31 mai 2014

5月31日 RDCコンゴ:テンケフングルーメ脱税疑惑 RD Congo: Tenke Fungurume et Kamoto Copper épinglées pour évasions fiscales

Le samedi 31 mai 2014
7時、快晴、2050

今朝はメルセデール修道会(カトリック)のシスター・ルーシーさんたちとキプシ刑務所訪問をした。僕にとって2回目だ。前回300数名の受刑者が今回335名(内女性は7名)に増えていた。ここの生活条件は何処よりも酷い。ただでさえコンゴ大衆は貧困に苦しんでいるというのに、受刑者となれば極限まで追いやられている。
スーシーさんたちは受刑者にこれまで食料(野菜、トウモロコシ粉など)を差し入れしていたが、国際赤十字が今来ているので、食料は十分なので、ゲーム、本、石鹸などの差し入れと法律相談に切り替えた。食料は余ると刑務所の職員(所長を含む)が横流しをして稼いでしまうので止めたのだそうだ。国際赤十字が来なくなったら(多分6月末)メルセデール会で再開する。
今回の訪問で目立ったのは未成年者(18才未満)だ。また受刑者と書いたが、大部分は実は未決犯。つまりまだ裁判所で審理がされていない人々である。痛ましい。
「日本カタンガ協会」でもメルセデール会と協力して何か貢献したい。

パオラさん(キトウェ、ザンビア)に養子に出たビキーラことエリーちゃんの画像をもらった。丸々と太って食事を貪り、パオラさんの足にまとわりついて彼女の靴を齧って駄目にしてしまったという。エリーは幸せそうだ。
片や、オスを貸してくれたアリのところに貰われて行ったマドンナII世は痩せてしまった。元気にはしていたけど、何を食事にあたえられていることやら。運命の分かれ目だった。


バッテリーを切るのを前日忘れてしまって、バッテリーが上がってしまった。エンジンを変えたときに、バッテリーが何処かでショートするようになった。誰もその場所を見つけられなかった。そこでバッテリーをきるのである。切る装置は福島のIさんから頂いた。
いつも来てくれるマペンド校のンバングさんがつかまらない。クリスチャンが連れてきたマペンド校の中高等部6年生(今年卒業)がバッテリーを持ってきて車をスタートさせようとしたが上手くいかない。結局車を押してスタートさせた。バッテリーをチャージさせるためにミンブル村(10km)まで車を走らせた。一騒ぎである。5000フラン(500円)の出費。

先日カタンガ州のプウェトから国連軍(エジプト部隊)が撤退したと書いたが、州知事モイーズ氏がキンシャサの国連代表にプウェトの治安を守るために再び国連軍を派遣して欲しいと申し入れた。モイーズ氏によれば、カタンガ州の難民は50万を下らず、東部の治安は依然として悪いというのだ。国連は同州マノノ南部に治安維持作戦を集中させており、プウェトは沈静していると撤退を正当化している。見解の差だが、国連軍はプウェトに2ヶ月しかいなかった。もっと長く駐留して様子をみてくれてもよかったのではないかと思う。何しろプウェトはマノノ、プウェト、ミトワバを結ぶ「死の三角地帯」と呼ばれる一角なのだ。僕も国連軍が引揚げるときいて、プウェトに平和が戻ったのか、よかったと思ったけれども、そう情勢は簡単ではない様子である。

アメリカの黒人詩人・作家マヤ・アンジェロウMaya Angelou86)が亡くなった。28日(水)のことである。Wikipediaには、韓国語、中国語版はあるのに日本語版がない。何故だろう。
僕は彼女の作品を読んだことがない。けれども少なくとも自伝『All God's Children Need Traveling Shoes, 1986. - Un billet d'avion pour l'Afrique, Les Allusifs, 2011や『I Know Why the Caged Bird Sings, 1969. - Je sais pourquoi l'oiseau chante en cage』は読みたい作品だ。なにしろ、生を受けてからの文字通り波乱万丈の人生は大いに興味がある。
アフリカとも縁が深い。エジプトとガーナで生活したことがある。彼女は自分自身を「アフリカ人であり、且つアメリカ人」という。

ヤウンデ(カメルーンの首都)およびジュネーヴをベースとしたアフリカ経済情報誌『エコファンEcpfin』によるとRDCコンゴカタンガ州でどう開発をしているテンケフングルーメ社(米国マクモラン)とカモト・カッパー社(スイスのグレンコア系)が脱税容疑で捜査されているらしい。
テンケフングルーメはRDCコンゴ最大の鉱山会社である。カモト・カッパーはカタンガ・マイニング同様グレンコア・グループだ。両社とも世界に冠たる鉱山会社で今月27日(火)にキンシャサの新聞『ラ・プロスペリテ』が報道したような事実はあるかもしれないが、『エコファン』誌の伝聞だけではなんともいえない。ただ、コンゴ人の外国企業に対するイメージは一般的に外国企業はRDCコンゴの地下資源を「盗んでいる」というもので彼らの貢献をことさらに軽視している。実際は一部のコンゴ高官が利益をえているのではないだろうか。テンケフングルーメを例にとってみれば、職業訓練所を含めたいくつもの学校の建設・運営、病院、インフラ等に大いに貢献している。多分、脱税が本当だとしても大事に至らないだろう。
テンケ フングルーメ社びビデオタイトル
テンケフングルーメはコルウェジの東となりの地名からきている名
巨大企業マクモランのコンゴ現地会社
RD Congo: Tenke Fungurume et Kamoto Copper épinglées pour évasions fiscales
jeudi, 29 mai 2014 18:17

 (Agence Ecofin) - La société civile du Katanga aurait trouvé en Tenke Fungurume et Kamoto Copper Company deux des entreprises minières « auteurs des évasions fiscales dont souffre » la RD Congo qui est à l’épreuve d’une inadéquation entre le boom minier et les recettes du pays, rapporte La Prospérité.

Le rapport provisoire de la société civile, publié le 27 mai et cité par le journal, a apporté des éléments d’appréciation accablants pour Tenke Fungurume Mining (TFM) et Kamoto Copper Company (KCC) qui détiennent de vastes gisements sur le cuivre dans la province du Katanga.

Entre autres, le rapport révèle le rejet, en 2012, par Kamoto Copper d’une mission d'investigation du gouvernement, « au motif que les documents nécessaires n'étaient pas disponibles dans des délais courts ».

Quant à Tenke Fungurume Mining, « les pièces comptables pouvant permettre le rapprochement des valeurs inscrites dans les comptes des immobilisations étaient inexistantes sur le site d'exploitation à Fungurume et au siège social de l'entreprise à Lubumbashi », a précisé le rapport. Les fameuses pièces étaient tout simplement « archivées au siège de la société mère à Phoenix, en Arizona, aux Etats-Unis d'Amérique», ceci en violation de la règlementation de la RDC qui exige que les pièces comptables soient gardées au siège social de la société pendant dix ans.

Le feuilleton ne serait qu’à ces débuts et pourra être très accablant pour bien d’autres compagnies, surtout que la société civile de RDC est très engagée à voir plus clair dans les recettes minières de ce pays présenté comme un accident minier en Afrique.

Tenke Fungurume Mining détient en RDC un des plus grands gisements de cuivre et de cobalt au monde, dans des concessions contiguës couvrant plus de 1500km2 au Katanga.



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