08 août 2022

2202年7月 juillet 2022

 

le vendredi 1er juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

『ひとつの太陽』、台湾、チョン・モンホン中島長雄監督、2019年。原題は『陽光普照』。邦題は英語のタイトルA Sunからの訳だろうが、マンダリン(北京語)から『陽は(誰にも)平等に降り注ぐ』などとすべきだった。または主人公の父親の好きな格言から『カルペディエム』とでも。いくつかの批判的評価を読んだが、僕はむしろよくできていると思う。最後にでてくる父親の告白は不要で、むしろ暗示程度にしておいた方がいい。俳優さんたち、全員好演

 

le samedi 2 juillet 2022

6時、雨、28/24

 

le dimanche 3 juillet 2022

7時半、曇り、29/24

 

19時、嘔吐。19時半、37.3、パラセタモル1000

2045分、36.8

 

le lundi 4 juillet 2022

6時、曇り、29/24

 

『先に愛した人」。台湾、2018

タイトル、もう一工夫して欲しい。たとえば『風鈴』とか『宝くじ』などなど

 

劇中劇でバリ島への憧れが歌にもなっているが、僕にとってバリ島は、決して夢の島でもなんでもなかった。海岸も段々畑もそこそこ、例外的な美しさなどない

 

Mother マザー』大森立嗣監督、2020年。嫌な映画だね。盲目的に母親についていく少年もいるのか。母親は性格破綻者

修平君という個がない。détestable ! 母親だから好きだというのは理不尽。理由にならない。日本人の母親コンプレックスが、この映画に高評価を与えている。呆れた

 

実際の祖父母殺害事件をもとにしてできた映画だそうだ。犯人の少年17歳は自虐的行為を楽しむマゾで、母親はサドなのかもしれない。映画ではでてこないが、少年は性的に母親の相手と参加している

 

le mardi 5 juillet 2022

6時、晴れ、29/24

 

午前3時停電、6時半回復

 

Roma』アルフォンソ・クアロン監督、メキシコ、2018年。ローマというのでイタリアの首都かと思ったらメキシコシティーの街ローマだった

監督の少年時代の物語なのだそうだ。しかし、70年代初頭が皆さん懐かしいのかなぁ。白黒映画にして過去の思い出と強調する。僕は監督よりも15歳以上年上だけれども1971年は天然色だ。当時はまだテレビはカラーじゃなかったけど

結論を云うとつまらない映画だ。小津安二郎の映画みたいだ

 

『マッドバウンド』、ディー・リース監督、アメリカ、2017年。

よく練られたシナリオだ。ストーリーもよく、会話も素晴らしい。まだまだ黒人がヒト以下の時代、戦争が終わって欧州から帰ってきた帰還兵、黒人兵と白人兵の友情、哀しい友情と副題にあるが、むしろ熱き友情。人種偏見はどこでもなかなか正されない。問題にされないが黒人による白人差別もある

 

le mercredi 6 juillet 2022

6時、曇り、29/25

 

広中平祐氏85歳当時の京都大学での講演を読む。落語をきいている感じ。ざっくばらん。85歳で、もう体裁なんて知ったことじゃないということか。上の兄二人を戦争で亡くしていた。だから靖国神社など行かないと明言している。英霊なんて祭り上げられてはたまらないということだ。今91歳でお元気なようだ。ハーバードの先生だったから、岡潔のような情緒主義はいわない

 

数学は現実の役にはたたない学問らしい。それを研究できるのが学問の自由のお陰だ。役に立たないといっても今役に立たないというだけで、10年後、100年後、1000年後、もしかしたら役に立つこともあらんということだ

 

le jeudi 7 juillet 2022

6時、雨、29/25

 

le vendredi 8 juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

安倍元首相銃撃され死亡

 

le samedi 9 juillet 2022

6時、曇り、28/24

 

床屋

 

安倍が亡くなって、セキュリティの反省がなく、法規制きょうかに走るとせば、ろくでもないことになる

 

le dimanche 10 juillet 2022

7時、晴れ、29/25

 

日本時間21時、参議院選挙。自民・公明圧勝の勢い。なんだろうね。安倍のスキャンダルはテロ被害でかき消されたということか

 

安倍を襲った山上徹也は統一教会のメンバーらしい

 

le lundi 11 juillet 2022

6時、雨、29/25

 

ベナンへの旅はしばらく諦める。ハイシーズンで料金が高くなっている。シェバマイルが使えないことがはっきりした。今朝エチオピア航空に行き、確認した。Asky航空ではシェバマイルが使えないことが確実になったのである。エチオピア航空の窓口担当イブラヒムさんのミスリードとしか言いようがない。こんなことは初日でわかっていたはずだ。コナクリーに行くならシェパマイルがつかえそうだ

