01 août 2017

7月16日~31日 キボコ君 Kiboko ou Hippopotame

le dimanche 16 juillet 2017
6時、快晴、18℃、50%。

昨日午後からネットが不通。契約した12Mbを使い果たしたのだろうか。7月5日にはまだ10Mbあったのに。videoは殆どDLもULもしていない。携帯ではアプリを勝手に更新してくれる。でもそれだけでバイトを消費するのかなぁ。

カスンバレサの物件のギャランティーを払ってくれとせがんでくる。1000ドルだ。自助努力をしてほしい。明日までに払わないと、押さえられないというのだ。場所はよさそうだ。だが、レストラン経営の体制が出来ていない。ルブンバシのテキサコの賃貸契約を切れば今のところ1200ドル返金になるが、契約条件がはっきりしていない。

四駆三菱L200を売りに出しているが、運転手ルディさんが見つけてきたポテンシャルな買い手、フランス人、南ア人がなかなか決めないので、ルブンバシに車を移動して売却宣伝をすることにした。一時、僕の免許を更新したので他の書類をそろえて僕自身が運転してルブンバシにもっていこうとしたが、それには保険をいれて500ドル近くかかる。そこでルディさんが警察のいない日曜日にルブンバシまで車を持っていくことになった。1万ドルで売りたいがどうなるか。6000ドルまで値下げを検討した。クリスチャンのいた職業訓練マペンド校のメカの先生ンバングさんに修理してもらったので車は完全に修理された。また僕がルブンバシに通うのに使うこともできる。しかし、交通警官のいやがらせ、賄賂請求に嫌気がさしている。運転は好きだがもうRDCコンゴではしたくない。バスでルブンバシに行けば1000フラン(これまで100円としてきたが、フランの暴落で、現行レートでは72円)しかかからない。L200の燃料費よりも遥かに安い。それにバスの方が楽なのだ。
11時20分、車はルディさんが運転してルブンバシに向かった。

le lundi 17 juillet 2017
6時、快晴、18℃、50%。

まだまだ寒いなぁ。ここは地図上は熱帯、でも南半球だから今が冬と云ってもいい。9月になれば朝が室内で22℃になろう。それまで寒い。

帰りのバスが値上がっていた。1000フランから1500フラン。毎日のようにフランが値下がりしており、今日は1ドルが1580フラン(スーパー「ジャンボ」の例)。去年1月の1ドル900フランからみるとかなりのフラン下落だ。バス料金はこの間上がっていないのだから致し方なかろう。バイクタクシーも明日から500から1000フランになるそうだ。
一時のジンバブウェほどではないにしても、狂乱物価時代が来るかもしれない。

le mardi 18 juillet 2017
5時50分、快晴、18℃、40%。月はほぼ頭上にみえた。下弦の月かそれに近い。

キプシのバイクタクシー料金は500フランで据え置きだった。ルブンバシの乗り合いタクシーも市内500フランで変わりなし。ガソリン代は1600フランで200フラン上がった。
ルブンバシのスーパー「プサロPsaro」のレートは対ドル1650フランとフランが先週よりもまた大幅に下がっていた。

猫ちゃんのビスケットがどのスーパーでも払底していて入荷は月末になろうという。買い置きがなくなってきた。困ったなぁ。

le mercredi 19 juillet 2017
5時半、快晴、18℃、47.5%。

le jeudi 20 juillet 2017
5時半、快晴、18℃、55%。

le vendredi 21 juillet 2017
5時半、快晴、18℃、52.5%。

6時10分、「予定通り」停電。20時、きっかり回復。
これは凄い。今月3日、12日に続いて9日目である今日21日「予定通り」停電したのである。キプシの電力会社Snelの計画停電だ。これができるということはSnelが各地区の電力消費量を計算し、地区ごとに電力を切断できるということだ。最近代わったキプシSnelの支店長は元技術部長のムトンボさんである。彼が計画停電を編み出したに違いない。それまでは消費量オーバーでトランスが切れたら応急修理するという付け焼刃だったわけだ。勿論トランスを容量の大きいものに取り換えれば一番いい。それには金がかかる。何時になるか分からないが、大容量トランスにできるまで定期停電をするのだろう。しかし、定期的に、計画的に停電させるとは進歩である。ルブンバシでは不定期に毎日のように停電する。ルブンバシは大都会だが、キプシのように地区ごとに持ち回りで停電させるようにすれば、消費者は前もって停電に備えることができるようになる。
僕は今朝5時半に起きて、お湯を沸かしコーヒーをいれた。パンもトーストしてしまい、6時の停電を待った。20時に回復と分かっているから不安がない。
次の停電は30日(日)。こういうことが、電力会社から各家庭にアナウンスされるようになるともっといい。


