ。ゲーム開発の話と絡み合っている。世の中ではゲームが一大産業になっていることは知っているが、現代のゲームを全く知らないからストーリーを追うのが難しい。
グラナダが舞台になっているのはタイトルで明らかだが、グラナダである必然性がみつからない。どこでもよさそうで、例えば中米の都市ではいけなかったのか。
Fondation DanwahiでSouleymane Konaté展を見る。アビジャンの画家。特色はある。それぞれの絵にストーリーがあり、学芸員が丁寧に説明してくれた。そうね、でも奇を衒っているような気もする。
le samedi 18 décembre 2021
6時半、晴れ、32/26℃。
家のエアコンのメンテを業者に頼んでいるからビーチにはいけない。
ところが頼んでおいた業者が30分待っても現れない。9時の約束だった。その業者はインターネットサイトまで持っているいるのに時間にルーズだとわかったからキャンセルの電話を入れた。もう一つ別の業者を知っていたのでそちらに連絡、午後に来てもらうことにした。アフリカでは、30分や1時間の遅れなど遅れの内に入らないと云えばその通りだが、いつものんびりと構えている僕ではない。
2番目に頼んだのは去年たしかこのエアコンを設置してくれたクロードClaude君だ。彼も実は1時間半遅れた。だが、こちらはその間に別の用事をこなしたので無駄な待ちではなかった。
フィルターは真っ黒。どこもかしこも相当に汚れている。メンテが終わってから冷房にするとずっと効率がよくなったように思う。16か月放っておいたのだから当然かもしれない。1万フラン(2000円)。
夕飯はシチューにした。先週、いい圧力釜(フランスのTefal製)を買ったので固い牛肉も忽ち柔らかくなる。赤ワインで煮込んだ。素晴らしい出来上がりで大満足。
le dimanche 19 décembre 2021
6時半、晴れ、32/25℃。
『ひとつの太陽』、2019年、台湾映画。ごく普通の家庭、父が自動車教習所の先生、美容院務めの母、出来のいい兄、少年院送りになった弟という小さな家族。ちょっとやりきれないような事件。淡々と描かれて山がない。暗い。
le lundi 20 décembre 2021
6時、晴れ、32/25℃。
『マルコムXとモハメッド・アリ』、米国、ドキュメンタリー。
この二人に交流があったことも、アルコムX暗殺前にElijah MuhammadのNation of Islam (NOI) の側にアリがついたことも知らなかった。また1975年にアリはNOIを離れてしまったことも初めて知った。
LAであったか、オリンピックの開会式に出てきてスタジアムの聖火をともすのだが、その時の、パーキンソン病に侵された「憐れな」アリの姿を思い出すのみである。
le mardi 21 décembre 2021
6時、晴れ。32/26℃。
ブルキナファソで毎年行われる映画祭が今年は3月から10月に延期になった。10月23日に閉幕、ソマリア人の監督が金賞を得た。
アフリカの映画のコンクールなのだが、実質は旧宗主国、フランス、英国等の援助で撮った映画が大部分を占める。アフリカの自主性を保つのは難しい。
映画祭は開催の意味がなくなってきていると思う。
第一、映画館がアフリカの都市にはなくなってきている。客が入らないのだ。大都会アビジャンでも映画館は数えるほどしかない。フランス系5つ星ホテルであるソフィテルの中に映画館がある。だが、このホテルに大衆が入れるのか。設備の整った映画館ではあるが、一部の市民のための映画館になっている。また、ショッピングセンター「ソコセ」の中にも映画館がある。しかし通常上映されている映画はアクションもの。余り名画はかからない。そのほかにも数館あるには違いないが、娯楽施設として大衆を動員できそうもない。
コンゴの第2の都市ルブンバシに僕がいた10年の間に映画館が一館もなくなった。
映画はビデオ化され、家でひとり或いは家族、友人たちとみるものになった。ビデオでなければ、TVで放映されるのを待つのが映画作品となった。テレビも大型化されている。
映画産業はテレビなしでは存続できない。この話はもっと掘り下げたい。
le mercredi 22 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
『恋慕』。韓国TVドラマ。日本語吹き替えがNetflixではなく、フランス語字幕で筋を追った。そのフランス語が固い、文法上は正しいのだが、会話としてはどうかなと思わせる。
キム・ロウン君、可愛いんだね。無垢な感じがいいのかな。男なのに野卑なところがない。また、パク・ウンビンさん、宝塚の男役のように可愛くて且つ凛々しいね。
世子(せいし)が男装の女性の設定になっている。あくまで男であり、その男性の教育係、précepteurと訳されている、彼との恋は同性愛になるわけだ。だが、同性愛でもかなりプラトニックで稚児愛とか少年愛とかに近いかもしれないが、余り性的衝動を見せない。
