le jeudi 10 mai 2018
6時、曇り、22℃、65%。
アビジャンに向けて出発。先ずは今夜アジスアババ泊。アジスアベバはアジスアババと言うようになったようだ。
アジスアババ空港到着、20時。ホテルのバウチャーをルブンバシ空港でもらった。Expediaによると1泊55ドルのホテルだ。航空会社負担。トランジット・ビザは直ぐくれた。部屋は広く、バスタブのお湯も出た。食堂のメニューは種類がない。牛ヒレカツを頼んだら真っ黒に揚げてきた。ところが本物のヒレらしく柔らかい。ホテルの空港送迎バスで会った若いコモール人ビジネスマンと食事をした。コモール人は明日ケニアのモンバサに行くのだそうだ。コモールからモンバサに行くのにアジスアババ経由とはとんだデビエイション。僕だって、キンシャサ経由でアビジャンの方が距離的に近いが30%以上飛行機代が余計にかかる。それにごみごみしたキンシャサには泊まりたくない。
ビールは地元のセント・ジョージを飲んだ。1ドル。たまたま1ドル札があったのでそれで払った。1ドル札はRDCコンゴでは使えない。エチオピアの通貨ブルは持っていないし、ATMを使う気もない。早々に寝る。
le vendredi 11 mai 2018
5時半、晴れ、アジスアババからアビジャンへ。
アジスアババは建築ラッシュ。いたるところでビルが建築中。
空港も中国が改装中。
空港のATM3台のうち2台がout
of order。空港にいた男からOrange社のSIMを買った。しつこく付きまとい、5000フラン(10ドル)で滞在期間ネットができると売り込んだのだ。この男に騙された。あとで残高をみるとゼロ。ネットも電話も使えない。よくある詐欺だそうだ。この詐欺以外アビジャンで騙されていない。
空港から宿舎ココディー区までのタクシー代は5000フラン(10ドル)と宿舎のオーナーからきいている。ところが、空港待ちのタクシーが8000だ1万だとふっかける。その場にいた監視員が5000フランでいくタクシーをみつけてくれた。しかもご丁寧に、監視員の電話番号を
紙に書いてくれた。彼は運転手や車の写真まで撮った。
宿は分かりにくいところにあった。Googleマップではすぐに見つかったが、タクシーの運転手は迷いに迷っていた。住所はCocody-Mermoz地区C31通り。
AirBnBでみつけた宿はステファン氏の邸宅。庭が1000m2以上あり、家も広い。僕の部屋は最上階(3階)の6角形だ。バスルームがついている。ステファンさんの両親が建てた。母親は化学者、父親は都市計画の専門家だったそうだ。ステファンさんは2011年の内戦でバグボ派。ヘリコプターが上空を舞い、僕の部屋にも銃弾が撃ち込まれたという。
この邸宅の最上階の部屋を借りた |
夕飯にMermoz通りの中華レストラン「福臨門」に入った。客は終始僕一人。日本語メニューがあった。日本人客が来るところなら、さぞかし美味い料理が出てくるだろうと期待したら、とんでもはっぷん。世界最低だった。しかも24000フラン(48ドル)なんて。3皿しか頼んでいないのに(酢豚、豆腐、焼き飯)。北京ダックを食べた分けじゃない。こんな酷い中華にお目にかかったのはここを除いてない。
le samedi 12 mai 2018
6時、曇り、アビジャン。
アビジャンは雨季に入ったそうだ。10日には集中豪雨があり、プラトー区の建築現場で地滑りがあった。現場の前を僕も通った。雨季とはいえ、一日中雨が降っているわけではない。結局僕は傘を買わなかったし、傘が必要だったこともない。記録で、曇りだとか晴れだとか書いているが、書いた時点でのことで、一日でみると、雨がふったり止んだりといったところである。湿度は高そうだ。日本の梅雨明け、東京なら7月末の感じである。この蒸し暑さが僕は好きだ。ルブンバシは一年中乾燥気味である。寒いことも多い。
宿のあるCocody-Mermoz地区を散歩。Mermozはジャン・メルモズ高校があり、その前の通りもメルモズ通りというので、誰でも知っている街のようだ。レストランや商店が高校の周りにある。市場もあった。
宿のオーナー ステファンさんにきいたら、ショッピングモールならCap Sudがいいというので、マルコリ区のジスカール・デスタン通りに向かった。モールの2階にFnacがあったので嬉しくなった。本屋がルブンバシにはないからである。本当をいえばあるにはあるが本がない。中のスーパーはHayatでレバノン系資本という。広いスーパーで、ルブンバシではなくなってしまったコーヒーの紙フィルターと蚊とりマット(電気用)を求めた。