 

Barbara Lee米国下院議員(民主党)、古くはJeannette Rankin(共和党)が平和主義者として議会で米国参戦に反対票を投じてしる。議会でたった一人だけが戦争に反対した

 

le mardi 12 juillet 2022

6時、雨、28/24

kigali

米川正子という大学の先生がいる。コンゴ(DRC)のムクウェゲ医師の日本訪問などでしゃしゃり出てくるお方だ。彼女が日本語版Newsweek誌で書いている記事を読むと自分だけが正しいように押しまくる。緒方氏がUNHCR高等弁務官だったときに、コンゴ等の難民村からルワンダ人を帰国させたことを緒方貞子の失敗といっている。この記事では注意深くルワンダのフツ族とツチ族への言及を避けている。現在でもルワンダの傀儡と云われる民兵組織M23がコンゴにいる。コンゴにいるルワンダ難民とはカガメ政権を恐れるフツ系住民と思われる、1994年、映画ホテルルワンダにあるようにフツ人たちがツチ人たちを虐殺した。しかし、ツチ人が軍事力で政権を握った。そうすると復讐が始まった。ツチ人がフツ人を虐殺したのである。だからフツ人がコンゴやタンザニアに逃げた

 

ルワンダではジェノサイド(大量殺戮)記念館がいたるところにある。フツ人がツチ人を摩擦した記録だけが語られる。しかし実際はツチ人がフツ人に復讐した例も多々ある

 

ツチ人は政権をとってから、フツ人に復讐することを建前として許してはいない。フツ人の首謀者を探し出して裁判にかけることはいまもしている。だから、フツ人としてコンゴに逃げたけれど、特にツチ人殺害に加担したフツ人でなければ、ルワンダ人として訴追を受けないとカガメが約束しても不思議はない。難民の大部分は普通のルワンダ市民と考えられるからだ

 

ツチ人政権、現政権が発行した身分証明書には、人種や民族の項目がなくなっている。カガメはベルギー人が決めたツチ人の身体的特徴をよく表している。身長が高く細い。けれど実際はツチ人だって小太りで短足もいる。ルワンダ人として区別はない

 

米川正子は人種間、民族間の争いを政治的争いに置き換えてカガメ政権を非難する。確かにカガメは独裁者である。反政府主義者を投獄する。それはフツ人であってもツチ人であってもである。しかし、ルワンダはアフリカに珍しく秩序があり、規律が正しい。汚職も少ない。国全体が公園の庭のように整備されている。それはカガメのお陰だ。ちょっとカガメをもちあげ過ぎたかな。何といっても独裁者にはちがいないのだから

 

le mercredi 13 juillet 2022

6時、雨、28/24

 

原寛太という27歳になる若い人がYoutubeで発言している。フリーランス国際協力師師なる不思議な肩書である。定期的な視聴者Abonné10万人を越えている。ビデオの再生回数もときには50万人を越える。そうだろう、何しろ面白い。ウガンダ東北部の田舎でボランティア活動をしている。正義感に燃える青年だ。よく読書もして、勉強をしている。だが、他人の書いた本の受け売りのときもあるなぁ

 

le jeudi 14 juillet 2022

6時、曇り、29/25

 

le vendredi 15 juillet 2022

6時、曇り、28/24

 

le samedi 16 juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

サニブラウン君23歳をTVの世界陸上で初めて知った。ガーナとのハーフなんだ。なかなかの美青年。予選で9秒台。凄いじゃないか。で、ネットで調べた。フロリダで練習しているのかぁ。ナオミちゃんみたいだ

 

le dimanche 17 juillet 2022

7時、雨。28/24

 

le lundi 18 juillet 2022

6時、雨、28/24

 

le mardi 19 juillet 2022

6時、雨、28/24

 

オランダのチームAjaxで活躍するサッカー選手セバスチャン・アレルSebastien Haller君(28歳)が精巣癌と判明した。セバスチャンは父親がフランス国籍、母親がコートジボワール国籍のメティスだ。この癌は若い人がかかることが比較的多いそうだ

 

le mercredi 20 juillet 2022

6時、雨

 

Abemaドキュメンタリーで黒木昭雄という警察出身のジャーナリストの自殺を取り上げていた。岩手の17歳少女殺害事件を追って取材していた黒木氏、警察のミスを暴こうとしていた黒木氏。警察が全く黒木ジャーナリストの独自調査を認めようとしないのに絶望したにせよ、でもなんで自殺したのか僕には全く不明

 

このAbemaドキュメンタリー、なかなか独自で面白い

 