le samedi 22 juillet 2017
5時半、快晴、18℃、52.5%。

コンゴ人は地下資源が豊富なことを誇りにしている。コンゴは世界一リッチなのだという。そして、にも拘わらず国民の生活が貧しいのは外国企業の所為だと信じて疑わない。
国営鉱山会社Gecaminesは採掘権を外国企業に売り渡し、採掘を任せて株主として配当を受ける会社になってしまった。
それも経営としては悪くないかもしれない。しかし腐敗構造で借金だらけの会社になった。
政治が悪いというのは簡単だ。記事ではカビラ大統領叩きをしている。グルンバーグの記事も引用している。任期切れで居座っている大統領を叩くのも簡単だ。
だが、国民主権の国である。野党も口先ばかり。影の最大野党はカトリック教会。2016年12月末の与野党合意は教会の努力だった。それから半年、政権から教会は無視されている。今一歩、教会が国民をまとめることはできないのか。政教分離の建前はあくまで建前ではないか。国民の責任、まさに自己責任を全うできるのは教会しかないと僕は思う。

Facebook のコメント(上記)が一旦消されたが、また現れた。

le dimanche 23 juillet 2017
6時、快晴、19℃、47.5%。

le lundi 24  juillet
6時、快晴、19℃、57.5%。

le mardi 25 juillet 2017
6時、快晴、19℃、55%。

20時、停電。意外と長い。回復を待ちながら21時に寝てしまった。24時に目が覚めた時には回復していた。


le mercredi 26 juillet 2017
6時、快晴、18℃、50%。

ルブンバシのどのスーパーにも猫ちゃん用のビスケットが売り切れで棚においていない。仕方ないのでワンちゃん用のビスケットを買った。チーコちゃんたちにあげてみると、ごく普通に食べてしまった。ビスケットの大きさが犬用と猫用ではちがう。しかい、小型犬用なら猫ちゃんも無理なく食べられるようだ。

le jeudi 27 juillet 2017
6時、快晴、18℃、50%。

今月冒頭に書いたジョザファット君、とても背が高い。188cm。マスクも悪くない。明日、ルブンバシのカラビア・ホテルでファッションショーがあるが、そこでモデルとして出演することになった。おめでとう。多少出演料も出るようだ。入場料が25ドルもするので僕は見に行けないが。
キボコ君
アフリカ的ファッションではある
ルブンバシではモデルの仕事は殆どない
いつか国際的モデルになりたいのかなぁ
ジョザファット君の苗字は「キボコ」、スワヒリ語では「hippopotame、カバ(河馬)」という意味だ。出身地のキンシャサの言語リンガラでは特に意味はない。彼の体形は、しかし、カバには程遠いスポーツマン・タイプ。お姉さんの写真をみたけれど、彼女も優形である。

午後Canal+で映画『Madame Doubtfire』を観ていたら、あと15分というところで映画が切れた。他局は見えたのだから、92局Cinema Emotionだけが問題のようだ。