しかし高級ブティックが多いなぁ。僕には靴も衣料品も手が出せそうにない。
日本で出店し失敗したカルフールもアビジャンにある。アビジャン、大都会には違いないがそんなに中産階級が育っているのだろうか。
le dimanche 13 mai 2018
6時、晴れ、アビジャン。
10時、プラトー区のカテドラルに行った。大聖堂なのに冷房がきいていてビックリした。建物は極めて目立つモダンなもので、丹下健三のオリンピックプールと同じ構造と思う。ミサには、聖堂の半分ぐらいをやっと信者が占めていた。スピーカーの調整が悪いのか説教がよく分からなかった。しかし、近代的な割には荘厳さもあった。讃美歌もアフリカ的というよりはフランス的であった。
カテドラルの横を市バスが走っていた。Monbus(私のバス)というのが愛称だ。バスを待っていたひとに聞くと、運転手に直接200フラン(40円)を払って乗るのだという。普段は混んでいるらしいが日曜日で乗客が少ない。行き先はどこでもいいので乗ってみることにした。マルコリ駅行きがきたので終点まで乗って、帰りに北駅Gare Nordに乗った。Monbusを乗りこなせるとアビジャンの街を安く回れそうだ。プラトーには南駅もある。バスに乗るとちゃんとチケットをくれた。様々な街を通るので面白い。
こんな便利なバスなのに路線図が停留所にもバスターミナルにもなかった。
アビジャンほどの都会なら地下鉄が出来てもいい。きっとプロジェクトはあるのだろう。ネットで調べると2022年完成予定の工事が去年11月既に始まっている。
le lundi 14 mai 2018
6時、曇り、アビジャン。
10時半に別アポイントがあったので、できるだけ早く着くように8時過ぎに宿を出て日本大使館を目指した。乗ったタクシーは、案の定日本大使館の場所を知らなかった。大使館はプラトー区にあり、通りの名前も、入っているビルの名前も控えて運転手に云ったが、プラトー区に入ってから1時間以上探し回る羽目になった。街の歩行者や他のタクシーの運転手に場所をきいても、聞かれた人も勝手に思い通りのことを云う。グーグル・マップで調べておいて教えれば良かった。大使館は半年前ほどに今の場所に引っ越したばかりという話だったが、それにしても、一般住民に知られていないのだろうか。
大使館の領事部でアビジャンおよびコートジボワールの一般情報を仕入れたかったが、何ら情報を得られなかった。滞在中に事件を起こさずに早くコンゴに帰ってくれと云わんばかりの応対であった。アビジャンにバカンスで来ちゃいけないのかなぁ。
le mardi 15 mai 2018
6時、曇り、アビジャン。
宿の裏手にゲーテ・インスティテュートがある。ドイツ文化会館だ。東京のドイツ文化会館は赤坂にある。僕の大学の先生Hさんのアパルトマンがこの文化会館の隣で、何回かお昼をゲーテ・インスティテュートのレストランでご馳走になった。まともなランチを出すところなので、もしかしたらアビジャンでも食事ができるかと思ったが残念ながら付属施設としてレストランが設置されていない。図書館はそこそこ充実していた。メンバー費は年間8000フラン(16ドル)。演劇などの催し物も時としてある。
主としてアビジャンの学生たちが利用しているようだが、本を読んでいる学生は殆どいなかった。Wifiをプロフィットしているのが大部分と見た。
ドイツが西アフリカにゲーテ・インスティテュートをもっているとは思わなかった。日本もアビジャンに、アフリカに文化施設を作って欲しい。
le mercredi 16 mai 2018
6時、曇り、アビジャン。
グラン・バッサムに行く。宿舎からタクシーでバッサム駅gare Bassamに向かう。駅と云ってもグラン・バッサム行きのミニバスがたまっているだけの所だった。バスの切符を売る窓口があった。窓口といっても壁に小さな穴があいているのみ。500フラン(1ドル)。
時間がかかるのはアビジャンを出るまで。丁度マルコリ区で立体交差点の工事をしているためだ。この工事が日本の無償援助である。
アビジャン郊外に出ると舗装は完璧で一部高速道路になっている。グラン・バッサムまで40kmだ。世界遺産グラン・バッサムの旧市街に行くには橋を渡る。バスは新市街の平和広場Place de la Paixで下される。そこからタクシーで旧市街、海岸に行く。乗り合いタクシーしかなく、しかしタクシーの数は多く、一律200フラン(40円)とこれまた安い。
アソヤム 画像はネットから借りた 荒い海が見えないのが残念 |
海岸は大西洋で波がかなり荒い。泳いでいる人は皆無だった。しばらく海岸線を歩いたが観光客がいない。ホテルやレストランも橋を渡った左手には施設として古くよさそうなレストランが見当たらなかった。またタクシーに乗り右手に行ってもらって「アソヤム・ホテル」で降りた。まともなホテルにみえたからだ。
久しぶりにスズキloup
de mer(メニューではbarとなっていた)をいただいた。客は僕一人。週末はいっぱいの人出になるという。
一部建設中だが、1泊100ドル以上する。ちょっと僕には出せない料金だ。こんなところで週末のんびり出来たらいいだろうが。
le jeudi 17 mai 2018
6時、曇り、アビジャン。
10時、フランス文化会館。CCF、Centre Culturel de la Franceが旧名で現在はInstitut
francaisという。ビジネス街プラトーにある。レストランやカフェがない。ルブンバシやダカール、特にダカールにはましなレストランが付属していた。東京恵比寿の日仏会館には高級レストランがある。
図書館が充実していた。年間12000フランで会員になれる。24ドルはちょっと高い気がする。ルブンバシは15ドルだったとおもう。マリーズ・コンデの本を探したら新しい小説も含めて30冊以上揃っていた。
立派なホールもあった。ルブンバシのホールは倉庫のようなところで音響設備もシャビーだ。フランス政府の予算が勿論違うのだ。
丁度イボワール人画家の展覧会があった。
近くにフランスのソシエテ・ジェネラルの現地法人銀行SGBCI本店があったので寄ってみた。従業員教育がなっていない。いくつか受付に質問してみてあきれてしまいすぐに外に出た。銀行はやはりスイスだと思う。日本の銀行は慇懃だが、普通の支店では為替業務などに慣れていない。時間がかかるし、手数料が高すぎる。
銀行の向かい側に韓国料理店があった。ベントウがあるというので入ってみた。客は僕一人。オーダーして30分も待った。そうしたら「お勘定しますか」。オーダーが通っていなかったのかぁ。そんな馬鹿な。ではバイバイ。
斜め向かいにイタリアンレストランが。入ってみるとちょっとイタリアの雰囲気がない。「リソット・ミラネーゼある?」、「リソット類はありません」、「なら、仔牛のカツレツは?」「ありません」「じゃ、バイバイね」。
仕方ないので、ココディ・メルモーズに帰ってベトナム料理「Hoi An」に入った。昼は客が多いが、料理はすぐに出てくる、アフリカ人のボーイも笑顔。ベトナムのおばさんはてきぱき。Hoi Anはネットにも出てこない小さな店。マキ・レストランと看板にある。マキmaquisとはコートジボワール独自のフランス語で小料理、伝統料理のレストランの意味だ。
le vendredi 18 mai 2018
6時、曇り、アビジャン。
ステファンさんの邸宅から引っ越した。同じココディ区だが、北の方でココディ・アングレに近い。ここもタクシーで場所を見つけるのに苦労した。
アビジャンはフランスの影響が強いのに、住所表示がない。タクシーの運転手が文字を読めない場合が多いからというが、それだけではない。コートジボワールには郵便配達制度がない。私書箱がなければ郵便は届かないようだ。ルブンバシも同様だが、ルブンバシの場合、私書箱があっても日本からの郵便は30日以上かかる。
新しい宿はフランス人の家だった。レミさん夫妻の住宅。レミさんはルブンバシに数年済んだことがある。アビジャンでは引越し業をしている。日本人のお客もあると云っていた。部屋は狭くなったが、シャンプーなどが揃っていた。食事は台所に入って勝手に作れというスタイル。洗濯物は女中さんがしてくれる。
この宿もAirBnBで見つけた。宿の画像は、レミさんの家から見える向かいの家のものだった。これはちょいとインチキ。隣にOIPCの事務所があり、それが家を探す目印だとWhatsAppで地図を送ってくれたが、OIPC、Office Ivoirien des Patrimoines Culturelsを知っている運転手は一人もいなかった。結局7ème Tranche, rond point de Zensouと云えば何とか宿に着けることが分かった。周りは住宅ばかり、レミさんの奥さんササさんによれば、中産階級の住宅というよりもブルジョワの邸宅ばかり。レストランも雑貨屋もない。コンビニのような店Cash Ivoireに行くには1300メータほど歩く。閑静で安全な地区には違いない。それなのにタクシーが家の前を良く通る。