マンゴスチンmangoustan/mangousteを通りで売っていたので求めた。1100フラン(20円)。交渉すればもっと安く買える。僕は初めて食した。Wikiediaでは東南アジア減産というが、アフリカでは西アフリカならどこでもありそうだ。コンゴではみたことがなかった。ちょっとかじってみたら甘くて美味しい。果物の女王だそうだ

楽天でみたら、5個入りのパックが2000円。えっ

 

『史実を刻む~語り継ぐ戦争と性暴力』。満州黒川開拓の女性たちがソ連兵に差し出されたのは、開拓団の日本帰国を助け、またソ連から食料を貰うための強制的犠牲だった。それを敗戦後隠蔽した開拓団。これと類似のことが他の開拓団でもあったに違いない。もっと事実が暴かれてもいいだろう

 

le jeudi 21 juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

中田敦彦という元吉本の喜劇俳優がいて、彼が文学解説をしていることを初めて知った。口角泡を飛ばして解説しているYoutubeを見た。面白い。でも、漱石、鴎外、太宰等々、オーソドックスで意外性はない。ま、誰かの受け売りですね

 

又吉直樹という人物も初めて知った

 

la vendredi 22 juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

Ecobankが、支払い失敗と端末にかえしておいて、実は僕の口座から相当額を引き落としていた。早速クレーム。端末に「失敗、Echec」と出たから別の銀行別のカードで支払をすませたのに、何たる銀行だ。ま、間違いは誰にでもあるなんて云っていられない。これは電子的オペレーションのミスなんだから

 

le samedi 23 juillet 2022

6時半、晴れ、28/24

 

le dimanche 24 juillet 2022

7時、晴れ、28/24

 

le lundi 25 juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

マクロン大統領がCamerounを訪問中、ベナンおよびギネビサオをこの後訪問するらしい。貿易の活性化が目的というが、 節操がない。カメルーンは独裁者も独裁者、ポール・ビヤの国。1982年から政権についている。89歳。しかも、ビヤはほとんどカメルーンにいない。普段はスイスだ

 

ベナンのタロン大統領も嘘つきで、まだ任期は2期目と短いが、2019年の選挙はなかなか民主的だったとはいえそうもない

 

ギニアビサウはポルトガルの植民地で、フランスは馴染みがないが、地理的にはセネガルとギニアに囲まれている。つまりはフランスに囲まれていたわけだ。マクロンはこの世界最貧国でかつ資源のない国をどうしようというのか。フランコフォニーに加盟しているので、取り込んでしまおうというのだろうか

 

le mardi 26 juillet 2022

6時、晴れ、28/24

 

河江 肖剰(かわえ ゆきのり)氏のエジプト学、ちょっと覗いたけれど飽きちゃうね。中田敦彦も鼻についてきた

 

le mercredi 27 juillet 2022

6時、曇り、27/24

 

中田某のYoutube大学で社会問題外交問題を取り上げるとき、参考にしているのが池上彰の本だ。池上というのは元NHKのジャーナリスト。憲法問題、日韓問題などなんでもジャーナリストだから書いている。学問的というより、近代現代の因果関係を記述する。しかしたとえば日韓関係では在日問題が明確にされていない。語られない。池上はリベラルではあるが、主張をするのではなく、「客観」という隠れ蓑をまとう

 

le jeudi 28 juillet 2022

6時、曇り、27/24

 

le vendredi 29 juilelt 2022

6時半、晴れ、28/24

 

le samedi 30 juiilet 2022

7時、晴れ、28/24

 

le dimanche 31 juillet 2022

7時、晴れ、28/24

 

la miséricorde de la jungle』(ジョエル・カレケジ監督、2018年、ベルギー=フランス=ルワンダ)。コンゴの密林をさまよう兵隊2人。第二次コンゴ戦争が時代背景。1998

 

2人ともルワンダ人だけれども、一人はコンゴ軍に雇われた兵隊のようだ

 

僕が好きな映画『Z』や『Etat de siège』で有名なギリシャの映画監督Costa Gavras2019年『Adults in the Room』という映画をとっていた。Canal+で放映されているのを観た。ギリシャの経済危機を勿論ギリシャ側に立って語っている。借金返済が低成長を生み、経済的悪循環に喘いでいた

 

結局、2015年から実施された選挙で勝った左派も右派も緊縮財政を余儀なくされ、欧州就中ドイツの要求を飲まされ、ギリシャ国民の犠牲において財政均衡が現在は実現されている。ま、小康状態かな。しかし、犠牲は大きかったようだ。2009年以前の左派政権による財政支出、財政緩和のつけをを後代が払わされたということだろう

Aucun commentaire: