le lundi 1er avril 2019
6時半、晴れ、25℃、60%。
le mardi 2 avril 2019
8時、快晴、26℃、65%。
昨夜は苦しかった。鳩尾(みぞおち)辺りの圧迫感で眠れなかった。呼吸も困難。深呼吸を繰り替えした。朝3時に壁を叩いて、隣室で寝ていたクリスチャンに来て貰った。手足が冷たい。もうダメかと思った。仕方ないなぁと、思いながら朝5時に多少寝ることができて落ち着いた。
日本でアフリカ豚コレラが話題になっている。アフリカが病名にはいっているので、迷惑だなぁと思った。割と新しい病気で1957年以前にはアフリカ大陸にしかなかった豚やイノシシの病気でヒトには感染しないことになっている。この病気、フランス語ではアフリカ豚ペストla peste porcine africaineという。ペストとコレラでは違うと思うのだが、独伊西ともにペストと云っている。英語はfeverで熱病となってペストでもコレラでもない。
ヒトには感染しないとは云うものの、virusの変種が出来るかもしれない。何故豚だけなのか解明されていない現状だ。アフリカや欧州だけの病気かと思われたが、去年ベトナムや中国で流行し始めた。
電力会社Snelから請求書が来た。今月も一括見込み請求forfaitだ。これなら毎月変動する入力がいらないから、請求書が早く来るわけだ。
le mercredi 3 avril 2019
6時半、晴れ、26℃、60%。
よく眠れた。快眠というべきか。
電力料金を支払った。46500フラン。
チェチェン紛争の映画を観た。チェチェンについて調べた。場所の理解を改めた。ロシア連邦はチェチェンを独立させてしまえばいいのだ。
le jeudi 4 avril 2019
6時半、うす曇り、25℃、62.5%。
八村塁君というバスケット選手がいる。父親が小さな小さな国ベナンの出身だ。西アフリカ。ベナンは旧フランス領。塁だから野球をやらせるつもりだったのかなぁ。塁はLouisに通じ、鴎外の息子にもルイがいる。漢字は「類」。八村さんのご両親が鴎外を意識したかどうかは知らない。
『Proud Mary』(Babak
Najafi監督、米国、2018年)。映画に少年を出すのは安易だが有効なドラマの条件でもある。殺し屋マリーが参ってしまう可愛い少年。ゲーム感覚でギャングがばたばたと殺されてしまう。でも、ハッピーエンドでよかった。
ナジャフィ監督はイラン出身、43歳。『London has Fallen』(2016年)という作品も面白いようだ。
『Dhalinyaro』(Lula Ali
Ismail監督、ジブチ、2017年)。タイトルはソマリア語で「青春jeunesseという意味だそうだ。女性監督。大学入学試験バカロレア準備中の高校生の話だ。女学生3人のそれぞれの青春。ジブチ初の長編作品という。
監督ルラさんは、1978年生まれ。中学生くらのときに一家でジブチからカナダに移民している。法律事務所に7年間勤めてから、俳優に。映画監督、シナリオライター、プロデューサー。この映画でも出演してる。
ジブチは1977年にフランスから独立した。しかし、フランスの軍事基地がある。軍事基地は、米国、ドイツ、日本、中国もこの国に持ってる。
で
le vendredi 5 avril 2019
6時半、晴れ、24℃、65%。
le samedi 6 avril 2019
6時半、雨、24℃、70%。
雨だ。まだ乾季には入っていなかった。
7時、停電。雨の所為かなぁ。
12時過ぎても電気がきていないのでSnelに電話したら、「工事中だから」「どこで? キプシ?」「うん、キプシ」「何時まで?」「わからない、ともかく工事」「ふ~ん、じゃ、待ってる」。
断水も。
天気も悪いし最低の気分だ。
ネコちゃんたちは僕のベッドで寝ている。寝るのが商売のようだからいいけどね。