アビジャンはともかくタクシーが多い。赤いタクシーはアビジャン市内外、黄色のタクシーは一応メーターで走ることが基本、白いタクシーは区間運転で相乗り。タクシー料金は運転手と乗る前にネゴをする。ルブンバシのように外国人とみたらふっかけてくるような面倒はない。料金は500フラン(1ドル)から、市内なら2500フランだ。値切って、運転手が「うん、乗りな」と云わないときは、本当にコスト割れのときとみえる。運転手は車のオーナーに売り上げから3万ルランを出す。60ドル相当だからタクシー運転手は楽な商売ではない。ルブンバシの運転手は20ドル。それでも楽ではないから、タイヤやスピーカー、部品をごま化して売ってしまったりする泥棒運転手ばかりである。アビジャンの運転手はそれほどひどくなさそうに見える。
もう一つ、アビジャンの車での特筆は、左ハンドルである。タクシーは全てトヨタ。カローラクラスだが、ルブンバシのように右ハンドルはない。RDCコンゴの交通法規は右側通行でヨーロッパ大陸と同じだ。しかし、右ハンドル車が95%を超える。各省の通達で右ハンドル車の輸入を禁止したこともあるが、効果がなかった。法律はあって無きが如しのコンゴだから驚くにはあたらない。殆どの車が、日本でいう外車(WWやBMW、ベンツにいたるまで)も日本からの中古輸入だから右ハンドルになっている。コートジボワールでは勿論車は右側通行。日本からの中古車も左ハンドルとされていると思われる。フランス車もかなり走っている。ルノー、プジョー、シロトエン等。韓国車も左ハンドルとなっている。法律が遵守されているわけだ。
交通違反を起こしても、コンゴのように警官がゴネることはないときいた。信号無視、スピード違反もその場でチケットをきる。一律2000フラン(5ドル)。領収書が発行される。しかし、そこはアフリカで、「領収書なぞいらない」と云えば半額1000フランの支払いで直ぐ解放してくれるのだそうだ。プラグマティスムである。ガイジン、アフリカ人ではないとみると金をせびるコンゴとは大違いである。
10時半、再びグラン・バッサムへ。朝、引越しの時に使ったタクシー(アリドゥ君)に来てもらってバッサム駅へ。
昼はアソヤムで、舌平目のムニエル。
ホテルのオーナーPascalさんと話す機会があった。レストランのシェフでもあるそうだ。とっつきの悪いおじさんと思ったが、話してみるとシャイではあるが、商売人だった。
le samedi 19 mai 2015
6時、曇り、アビジャン。
アビジャンには街中にショッピング・モールがある。午前中、ココディ区内で比較的宿に近いショッピング・モール巡りをした。
ソコセSococéには映画館があった。アビジャンにはここ以外にも映画館がある。ルブンバシには2軒あったが、ここ5年の間に消滅した。映画館があるということはフランス文化が健在である証拠と思う。本屋もあった。しかし、ソコセは古い、リニューアルする必要があろう。
アビジャン・モールは新しいが、閑散としていた。カフェ・レストランで30分待たされたのでオーダーをキャンセルした。レストランのオーナーはアラブ系(多分レバノン)だったが、横柄に「お好きなように」というだけで謝りはしなかった。
キャップ・ノールCap
Nordには2階がなかったが、本屋Fnacが入っていた。カフェも悪くない。ここのスーパーで朝食用のマドレーヌとパスタを買った。
食品等の価格をみたが、ルブンバシと価格はあまり変わらない。即ち高い。生鮮食品を除いて殆どが輸入、しかもフランスからの輸入だから当然だろう。ただし、ルブンバシに比べて商品が豊富であり、何かがない、供給が途絶えているという商品はなさそうだった。
le dimanche 20 mai 2018
6時、曇り。アビジャン。
コートジボワールの首都はアビジャンではなくヤムスクロYamoussoukroである。ヤムスクロは初代大統領にして選挙はあったものの終身大統領であったウフエ・ボワニの生地だ。
