03 septembre 2015

9月3日 息子クリスはマゴーネ校へ fiston Christtian va retourner à l'Ecole Magone

Le jeudi 3 septembre 2015
6時、快晴、23℃、35%。夏になったなぁ。17時、26度、25%。孰れも室内。

カウチサーフィングCouchsurfingを利用して5日にオーストラリアから青年が家にくる。リビングストーン(ビクトリア瀑布のあるところ)から依頼が来た。OKしたが、これまで申し込みのあった人には全部承諾と答えているが、実際に来た旅行者はいない。ビザがとれなかったり。スケジュールが変更になったりと理由は様々だが、なにしおろルブンバシには観光客がまずいない。Bさん、果たして到着するかな。

停電に備えて近所で炭を買ってきた。1俵だと多すぎて家では全部消費するのに何年もかかる。炭を使って調理したのは去年3月だった。今日まで断水も停電もない。日曜日のアナウンスは何だったのだろう。しかし、突然やってくるかもしれない。それがコンゴだ。
昨日からクリスチャンは青年村近くのサレジア会寮ビナモVinamoに入った。広い家には僕とチーコちゃん、マーゴちゃんしかいなくなった。
クリスは寮からマゴーネ校(サレジア会)の3年に通う。マゴーネ校は3年が最上級生。職業訓練学校だ。既に4年前にいたことがある。その時は建設工事現場工maçonerieのコースだった。自動車修理工のコースは溶接の授業を受けなければならなし。クリスは目が悪くなると云って受けなかったので建設現場工のコースに入っていたのだ。どうしても自動車修理工になりたいというので、家でひきとってマペンド校にいれた。マペンド校は5年制である。キプシの教会の行為でマペンド校の1年生に入れた。
去年9月無事3年生になったものの、今年3月、僕が帰国する前に「勘当」した。金を盗んだからである。そうして3か月、ルブンバシでぶらぶらしていたようだ。マペンド校の校長マルセルさんのすすめもあり、「腹が減った」などといって、僕が帰国中に家に来たというし、可哀そうになって勘当をといた。6月末からまた学校に行かせた。
7月には学年末試験がある。その試験の成績が悪かった。勉強しないでサッカーばかりしているんだもの。当たり前だ。
追試もなく、落第した。
僕は致し方ないと思ったが、卒業まで少なくともあと3年、生きなければならない。できるかな。
クリスチャンはマペンド校であと3年頑張る気がなくなったようだ。マゴーネ校の最終学年に編入したいと云いだした。僕はシスター・アスンタ佐野さんにも助けていただいて、マゴーネ校の3年にいれてもらえるよう校長エドワール神父相談した。校内の寮は一杯ではいれないが、近くのビナモ寮なら有料だけれどあいている、ということでこの寮からマゴーネ校にかようことになったのである。やれやれ。
サレジオ会の青年村
画像はまだ未完の頃
今はストリートチルドレン(幼少年)用のバカンジャ校
職業訓練のマゴーネ校
年長者の職業訓練校「青年村Cité des jeuness」
サッカー場8面などを要する一大教育コンプレックスになっている
僕は勉強ができたので、劣等生の気持ちがわからない。ちょっと勉強すればクラスのトップになるなど簡単だと考える。クリスにはまともに勉強して、大学入学資格試験に合格、サレジオ系サラマ校かルブンバシ大学にいってもらいたかった。
個室を与え、コンピュータを買って与えた。そのコンピュータでは音楽ソフトしか利用しない。あいかわらずサッカーには熱心だ。地元チームのキャプテンになってはりきっていた。

記憶力はいいクリスだと思うから、勉強だってできるはず、特に中学や高校は記憶力の勝負。だけど多少の努力はしないと。日本の受験生のように時間をかけろとは云わなかったけれど、結局勉強が嫌いなのだろう。
マゴーネ校では落第がない。新しく学校で自動車運転のシミュレーション装置を買ったという。古巣で「のんびり」と、サッカーをしながら運転免許だけはとれるようになってもらいたい。
週末は家に帰ってくるという。ま、それでいいか。誰もが大学を出たってたいした人物になるでもなし。デカルトやサルトルに巡り合っても何のことはないかもしれない。
免許がとれたら、日本カタンガ協会で運営しているタクシーの運転手で雇うかな。そうしたら結婚して普通に暮らせ。息子に期待しすぎるのはいけないのだろう。
あのビナモ寮では夜が自炊。栄養状態が心配だが、週末家に帰ってくれば腕によりをかけてご馳走してあげるよ。