中国の外交使節代表、これも訳はl’eunuque en chefとされていて、それでは「宦官長官」になってしまうのでchef de la mission
diplomatiqueくらいが適当と思うが、その使節代表を世子が殴りつけたあと、教育係(普通は先生と訳すだろう)が世子の怪我の手当てをする場面がある。これは二人の愛の告白場面だ。プラトンの世界なのだけれど霧がかかっている。
韓国のゲイ事情を知らないが、偏見の強い差別世界ではないかと想像する。
大変ロマンチックな場面は、先生が幼い時に通った秘密の園でも展開する。世子はホタルに誘われて発見した園とごまかすが勿論世子(彼女)も覚えている園だ。先生は酔いに任せて世子の頬にキスしてしまう。でもそれで世子の懐に手でも這わせれば、世子が女性であることが露見して、場面はポルノグラフィティになってしまう。
僕は孔子の論語が嫌いだが、論語がLuyuでles Entretiens de Confuciousまたles Analectesとフランス語でいうとは今になって習った。ふ~ん。
18話までしかNetflixにはないけれど、実際は20話あり、Happy Endになるようだ。
le mercredi 22 décembre 2021
6時、晴れ、32/25℃。
le jeudi 23 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
le vendredi 24 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
クリスマス・イヴで特別なディナーを用意した。
スモークトサーモン(アラスカ産)、ローストチキン、デザートはビュッシュ。飲み物はスペインのCava。
le samedi 25 décembre 2021
7時、晴れ、32/26℃。イエス生誕祭。
le dimanche 26 décembre 2021
7時、晴れ、32/26℃。
le lundi 27 décembre 2021
6時、晴れ、31/25℃。
『華燈初上』、台湾。台北の林森北路、日本人が多い飲み屋街にあるバー「光」に来る客と努める女性たちの話。ま、夜の蝶たちの物語となるようだが、僕には会わない。特に興味がわかない。第2話途中で継続を諦めた。バナルなんだよ。
le mardi 28 décembre 2021
6時、曇り、30/25℃。
『酔麗花~エターナル・ラブ』。中国のドラマ。中国TVドラマ。仙人の世界。数話で沢山だなぁ。天界も人間界も変わらない論理、権力や暴力で支配されているならストーリーの天界に面白味がない。
『金枝玉葉』、中国は清朝の物語。華麗な王朝の物語だが、これもだらだらと続けるほどの物語ではない。政略結婚(清朝、即ち満州とモンゴルの結婚)で個人は関係ないのだから、1話で十分だ。
高石友也および森山良子の「死んだ男の残したものは」を聞いた。そうね、僕は初めて聞いたので、当時日本でうたわれた時の状況は想像するしかない。特に感激する歌詞ではない。谷川俊太郎作詞、武満徹作曲とある。武満の作曲なのに極めて変哲もない普通の曲である。谷川の歌詞で「残さなかった、残せなかった、残っていないと」と変化するのは死んだのが誰なのか、男、女、子ども、兵士、歴史などと変化するからだろう。
高石友也は80歳で存命。谷川俊太郎も90歳で元気な様子。武満徹は1996年に65歳で亡くなっている。
このフォークを聞くきっかけになったのはFBで友人が書いていたから。どんな歌なんだろうな、と思った次第。1965年にはベトナム反戦歌として世に出ていたらしいけど知らなかった。
上記のフォークソングをYoutubeで聞いたら、ついでに丸山明宏の「ヨイトマケの歌」が出てきた。丸山か美輪か知らないが、当時の画像をみると美輪って美男子なんだ。21世紀に入ってから日本のTVで見たときは肥えてみっともない姿になっていた。偉そうなことを口走っていた。「ヨイトマケ」って、オペラのように歌うものなのか、ちょっと違和感があるなぁ。どうでもいいけど。
le mercredi 29 décembre 2021
6時、晴れ、32/26℃。
『チョコレート:忘れかけた幸せの味』、韓国TVドラマ。日本語は字幕のみ。こういうめそめそした恋愛に呆れる。日本の人が好きそうなストーリー展開。
le jeudi 30 décembre 2021
6時、晴れ、31/26℃。
昨日のアビジャンでのPCR検査の結果は1502名の陽性者となった。これは記録だろう。今後も増えるのかなぁ。
le vendredi 31 d/cembre 2021
7時半、晴れ、31/26℃。大晦日。聖シルベスターの日Saint Sylvestre。
メモ:Bispirazole、歯痛の原因が歯茎の腫れ、細菌等による感染の場合。
アビジャンではPCR検査場が1月2日から5か所になる。これまでの、ココディ区、マルコリー区、トレッシュビル区に加えて、アボボ区とアジャメ区に大テントが設置されて検査を実施する。