15時、電気が回復。16時、再度停電、水が出始めた。直ぐ断水。16時40分、回復。
『succession』(相続)、米国のシリーズドラマ。シナリオはアメリカらしくよく出来ている。富豪一家の物語。魑魅魍魎。金持ちの境遇は想像を超える。しかしバナル(平凡)ともいえる。
金のない僕は万が一帰国したらどうすべきか考える。生活保護を受けるかなぁ。受けられるのだろうか。
日本が唯一の原爆被害国になりながら、加害国になったとする研究をしていたS氏のことをおもう。ガンで死んでしまった。60代。再発だった。詩も書いていた。彼の生活を特に寂しいとはいえないだろう。気張って生きていたわけではないだろう。ただ、狭いなと僕は感じていた。
父が東京大学の地理学教室に仙台から呼ばれて、原爆投下後すぐに調査に広島に行ったという話をしたら、「やっぱりね」と証拠を掴んだように喜んでいた。
犯罪を犯し、実刑判決を受け刑務所入りするのもいい。アフリカの刑務所は酷すぎる。金がなければ殺されてしまう。マンデラがいた南アフリカはましな方だろう。だから長期刑務所で生きていられたのだ。コンゴでなら数年ももたない。
刑務所で快適な生活が出来るのは僕が知っている中ではスイスと最近では日本だろう。規則的、健康的生活が保障される。日本のいやなところは、刑務所まで社会的習慣が持ち込まれることだ。上下関係。まぁ、こっちはもう「老人」だから構わないかもしれない。
le dimanche 7 avril 2019
7時、晴れ、24℃、57.5%。
日本のサクラ、美しいと思うけれど、アーモンド、モモ、サルスベリの花盛りも美しく、サクラを特に愛でる感覚がわからない。花見にわざわざ出かけたくない。ましてやサクラの下で酒宴などとんでもない。これは父親の影響かもしれない。家族で花見に出かけたことがない。
富士山も美しいと思う。けれども富士に特に感慨はない。
新年号「令和」にも関心がないなぁ。
le lundi 8 avril 2019
6時半、晴れ、24℃、60%。
le mardi 9 avril 2019
6時半、曇り、24℃、70%。
le mercredi 10 avril 2019
6時半、曇り、24℃、72.5%。
『Bull』。フランス語で以前feuilletonというTVドラマのジャンルがあった。新聞やTVの連続小説などのことを指した。最近はsérie téléviséeというらしい。『Bull』はそんなシリーズである。裁判劇なのだが、主役が弁護士ではなく、裁判を有利に運ぶためのアシストをする人物である。アメリカの裁判は陪審員制度、陪審員が有罪無罪を左右する。そこで特に陪審員の選択にこのアドバイザーが活躍する。モデルがあるらしいから、満更架空の話ではないようだ。
ドラマはドクター・ブルの性格が出たヒューマンなものになってる。感激したエピソードは、国外退去になる難民、この場合本国では心臓外科医であったが米国では不法滞在者であった難民を、気転でドイツに逃がした話だった。
Canal+のTVシリーズは多彩である。米国が多いけれども、アルゼンチン、スペイン、トルコ、スエーデン、ブラジル、デンマーク、フランス、英国等々。アフリカではセネガル、南ア、ナイジェリアものがある。ところが今のところ登場して来ないのが、中国、日本、韓国だ。東洋は文化が違い過ぎてCanal+で採用されないのだろうか。グローバル時代、偏見だと思う。
Canal+の映画はというと、中国、日本、韓国の映画も放映されるが、大抵は活劇、空手もので、文化程度の低いものばかりである。これもフランスによる偏見だ。
le jeudi 11 avril 2019
6時半、曇り、24℃、70%。
『寒山拾得』を読んだ。時々読む短編。文章がいい。歯切れがいい。語句がいい。論理が通っている。
