07 mars 2010

3月2日~3月6日まで du 2 mars au 6 mars 10

Le 2 mars 2010, mardi
マドンナを予防注射に連れて行った。場所はMePharTech(犬のためのアクセサリーを売っている店)のDidier君が教えてくれた大学病院の獣医科。しかし獣医さんは彼のリコメンドしたひとではなく、飛び込みで行った結果、獣医科長Ilunga博士になった。施設はベルギー時代のもので、いかにも伝統ある大学病院という感じ。Distemper(仏語はMaladie de carré、Morbillivirus)予防等5種のワクチンを左太ももに注射した。マドンナは行きがけ車に酔い嘔吐した。帰りは助手席で大人しく横になっていた。ワクチンの副作用か家でもえらく大人しくしている。
ワクチンは米国Pfiser製。コンゴ獣医協会(Association des médecins vétérinaires du Congo)の健康手帳を発行してくれた。35ドル。Didier君の推薦した獣医は彼の親戚とわかった。その獣医はもっと高い料金を電話で話していた。Ilunga博士、いい先生と知合えたといえよう。月末には狂犬病予防注射を打つことにした。

Le 3 mars 2010, mercredi
Kipushiの警察署長に表敬訪問する筈が、Norbertさんがとったアポイントをイヴェントがある由で署長から突然キャンセルされ、一日家でネット。ホーム・ページを更に修正。ブログ『アフリカの星』、『日本カタンガ協会』更新に時間をあてた。

Le 4 mars 2010, jeudi
ザンビアのルサカから帰国したKyungu氏と会合。姉妹都市の件またゴミ処理の件で市役所とのアポイントを頼んだ。

圧力釜に続いてrice cookerを買ってしまった。パスタに飽きたときご飯を炊くのがやはり普通の鍋だとしょっちゅう炊け具合見ていないといけないので面倒になってしまったから。

IMF(International Micro Finance) HOPEなる小口貸付機関を訪ねた。僕が泊まっていたサレジア会の向かいにある。NPOかとおもったがそうではなく、金融機関institut financierといっていた。いずれ銀行になるのだそうだ。本部は米国。創始者はJeff Rutt氏。サイトの記事を読んだが、キリスト教の教えと、この事業の関係が良く分からなかった。カトリックではない。
http://www.hopeinternational.org/site/PageServer?pagename=homepage
初めて借りるときは100ドルまで。その後個人の信用に応じて1000ドル程度まで無担保で貸してくれる。利子は18%。年率ではなく返済額に対する絶対利子である。年率にすれば54% となる。かなり高い。返済は1週間毎に行わなければならない。キンシャサ、キサンガニ、カタンガに拠点がある。既にコンゴで営業して5年目に入る。
「貧しいpoor」階層の人々で、小さな商売をしている人々が対象。このシステムは2006年ノーベル平和賞をうけたバングラデッシュのユヌスMuhamad Yunus博士が始めたと思ったが、事業としてこの金利なら十分成り立つはずである。貸し倒れを防ぐために、講(グループ)も作らせている。グループの誰かが未返済の場合、グループが返済をする。巧妙な焦げ付き対策である。

Le 5 mars 2010, vendredi
Kipushiの警察のトップ、クンダ大佐Colonel Kundaに会った。警察署には不在で、彼はバーを経営している。その裏にあるやはりコロネルが建設中のホテルで話をした。極めてオープンな人であった。制服を着ていなかった所為もあるだろう。クンダ大佐はむしろ事業家といってよい。ルブンバシとカスンバレッサにホテルを持っている。さらにキプシの湖の畔にレストランを開くのだといって、現場に連れて行ってくれた。大勢の職人が入って改装中であった。しかもこの日曜日にはもう開店する予定。このレストランを僕は良く知っている。去年6月Patrick君と来て、湖のある環境が気に入って、キプシに来ることを決めた場所だからである。80年代初めまでは鉱山会社Gecaminesの施設であった。ここが蘇る。しかし、こんな金がどこから出てくるのだろう。それは詮索すまい。いずれにせよ、大佐と面識ができて、この町では煩い警官にもうとやかく言われないで済むだろう。

マドンナが大暴れ。2時間ほど家を空けていた隙に、僕の部屋と台所は閉めていたはずなのに、僕の部屋に入り込み、屑篭をひっくり返し、電気スタンドを壊した。更に部屋の床にピピ(おしっこ)もしてくれた。罰に重営倉(僕の隣の暗い部屋、窓がない)にぶち込んでやった。しばらく反省してくれ。とはいえ営倉からでてきたらけろっとしているんだろう。懲りない奴だ。

Le 6 mars 2010, samedi
Kyungu氏と大使館missionのアポの件で打ち合わせ。

ルブンバシ市では毎週木曜日の朝が商店の掃除の日になっている。どこの店も木曜日は10時以降に開店する。だが、集めたゴミはどこに捨てるのだろう。償却していないようだ。木曜に限らず、リヤカーでゴミを集めている人たちがいる。商店や家庭の出したゴミを集めているのだ。その彼らに聞いた。郊外に捨てに行くのだという。必ずしも市が指定した場所ではない。そこで、ゴミ捨て場になっているところを訪ねてみた。ルブンバシ市の南西で、サレジア会が運営するサラマ学院(工学大学)の裏にあたるカマロンドKamalondo地区の道路脇やそのちょっと奥の空き地がゴミの山になっている。どうも不法投棄だ。市が指定したところは空港の方らしく遠い。近くで捨ててしまおうというわけだ。月曜日に市の環境部長とまたアポを取っている。市のゴミ処理計画を聞いてみよう。

スポーツ交流も大切である。スポーツが国際交流の突破口となることも多い。中国(北京)と国交がなかったとき、先ず卓球が交流の橋渡しをした。カタンガ州に柔道、空手、ウェート・リフティングなどの協会があるのだろうか。調査してみたい。

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