【ムソシの子供たち 3】コンゴでの結婚とは
日鉱のムソシ鉱山には多くが単身赴任者だった。本社員の中には奥さまを同行してコンゴに来ているが少数だった。日鉱は本社員には立派な宿舎を現地に建設している。
単身赴任者、独身者はどうしたか。週末、彼らは近くの村や、現地コンゴ人宿舎街にできたキャバレーや飲み屋で遊んだ。
コンゴ人女性と結婚した日本人も多い。ここで結婚するには、先ず女性の親に贈り物をすればよい。ドットdotという。現金(数10ドルから数100ドル)、ヤギ、酒類、反物などがドットになる。いわば結納である。
ナナさんと柴田君 ナナさんは今養鶏、以前は水商売もした シバタ君は学校の先生、職業軍人だったこともある |
日本での既婚者もドットを女性の両親に払って、結婚した人もいる。重婚だが、コンゴ側は気にしなかった。お金持ちのコンゴ人男性が複数の女性を妻にするのは、今でも権力の象徴である。コンゴ人妻の年齢を見て欲しい。大多数が14、5歳であった。日本でいえば、中学の女生徒だ。既婚の40代日本人のオジサンが中学生の少女を娶った例もある。20代の若い日本人でも、日本で中学生を相手にしますか。「現地妻」だからという思いが日本人にあったに違いない。
(左から)シバタ君、キミコさん、カルベ君、タナカ ヒデミツ君 カスンバレサでのミーティングで |
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