難民キャンプ
(RDCコンゴ)
RDCコンゴと中央アフリカ共和国RCAで難民を対象として認知症と栄養不足との関連性を調べた結果が下記の記事である。
アフリカにおける高齢者の認知症問題は極めて新しい。死亡年齢が先進国とは比較にならないほど低いのが統計である。しかし、人口に比して乳幼児死亡率が高いからそうなるので、65歳以上の高齢者が珍しいわけではない。

栄養不足の基準として、上腕中央部外周が24センチ未満、肥満指数BMI18.5未満というのがあると書いてある。
BMIはネットに計算式があったので僕の場合を計算してみた。19.6。僕は痩せ過ぎではないようだ。
上腕は25センチだった。

中央アフリカでの調査結果では認知症との関連性が逆に出たが、RDCコンゴでは関連性がみられたとある。
難民の出身国が書かれていないのでわからない。中央アフリカにはコンゴ人難民、RDCコンゴには南スーダン

201592 9:00 PM 低栄養栄養認知機能認知症軽度認知障害
Medエッジ

栄養不足が認知症リスクにつながる、難民の健康問題としても注目
アフリカ中央部の2カ国で65歳以上を検証      

 日々、難民問題が、欧州やアフリカ、中東などのニュースとして伝わってくる。

 そうした中でアフリカ中央部の2カ国の65歳以上を対象とした調査から、栄養不足が認知症のリスクを上げると分かった。

 従来の先進国で確認されたやせ過ぎと認知症との関係を示した調査と併せて、栄養と認知症との関係を考える参考になりそうだ(やせ過ぎが認知症につながる、常識覆す結果に、195万人分のデータを分析を参照)。

栄養不足は認知症につながるか?
 フランスの国立保健医学研究機構(INSERM)を中心とした研究グループが、栄養学の国際誌ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ニュートリション誌のオンライン版で2015年6月23日に報告した。

 西洋諸国の高齢者では、やせているほど認知症リスクが高いという報告が、これまでにいくつか出ている。具体的には、BMI値が低かったり、低体重であったりするほど認知症リスクが高くなる。

 研究グループが注目した中央アフリカ共和国では、宗教や政治が絡んだ複雑な背景により、何年も紛争が続いている。その影響で、国から逃れ、コンゴ民主共和国など、周辺の国に多くの人が避難している。難民では栄養不足が深刻な問題となっている。

 このたび研究グループは、中央アフリカ共和国とコンゴ民主共和国の65歳以上を対象に、栄養不足と認知障害に関連性があるかどうかを調べた。

認知症検査と身体測定を実施
 対象者は、アンケート形式の認知症検査を受けた。さらに、神経学者による心理テストや精神検査を受け、軽度な認知障害の有無について、判定を受けた。

 「栄養不足」と判定した基準は3つ。上腕中央部の外周が24cm未満、肥満指数BMI値が 18.5未満、上腕の筋肉の外周が少ない方から5%まで(5パーセンタイル未満)のどれかに該当する場合としている。

 これらの結果を基に、認知症や軽度の認知障害と栄養不足との関連性を調べた。

認知症と栄養不足は関連あり
 まず中央アフリカ共和国では、上腕中央部の外周が24cm未満の人は、それ以上の人に比べて軽度の認知障害になるリスクが0.7倍と、予想に反し、やせている方でリスクが低かった。

 認知症になるリスクは、やせている方で高かった。上腕中央部の外周が24cm未満では認知症リスクが1.8倍、BMI値が 18.5未満では2.3倍、上腕の筋肉の外周が5パーセンタイル未満では2.3倍となっていた。

 コンゴ民主共和国では、軽度の認知障害と認知症の両方が、栄養不足と関連している傾向が見られた。傾向は、栄養不足の判定基準となる3つの条件の全てで見られた。

 統計学的に顕著な関連性が見られたのは、上腕の筋肉の外周が5パーセンタイル未満であると軽度の認知障害になるリスクが3.1倍高くなるというもの1つだった。

認知障害むしろ減る理由さらに調査も
 中央アフリカ共和国で見られた、上腕の外周が少ないと軽度の認知障害が減るという矛盾した現象については、さらに研究を深める必要があると研究グループは述べている。

 その結果いかんによらず、難民の健康問題として今後、認知機能の低下が注目される。さらに、体重の増減と認知症との関わりについて継続的に関心をもたれそうだ。
文献情報
Pilleron S et al. Association between mild cognitive impairment and dementia and undernutrition among elderly people in Central Africa: some results from the EPIDEMCA (Epidemiology of Dementia in Central Africa) programme. Br J Nutr. 2015 Jun 23:1-10. [Epub ahead of print]

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