02 mai 2010

4月30日 le vendredi 30 avril 2010

Le 30 avril 2010, vendredi
このブログ『アフリカの星』と並行して『日本カタンガ協会』が逐次更新されています。重複する記事もありますが、独自の文章も載せています。是非ご訪問ください。

マドンナが珍しく自分の小屋の中で吐いたようだ。中身は庭の草。夜10時から庭に放しているが、木の葉や草を食べた。早速掃除。小屋の屋根が開閉式になっているので、掃除には便利である。

チコは昨夜も僕の寝床に侵入してきた。ヒッツキ虫collantである。まだ乳離れしていないのか、ミルクの中に小さなオムレツをいれたけれど食べられなかった。痩せこけていて、これで元気に育つのだろうかと心配だ。

コンゴRDCが2017年のCAN(Coupe d’Afrique des Nations、アフリカ杯)開催国として立候補するかもしれない。7年後だから、今から政治・経済状態がどうなるかわからない。慎重にRDCサッカー連盟も検討中というが、いずれにせよ、こうした話が俎上にのぼることは、平和、政治的安定、経済的自信の兆しであり歓迎すべきであろう。世界に冠たる犯罪王国南アで2010FIFAワールドカップが開催されるのだから、2017年RDCでCANが開かれても不思議はない。CANは2年ごとに開催。今年の開催国は、20年という長期にわたって内線で疲弊していた隣国アンゴラであった。

日本は昨日からゴールデン・ウィーク。多くのサラリーマンにとって7日間の休暇。

家の契約でごたごたしている。ムラプ神父とはなした。9時の約束で事務所に行くといない。電話したら、車がなくて事務所にいけないと。事情があるなら電話してこい。ふざけている。彼の宿舎に出向いた。庭は賃貸契約の対象外であるという。それはわかっている。しかし、庭を整備したのは僕である。隣のジャック神父は、口先だけでなにもしていない。そういうなら、もう庭に手をつけない。月曜から庭師は不要だ。可愛そうにアンドレは解雇せざるをえず。それとも週一にする。フランシスコ会にいいつけたのも気に食わないらしい。何を云っているのだ。わからずやの教会である。

チコ、チーコじゃなくてサスケにしようか。君、忍者だよ。

ブログ『日本カタンガ協会』にマラリヤの記事を書いていて思った。蚊帳を日本から送っているNPOがあったように思う。コンゴ宛ではなかった。しかし、日本製の蚊帳は高い。楽天でみたら、一番安い蚊帳が2415円。高いものは数万円もする。驚き桃の木である。安い蚊帳が24 150フラン相当とは。ここのスーパーではその1/10で買える。勿論中国製の安物だが蚊帳としての役には立つ。僕も使っている。この値段でも買えない層が圧倒的多数のコンゴ国民なのだ。「貧乏人は蚊に刺されて死ね」ということか。蚊帳を送ってくれることは親切だ。しかし、蚊帳の工場を作ることの方がもっと貢献する。人を雇うことにつながるし、蚊帳は消耗品である。しかし、蚊帳の工場なんて日本からはむりなのだろうなぁ。麻の高級品ではなくて、出来るだけ安い繊維で作らねばならないのだから。アイデアはないだろうか。ルブンバシでは日本の中古車が対活躍をしている。日本で蚊帳が未だにそう売れるとは思えない。僕が子供のころ、夏も夜が涼しい仙台でさえ蚊帳をつっていた。東京では必需品だったように思う。ところが、エアコン時代、アルミサッシの網戸の時代になって殆ど蚊帳を見かけなくなった。
調べてみると、住友化学が隣国タンザニアに2工場を建てている。コンゴにも来て欲しいものだ。ところが、住友化学だから唯の蚊帳ではない。蚊帳の繊維に農薬を混入させ、蚊が蚊帳に触れると頓死してしまうのだそうだ。その農薬が発癌物質だとして問題視しているNGOがある。ことは、乳幼児に使用する例が多いから深刻かもしれない。しかし、発癌物質としても、その実験証明は極めて短期間に集中的に実験動物に塗布した結果であろう。そうした結果をもって危険とは一概に判断できない。僕はむしろ価格だと考える。今のところ住友化学が生産している蚊帳の値段は700円前後。とすれば、UnescoやJicaは買ってくれるだろうが、タンザニアの一般庶民が買える値段ではない。中国でも生産するそうだから、もっと安い製品が市場に出回るかもしれない。期待しよう。

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