03 septembre 2017

8月1日~8月15日 先祖の日 Fête des morts en RDC

le mardi 1er août 2017
6時、快晴、18℃、55%。

RDCコンゴでは「先祖の日」で休日。墓参りの日である。正式にはFêtes des parents et des mortsという。キリスト教国では万聖節(諸聖人の日、11月1日)の翌日が墓参りの日になっている。それをコンゴがザイールと呼ばれた時代、モブツが1979年、万聖節の翌日ではなく、先祖の日を8月1日とすると決めたのだそうだ。植民地時代を意識したモブツらしい政治決定だが、何故8月1日なのかはわからない。

この日はスイスでは1291年に連邦を結成した日、建国記念日となっている。なおスイスのカントンcantonを州と訳し、コンゴではprovinceを州と訳している。米国ではStateだ。しかし、州の概念は日本では理解が難しい。スイスの州はアメリカ合衆国の州よりも独立性が強く、スイス民主主義の基本になっている。コンゴの州は行政単位であり、独立性が極めて低い。中央集権である。
日本に道州制を採用しようという向きがあるが、それは中央集権制を修正するためなのだろうか。
難民の画像、これが現代コンゴの象徴になっているとは無念である。

電力メーター検針。16148kWh。7月の消費量は396kWhであった。昨日を含めた長い停電の所為か400kWh台に入っていない。tant mieux !

何とまた停電。8時半。12時ごろに回復したようだ。

携帯サムスンJ1にもいろいろモデルがあることが分かった。僕のモデルはJ111Fで、アマゾンに注文したケースはJ110だった。僕のミスである。750円の損失。tant pis !
液晶のカバーシートが上手く修理出来たらまたアマゾンで買って、出張者の方にケースの託送をお願いするようにしよう。


le mercredi 2 août 20017
6時、快晴、18℃、55%。

車でキプシの家まで送ってもらったが、疲労困憊。たまにはいいだろう。和気藹々とした中で打ち合わせ通訳ができたからだ。険悪な雰囲気だったらもっと疲れてしまう。

le jeudi 3 août 2017
5時、曇り、20℃、55%。えっ、20℃! それだけで嬉しくなる。でも曇り空。

9時、快晴。おおっていた雲は跡形もなく消えている。一体どこに行ったのだろうか。

DRKATで車検(70ドル)、16年、17年の車税(43x2=84ドル)、駐車税(40ドル)を払い、Snasで6か月分の保険料を払い込んだ。すべてキプシで手続きをしたので早かった。
これで三菱四駆L200を僕が運転する。売却の広告は窓に張り付けたままとする。

le vendredi 4 août 2017
6時、快晴、19℃、55%。

携帯はガラスシートではなくLED画面にひびがいっているということらしい。レバノン系「ナゼム」の携帯ショップで見てもらった結果だ。「ご愁傷さまmes condoléances」といわれた。ガラスシートをアマゾンで注文し、出張者の方にもってきてもらったが、修理不可。ルブンバシのサムソン代理店でLEDを直すと75ドル。

le samedi 5 août 2017
5時半、快晴、20℃、50%。

ルブンバシのチャンガレレ通りで売りに出した三菱ピックアップL200を運転して13時に帰宅した。車をルブンバシにおいている間に、後部荷台の三菱マークを盗られた。詮ないことをする。

le dimanche 6 août 2017
7時、快晴、20℃、55%。広島原爆投下の日。

久しぶりの寝坊。

午後キプシ近くの「アマディ農園 Ferme Les Amadi」を見学した。キプシの入り口に新しくできた農園。何々将軍の農園だそうだ。将軍たちはビジネスマンが多い。農園とはいうもののホテルが中心だ。1泊150ドルと250ドルの部屋があるそうだ。プールがあるが、フランスでいえば三ツ星程度だろう。従業員の態度は最低で馴れ馴れしい。これをフレンドリーとはいわない。
農園入り口で5ドルの入場料を取る。僕は拒否した。ルブンバシ郊外のヌンビ将軍の農園も入場料をとるが、数千ヘクタールの公園になっている。ここ「アマディ」はまだ未完成じゃないか。

le lundi 7 août 2017
6時、快晴、20℃、50%。

le mardi 8 août 2017
5時半、快晴、20℃、40%。

6時13分、「予定通り」停電開始。

18時半過ぎ、ルブンバシから運転して帰宅。夜の運転は怖い。道路端を歩いている人や自転車をこいでいる人が見えない。対向車がライトを下げない。片目の車も多い。

le mercredi 9 août 2017
6時、快晴、18℃、50%。長崎原爆投下の日。

昨日今日と野党が呼びかけているゼネストの日だが、ルブンバシでは追随する店が少ない。それでも、魚を路上で売っている露店が多いンジャンジャ地区(ケニア区隣)では露店が閉まっていたそうだ。キンシャサでは昨日反政府派に軍・警察が発砲し13名が犠牲者となったという報道があった。
これを隠すため、facebook、twitterなどソーシャルネットにアクセス制限がかかっているという。僕はVPNを使用しているので影響がないと期待する。

le jeudi 10 août 2017
6時、快晴、18℃、55%。

le vendredi 11 août 2017
6時、快晴、18℃、55%。

le samedi 12 août 2017
6時、快晴、18℃、50%。

身体がだるい。日光浴をしながら本を読んでいたのだが、暑気当たりかな。

RDCコンゴの東部(南北キヴ州)では相変わらず村々を襲うマイマイ(武装強盗集団)や近隣(ルワンダ、ウガンダ等)の傀儡軍が暴れている。旧カタンガ州東部では、バントゥによるピグミー攻撃が頻発している。またコンゴ中央部の旧カサイ州の国軍と住民の争いはここ1年間収まっていない。加えて旧バ・コンゴ州(州都マタディ)やキンシャサではコンゴ王国再建を叫ぶ宗教団体が先鋭化してきた。
南東部ルブンバシは静かだ。しかし、一触即発ということもある。カサイ州から国内難民が押し寄せてくれば、1991-2005に見られた民族紛争再燃も懸念される。
今年末までに大統領選挙を実施すると去年12月31日に与野党合意が成立したが、政権側はこうした国内混乱状態では選挙が出来ないと言い出した。一理あるようにも見えるが、元々は中央政府の指導力の不足、選挙引き伸ばし作戦が国内の纏まりを困難にしているのではないか。
経済的には国内通貨コンゴフランの暴落が国民生活困窮の直接的原因になている。
まるでこれでは希望がない。出口がない。

見たいと思う映画『Je ne suis pas votre nègre』(ラウル・ペック監督)。
『I am not your negro』、ボールドウィンの言葉が生きているようだ。

le dimanche 13 août 2017
6時半、快晴、20℃、47.5%。

le lundi 14 août 2017
5時50分、快晴、20℃、47.5%。

le mardi 15 août 2017
5時20分、快晴、20℃、50%。日本敗戦の日。

定期停電の日にあたると思って早起きしたが、それは明後日木曜日だった。計算違い。

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