ついでに『うたかたの記』。中にでて来るエキステルというのはJulius Exterのことか。鴎外のカナはいつも特殊なので分かり辛い。カフェ「ミネルワ」は「ミネルヴァ」じゃないといけないし、イタリア人の栗売りの声は「マロオニイ」であるわけがなく「marroneマローネ」だったはず。
le vendredi 12 avril 2019
6時半、曇り、24℃、70%。
9h45、停電。
更についでに『文づかい』も読了した。
3部作とも、欧州留学を官費でした鴎外らしさ、生活苦が自分のものではなく、外から見た明暗としてでて来る。よほど当時の日本国は留学生に資金を注いでいたとみえる。
鴎外がドイツに渡ったのは22歳だもの、若いなぁ。1880年代央だ。
帰国後欧州には行けていない。荷風の時代どころか、敗戦後、1970年代まで欧米は遠かったのである。留学などで一生に一度ヨーロッパに行ければよかった。東京大学に地方大学から移ったH教授は、予算が東京大学は違うのか、ほぼ毎年フランスの学会に出られるようになった。今の大学の先生方は、東京大学に限らず、割と気軽に研究費を使って海外に出ている。
荷風にも『舞姫』という短編がある。舞姫ローザ・トリアニへの賛辞で小説的ではない。とはいえ、今に伝わるローザ・トリアニなどというオペラ歌手は実在しなそうだから、創作かもしれない。
le samedi 13 avril 2019
6時半、晴れ、24℃、70%。
『最後の一句』。「マルチリウム」と云う言葉を役人が知らずと云うが、知るわけないのは当然で、辞書のととのった現代でも殆ど誰も知らないだろう。ラテン語なら猶更で、martyriumとは「試練、犠牲、殉教」または「殉教者の墓」の意で、フランス語なら「殉教者を祭る建物」のことである。ドイツ語ではMärtyrerinというらしい。
献身というならdévotionだろうし、犠牲ならsacrifice、殉教者、殉死者ならmartyr、ここでは少女だからmartyreとはなってもmartyriumを使うことはない。ま、大正時代だから仕様がない間違いと思うが、「マルチリウム」など持ち出さなくてもいいのだと思う。衒学趣味。
le dimanche 14 avril 2019
7時、晴れ、24℃、70%。
野菜を担いで戸別訪問、担いで売りにくるルーシーおばさんが、今日日曜日なのにやってきた。イモムシ、トマト等を買う。イモムシは普通殻coconではなく剥いて乾燥させて市場で売ってるのだが、今日は殻のままだ。絹をとるcoconではなく、茶色の殻。殻を破ってイモムシを取り出す作業をクリスチャンと先日から来ているジュベ君がしている。僕は偏見からともかくイモムシは食べない。習慣の問題といえる。
『大塩平八郎』。大塩平八郎を社会主義者とするのはどうかなぁ。百姓一揆などが社会主義の萌芽になってしまう。
大塩平八郎の乱は1837年で、もう19世紀、30年後には大政奉還だ。フランス革命は1789年、体制を覆してしまった。しかし、徳川幕府にはショックだったろう。大塩平八郎の目的が富豪からの略奪と行政機関である奉行に限定されていたのなら、運動の広がりもないし、社会主義的思想とはいえないなぁ。
乱の双方の犠牲者は数えるほどしかないが、火事で被害にあって焼け出された人々が多い。大塩グループへの処罰はかなり徹底していて重い。
スーダンでエル=バシール大統領が退陣したが、デモの原因はインフレ、食料価格の高騰らしい。生活苦ということだが、ことの始まりは南スーダンの独立と思われる。この独立で国家収入の75%が減った。スーダンも原油収入に依存した経済構造になっていたわけだ。
スーダンは南スーダン分離前(2011年以前)にはアルジェリアを抑えてアフリカ大陸第1の広い国土になっていた。今でも、アルジェリア、RDCコンゴに次ぐ第3の面積がある。
南スーダンは、世界地図でみると小さな国のようだが、日本よりも遥かに広い面積がある。南スーダンは崩壊国家。どうしようもない泥沼にある。