ヤムスクロに日帰りで行った。アビジャンから240kmあるけれども高速道路が出来ている。メンテナンスもよく、バスで3時間しかかからなかった。
30万人も人口があるところには見えなかったが、アビジャンで初めに泊まった宿のオーナーのステファンさんの兄で建築家のティエリーさんが、建物が面白いから一度行ってみたらいいという言葉に従った。
ヤムスクロに行くバスはアジャメ地区から出ている。そこに大きなバスターミナルがあるわけではなく、各バス会社の発着場所があるだけだ。ヤムスクロやブアケといった都市にでるバスが待機している。UTBというバス会社が最も評判がいいときいていたのでUTBをタクシー運転手に指定していた。これが一番いい会社かどうか疑わしかったが中国製のバスが何台か待っている場所についた。片道4000フラン(8ドル)。アジャメはヨプゴン区同様下町のようで、露店が多い。通りはかなりの人混みで、アビジャンでは初めてここで「シノワchinois(中国人)、シノワ」と意味もなく声をかけられた。ルブンバシで云えば植民地時代にコンゴ人居住区であったケニア区で、アジャメ、ヨプゴンはイヴォワール人居住区だったと思われる。20分遅れてバスが出発した。
ヤムスクロ街道は本物の高速道路になっている。有料。周りはココアなどのプランテイション。3時間でヤムスクロに到着した。
ヤムスクロで見るべきはバジリックだけだろう。しかしこれも、バチカンを模したと思われるコケオドシの建物である。ウフエの権勢を見せつけるための建造物だ。カトリック教会が「そんなものは止めなさい」と云わなかったとしたら過ちである。
昼はプレジデントホテルのパノラミックレストランでステーキにした。このホテルも少し変わった建築物で目立つ。バジリックが見える場所に席をとった。客は僕をいれて2組のみ。出てきた料理の質もサービスも悪くなかった。
ここでも東京発行のVisaカードが使えず、コンゴのローバンクのVisaカードを使った。
アビジャンにもヤムスクロにもバイクタクシーがない。たまたまバイクに乗っていた個人がホテルからバス停まで送ってくれた。
le lundi 21 mai 2018
6時、晴れ。
11時、アビジャン動物園。入園料は300フラン(60円)と安いが、ここは酷い。外国人料金があるルブンバシやダルエスサラムの動物園と違って公平料金であるとしてもメンテが悪く酷い。動物の種類はルブンバシよりも多少多いだろうが、全く荒れ放題といっていい。ルブンバシ動物園は2009年から整備されてベルギー時代の整った動物園を取り戻している。公園として十分プレザンターブルなのだ。アビジャンとしては大いに整備する必要がある。それでも、子どもたちが先生に連れられて大勢来ていた。
パンサー、ライオン、ゾウ、ダチョウ、クジャク、、ゴリラ、ワニ、ニシキヘビ、シマウマなどがいた。
le mardi 22 mai 2018
6時、曇り。アビジャン。
朝、所用で3時間アリドゥ君のタクシーを借り切った。15000フランとした。アリドゥ君はちょっと不満そうだったから明日の空港行きを1万フランとすることで納得してもらった。グラン・バッサムに行くバスターミナルで開放。グラン・バッサムまでタクシーで行くと15000フラン(30ドル)以上かかる。ミニバスなら500フラン(1ドル)だ。ミニバスでもコンゴのように20人も乗せない。16人だけ。ギュウギュウづめではない。快適とはいかないがアクセプターブル。
昼、グラン・バッサム。3度目。アソヤムで、今回最も贅沢な食事となった。ガンバス(車エビ)。美味かった。デザートはプロフィッテロル。ビールは地元「フラッグ」だが生でドゥミ(500cc)。今日の客は僕を入れて3組。
アソヤムAssoyamはBooking.comに出てこないが、ビーチの一番新しいホテルと思う。オーナーの一人はパスカルさん、白人のシェフ。彼とちょっと話したがフランス人ではなさそうだ。古いホテルを改装した。良いホテルになると思う。従業員教育ができている。笑顔で客を迎えることを知っている。かといって馴れ馴れしくないのがいい。
le mercredi 23 mai 2018
6時、晴れ。アビジャン。
7時、アリドゥ君のタクシーが来た。アリドゥ君は時間に正確だ。彼は使える。28歳。7000フラン(14ドル)で空港まで行けるところ、1万フラン(20ドル)の特別料金を払った。今度アビジャンに来るときは空港まで迎えに来てもらおう。彼はベナン人。奥さんはシェラレオーネ人だそうだ。10歳の時にアビジャンに来ている。イヴォワール人じゃなかったか。アビジャンにはトーゴやベナンから来た移民が多い。西アフリカの国境も西欧が勝手に引いた線だ。いつか西アフリカ共同体として国境がなくなるだろう。そうあるべきだ。