le vendredi 28 juillet 2017
6時、快晴、18℃、45%。

僕の三菱四駆がなかなか売れない。8000ドルで売れればと思っている。バスでルブンバシに行くのは楽でいいのだが、警察官の嫌がらせもないし、疲れない。しかし、ちょっと寂しい。そこで考えたのがバイクである。
ルブンバシのヤマハに行ってみた。
1100ドルで125ccが買える。2000年から2005年末で東京にいたとき、バイクに数年乗った。カブの中古を買ったのだ。125ccならもう少しスピードがでる。ここのポリスなら巻いてしまうこともできそうだ。250ccだと4000ドルくらいする。バイクに慣れるまで125で十分だろう。バイクはしかし危ない。雨の日も11月になればある。
でも、急にバイクに乗ってみたくなった。
市井三郎という哲学者がいた。ラッセルの『西洋哲学史』を訳した方だ。市井さんがバイクに熱中したのは60歳を過ぎた晩年だったと思う。
僕は日本でバイクに乗って交通事故は起こしていない。信号無視で10万円の罰金を食らったことはある。オレンジに信号がかわってから交差点を渡ったのだが許してくれなかった。バイクのヘルメット探しをしなければ。どこで売っているかなぁ。
フランス映画『Motorcyclette』はカッコよかった。調べてみると英仏合作映画。1968年制作だ。何回かTVで見た気がする。あれはハーレー・ダビッドソンだとWikiに出ていた。いつかハーレー・ダビッドソンに乗ってみたい。でも中古でも買えそうもない。ルブンバシでは見たこともない。
キプシではバイクタクシーによく乗る。100ccのインド製「ボクサー」が多い。以前は中国製が多かったように思うが、「ボクサー」が今は主流になっている。

le samedi 29 juillet 2017
6時、快晴、18℃、50%。

昨夜のFrance3(TV)でカルパンティエ夫妻が1960年代から90年代にかけて創作担当したバラエティー番組の思い出が放映された。当時のスターたちが勢揃いだった。今日のTF1が民営化される前の番組で、フランスのテレビが大衆化が始まったといっていい時代である。
僕が初めてパリに行ったころ(1972年)、家庭のテレビ受像機には扉がついていた。番組を見るときだけ扉をあけてスイッチをいれていたのである。チャンネルも数局しかなかった。大学都市の寮(モナコ館)の部屋にTVはなかった。あったのは半地下にあったスナックバーだけだった。
第一回アルジェリア時代(1973年から9年間)の最後に小さな受像機をフランスで買った。地中海を隔ててアルジェリアの向かいはフランス。フランスのTV番組を見ることができたが画質が良くなかったので殆ど見ていない。テレビを見始めたのはスイスに住むようになってから(1982年から15年間)で、ソニーのモニターTVを手に入れた。大好きだった番組は毎週木曜日の『特派員レポートEnvoyé spécial』(フランス)とスイスロマンドTVでは月曜日夜の映画だった。
昨夜はそんな僕でも知っているスターが出てきた。「ジジ アモローゾ」のダリダ、若いシャルル・アズナブール、ジルベール・ベコー、ジョルジュ。ブラッサンス、バルバラ、ぺトラ・クラーク、ジョー・ダッサン、クロード・フランソワ、ミレイユ・マティユ、シルビー・バルタン、物まねのティエリー・ル=ルリュロン、デパルディユ、サルドー等々、アラン・ドロンまで出てきた。思い出に耽るのは僕の趣味ではないが懐かしい人々に違いなかった。

le dimanche 30 juillet 2017
5時半、快晴、18℃、50%。

6時に停電になる予定だった。ところが、3時に目が覚めた時、既に停電していた。回復したのは20時。5時半に目覚ましを設定して、起きたらすぐにコーヒーを入れる筈だったが裏切られた。ま、予定通りいかないのがこの国とはいえままならぬ。


le lundi 31 juillet 2017
6時、快晴、18℃、50%。

18時半に帰宅したら停電中だった。昨日が「定期」の停電だったのではないか。20時になっても回復せず、結局21時まで停電が続いた。地区ごとの持ち回り停電ではなく、そういえばバス停から家までの通りの灯が消えていた。また送電線が盗まれたのか。

上弦の月。

アマゾンで注文し、東京からの出張者の方K氏に託送した携帯のガラス保護シートが届いた。休み明けの2日に修理しよう。ルブンバシではこのシートが払底していて修理ができなかった。仲介をしていただいたNさま、ありがとうございます。

同時に注文した携帯電話ケースは、サイズが違っていた。アマゾンがいい加減なのか、アマゾンのサプライヤーがいい加減なのか、返却しなければならない。交換することができるだろうか。トライしてみる。

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