ともかく、スーダンは南スーダンの独立で自殺に追い込まれたようなものだが、シェブロンが南スーダンで原油を発見したのは1974年だから、1980年代以前のスーダンは原油依存経済ではなかったわけで、政治次第でエチオピアのような経済発展が不可能だったとはいえない。
スーダンはエジプト隣国エジプト同様紀元前2500年、だから現在から見れば4500年以上の文明史がある古い国で、多くのサブサハラ黒人国の歴史とはかなり異なる。
le lundi 15 avril 2019
6時半、雨、24℃、67.5%。
4月半ば、まだ雨季。そろそろ明けてもいいのに。
『倫敦塔』。面白くない。
ロンドンには何回か行った。いつもミュージカルを観劇。それ以外ロンドンに興味がなかった。もっと真面目に観光した方がよかったかなと思う。今更遅い。だが、ロンドン市中を散歩する気になったことがない。偏見だ。違いない。
ロンドンは飯が不味かった。中華やイタリアレストランにだから行くことになる。中華街では麻雀の音がしていた。日本飯は美味いが馬鹿高かった。高級寿司を驕ってくれたT君には感謝している。地下鉄は汚く、地上に出ると街が煤けていた。今は違うかもしれない。仕事で行った時はホテルとオフィスを往復して辟易。
le mardi 16 avril 2019
6時半、晴れ、24℃、72.5%.
パリのノートルダム大聖堂火災。足場が組まれていた様子だから改修工事中だったようだ。石造りとはいえ、屋根裏は木材だから良く燃える。
防火、火災報知器に問題ありだ。
上野千鶴子さんからアグネス・チャンをネットサーフ。二人とも面白い。特にアグネス・チャン。こういう方々を日本の首相に選べばいいのに。首相公選制ならねぇ。
le mercredi 17 avril 2019
6時半、快晴、24℃、67.5%。
le jeudi 18 avril 20196時半、晴れ、24℃、67.5%。
le
vendredi 19 avril 2019
6時半、快晴、24℃、65%。
イエス・キリストJésus
Christ処刑の日。
ルブンバシのギリシャ系スーパー「Psaro」でニョッキgnochi(500g)が安くなっていた。賞味期限が今月24日で切れるための安売りだ。1500フラン(103円)。1か月前はまだ3000フランしていた。正価は5500フランだ。賞味期限ひと月くらいから値が下がり始める。
僕はニョッキが好き。日本のすいとんのようなものだが、難しくないかも知れないが自分では作れない。ニョッキを置いているのは「Psaro」だけ。売れ行きがわるいのかなぁ。スパゲッティの1kgが5500フランだから乾燥パスタよりも高い。コンゴ人は先ず食べないというよりニョッキを知らない。
le samedi 20 avril 2019
6時半、晴れ、24℃、62.5%。
髪を黒く染めるのは年齢に抵抗するためか。そうだろう。
復活祭の休みで来ていたジュヴェ君、ムソシの日本人の子、アヤコさんの子、つまり日本人の孫ジュヴェ君が家に帰った。ちょっと長い滞在だった。家事を助けてくれたので有り難かったけど。交通費として3万フラン(2000円)を渡した。リカシ市から来ているので往復1万フランはかかっているだろう。あとは小遣いだ。
9時半、停電。最近よく停電する。長くはなさそうだけれど。
14時、いや、停電長い、今日は。そして、ネットもダメだぁ。
18時、とっと全部回復。
le dimanche 21 avril 2019
6時半、快晴、24℃、62.5%。復活祭。
モンテカルロのテニスは、早々に錦織選手が敗退し、僕が応援している18歳のトーゴ(国籍カナダ)のフェリックス・オジェール=アリアシムも敢無くズベレフ(ドイツ)に負け、そのズベレフも決勝まで進めなかった。チチパス(ギリシャ)、ティエム(オーストリア)そしてナダル(スペイン)まで消え去った。