アビジャンからコトヌ(ベナンの旧首都)までバスなら翌日、レンタカーなら朝出て夕方には着くそうだ。870km.。ガーナ、トーゴ、ベナンと海岸線の道が良く国境での手続きも簡単なのだという。ジュネーヴからバルセロナ程度。本当に同日中に着けるのかなぁ。いつかコトヌまでドライブしたい。コトヌ郊外には湖があって水上生活者がいる。そこを訪れたいのだ。
アビジャンから北も面白い。コートジボワールを抜けてブルキナからニジェールにも行ける。ニジェールにはムソシの子供たちのことでお世話になったY氏がいる。Y氏がニジェールにいらっしゃる間に一度お礼に行きたい。ニアメイ(ニジェールの首都)は78年頃アルジェから飛んで以来だが、バマコ(マリの首都)と併せて懐かしい。
空港は大アビジャンにしては小さいが効率的である。
20時、アジスアババ空港。今度泊まるホテルはアファレンシス ホテル。Expediaで調べたら1泊104ドルもする。とてもそんな高いホテルとは思えない。空港送迎バスの中で待たされて22時にホテル着。晩飯が酷かった。骨ばかりのカレーだけだった。部屋に暖房なし。寒い。エチオピア航空手配のホテルはトランジットなのでこちらに料金支払いの必要がないが二つ星程度のホテルを選んでいるようだ。
夕食にビール「セント・ジョージ」を頼んだら2ドルだそうだ。ローカル カレンシーでお釣りをもらうのが嫌だったので、2ドルをVisa Cardで支払った。こんな少額をカード払い出来るとは知らなかった。手数料の方が高いかもしれない。
le jeudi 24 mai 2018
6時、快晴。アジスアババからルブンバシへ。
8時、ネットで既にチェックインしているのでエチオピア航空のカウンターを通らず直接イミグレーションを通る。
エチオピア航空の機内食は不味い。ルワンダ航空とは段違い。しかし、コンゴ・エアに比べればまだましかもしれない。コンゴ・エアは料金が高くかつサービスも世界最悪。
ルブンバシ空港のイミグレイションも間違いなく世界最悪。非効率。怠惰。
le vendredi 25 mai 2018
6時、快晴。
le samedi 26 mai 20018
7時、快晴、20℃、57.5%。寒い。
le dimanche 27 mai 2018
7時、快晴、22℃、65%。
ローランガロス(全仏オープン)が始まった。錦織も初日対戦があったが、モナコで決勝まで行ったのに、フランスのコメンテータに「つるべ落とし」で這い上がれない、怪我ばかりだと云われていた。ローランガロスで良い成績を上げられるよう祈る。
ところで大阪ナオミさんはどうなっているのだろうか。若い人が優勝することの多かったローランガロスだ。彼女には優勝を狙って欲しい。
フランスのモンフィスが1回戦を突破した。髪型が変わって短く刈っていた。アフリカ人らしくみえるが、出身はカリブ。
le lundi 28 mai 2018
6時、快晴、22℃、60%。
le mardi 29 mai 2018
6時、快晴、22℃、60%。
le mercredi 30 mai 2018
6時、快晴、20℃、55%。
le jeudi 31 mai 2018
6時、晴れ、20℃、55%。
le vendredi 1er juin 2018
7時、快晴、21℃、55%。
電力メーターのチェック。20610kWh。5月消費電力480kWh。
ナオミさん、惜しくも米選手に負けてしまった。次は英国大会かな。
le samedi 2 juin 2018
7時、快晴、20℃、52.5%。
ブログ更新。主としてアビジャンでの休暇記事を書いた。アビジャンは1970年代からの僕の憧れの地だった。なんと40年も経てやっと行けたアビジャンだ。海が荒くて、やはり地中海とは違うと思った。それはモロッコやセネガル、またポルトガルやフランスで大西洋を経験しているので想像はしていた。しかし、今回のアビジャン滞在には大方満足している。RDCコンゴの次はマダガスカルを予定していたが、アビジャンにも住みたいと念願する。
Aucun commentaire:
Enregistrer un commentaire