決勝に今日午後でるのがLajovic。名前の発音はライオビッチ。「j」をラジョビッチと読まない。フランス語で「j」は「ジュ」また「イージュ」とも云うから「イ」と読まれても不思議はないのだが、彼の出身セルビアの言葉では「j」の場所によってそう読むのだろう。Jocovicはジョコビッチである。
勝利者はフォニニ(イタリア)だった。ザンビアはキトウェのパオラさんにWhatsAppで祝電を送った。
le lundi 22 avril 2019
6時半、快晴、24℃、62.5%。
ムソシの子どもたちの一人、ヨシミ君が昨日他界した。突然の訃報である。普段はザンビアのンドラに住んでいた。ルブンバシにいる母親に会いに来て亡くなったようだ。まだ40代前半だろう。若い。
「日本カタンガ協会」を代表して葬式に行かなきゃいけないだろう。葬式も結婚式も式と云うものが僕は嫌いだから欠席したいがなぁ。致し方ない。
le mardi 23 avril 2019
6時半、曇り、24℃、62.5%。
乾季とすれば曇りの日が45月にあるが、もう雨は降らないだろう。
ルブンバシでクリスチャンのことを頼んでいるS氏に「交通費」をせがまれた。はやくクリスチャンにはプロの選手としてザンビアに出て欲しい。
le mercredi 24 avril 2019
6時半、曇り、24℃、62.5%。
le jeudi 25 avril 2019
6時半、快晴、24℃、60%。
今日、ムソシの日本人の子どもヨシミ君の埋葬だが、ムソシ、カスンバレサからナナさんもキミコさんも参加できないというので、僕も参加しないとサイトウ君に連絡した。正午の埋葬となっているが、時間がルーズで何時本当に埋葬されるのか全くわからないのだ。コンゴ人は1時間でも3時間でも待っている。
テニスはバルセロナに移っている。今日は錦織とフェリックス・オジェ=アリアシムが対戦。Canal+はなんとこれを中継せず、15時のナダルまで待って中継を開始した。錦織では視聴率が悪いのかね。今日の錦織圭はフェリックスをこてんぱてんにやっつけてしまった。モンテカルロの錦織とは様変わりだったようだ。
le
vendredi 26 avril 2019
6時半、快晴、24℃、57.5%。
le samedi 27 avril 2019
6時半、晴れ、24℃、57.5%。
カスンバレサ、ムソシに行く。乗り合いタクシー、行き7000FC(485円)x2(サイトウ君分も入れて)帰り、サイトウ君は別途10000FC、僕の分が7000FC。ナナさんの家までのバイク往復6000FC。合計3万フラン(2081円)。
キミコさんは元気にしていたが、いつも金欠病を言い出す。確かに12歳の長男リシャール君を頭に6人の子がいて生活は苦しそうだ。リシャール君はまだ小学5年生。学費が払えなかった年があって1年遅れである。それに親戚、近所の子どもたち、失業少年たちが家に寄ってきている。賑やかというのか、誰が誰の子かこちらには分からない。
ところが、彼女には夫の共同財産とは別に家から6kmほど行ったところに土地を買って家を建てているのだそうだ。何時完成するかわからない長期計画である。そこにカスンバレサのレストランのテーブルやイスなどを保管しているとのことだ。大型TVはどうしたのかと訊くと、家の奥から埃をかぶったTVを出してきた。家で使っているかと思ったが、単に保管しているだけだった。
ムソシの子どもたちの様子をきいた。サツキさん、ユウコさん、ナナさん等々。とくにみんなに変わりはなさそうだ。ナナさんがまた妊娠中、夫が何人も女を囲ってて不幸だとこぼしていると。
ナナさんの家に行く。バイクタクシーで30分。疲れる。彼女、お腹が大きい。臨月は7月。そのため養鶏は休んでいることが分かった。9月過ぎれば養鶏再開可能という。養鶏が一番安定した収入になるので、彼女の家のためだけでなく、子どもたちの子どもたち、即ち日本人の孫の世代の教育費捻出に協力して欲しいのだけれども、今のところ9月まで待たねばならない。
問題は、鶏をナナさんが育ててくれるのに、販売に子どもたちが非協力的なことだ。現金販売をしないといけない。クレジットで売れば代金回収が出来なくなる。冷凍にすれば、スーパー「マ・メゾン」が買ってくれるが、それも段取りしなといけない。
ナナさんに夫のことをきくと、優しくていい人だと、だいぶキミコさんの話とは違う。夫の母親(ナナさんの義母)が来てくれた、とてもい人だったと。また、夫の他の女性との子どもたちを引き取っているともいう。彼女の夫は国軍FARDCの将校だ。僕が去年12月に会った時は、いささかアル中気味だという印象を受けたが、優しくしてくれるならいいではないか。軍人だから、コンゴ東部の戦争地帯に行くようになったらどうするかときいたら、余り心配していないようだった。
父親探しを日本でM氏が続けていると報告。やはり父親には会いたいらしい。3年前には、こんな苦労をさせる父親を恨んでいたナナさんだった。今は会いたいという気持ちになっている。
le dimanche 28 avril 2019
6時半、快晴、24℃、57.5%。
いよいよ乾季入りした。昼間、温度が上がっても夕立がない。
洗濯には非常に都合がいい。直ぐに洗濯物が乾く。
夜になると、庭のジャスミンの香りがきつい。
le lundi 29 avril 2019
6時半、快晴、24℃、57.5%。
日本の年号が平成から令和に明後日(5月1日)からなるのだという。年号を僕は使わないから実感がない。むしろ年号は使いたくない。何故なら、天皇制と結びついているからだ。僕は共和主義者である。だから天皇制を規定した憲法を改正して欲しい。
天皇として裕仁は無責任だったと思う。明仁は敗戦時に児童だから特に責任はない。皇太子として生まれたのはしかし不幸かもしれない。それでも一般人の苦労はない。今度天皇になる徳仁を「なるひと」と読む。知らなかったね。関心がない。
アフリカには数えるほどしか王国がない。王国といってもごく小さな国々である。一方、伝統的酋長は大陸各地にいる。国境を越えて存在する。
例えば、ルブンバシ近くのミンブル村にいるカポンダ酋長のテリトリーはザンビア北部ンドーラ(カッパーベルト州の州都)まで及ぶ。会ったことがあるが嘘つきで、祭礼に招待するといったがリップ・サービスだった。何人目かの奥さんがキプシでバーをしている。
ナイジェリアのオルブセ2世’(2015年没)はヨルバ人の王だが、ナイジェリア西部、ベナンにも影響力があったという。
政治的権力はないというけれども、陰に陽に政治的にも無視出来ない力があるといえる。
しかし、グローバリスムのなかで、酋長たちもビジネスマンになっているのではないかと僕は思う。影響力のある圏内に鉱山開発をする企業から上納金をとったり、選挙ではなく特典で国会議員になったりするのである。日本の天皇よりも始末が悪いかもしれない。
le mardi 30 avril 2019
6時半、快晴、24℃、60%。
6時半、ネット不通。PCの表示は「接続」になっているが不通。こんなことが時折ある。スマホでは不通表示がされている。
8時40分、回復。
Coing(コワン)のジャムを買った。ラベルの絵をみると洋ナシ。でも洋ナシではなく日本語では花梨(かりん)というようだ。漢方で咳止めだと云う。ふ~む、面白いかも。
『My lady』(Richard
Eyre監督、英国、2017年)。英国では、家裁の裁判官が女性だとMy ladyと呼ぶようだ。
エホバの証人を信仰する白血病の未成年(17歳)に輸血を強制する判断を下す。助けた青年が最後には死んでしまう。これはハッピーエンドにして欲しかったなぁ。
エホバの証人は僕の住むキプシにも教会がある。家にもバイブルを持って宣教にくる。必ず断っているがしつこい。
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