Le samedi 8 janvier 2011
朝、曇。日中晴れ。
マーゴちゃんはチーコちゃんにも益してきかん坊のようだ。マーゴに歯をむかれるとチーコがたじろぐ。チーコのお皿に首を突っ込んでいち早くマーゴが食べてしまう。生まれてからの生存競争がマーゴは激しかったのかもしれない。チーコは呆れてみているばかり。
僕が家の中を歩くとマーゴが脚にからみついてくる。それをチーコが追いかける。チーコは大きいので大丈夫だが、マーゴは踏んづけそうになる。
コート・ジボワールの二人の大統領問題はまだ解決しない。しかし、四面楚歌にみえるバグボLaurent Gbagboが何故大統領としてアビジャンの大統領府を占拠していられるのだろうか。そこにはアビジャン市民の意思が働いているといえる。バグボはアビジャンやコート・ジボワール南部に支持者が多く、選挙結果でもウアタラAlassane Ouattaraを圧倒的に抑えているのである。ウアタラはイスラム系であり北部に支持者が集中している。全国的に支持されているわけではないのである。ウアタラが選んだ首相ソロGuillaume Soroはクリスチャンだけれども北部出身で元反乱軍のトップであった。バグボ大統領の下で首相を務めていた。ということは改選前のバグボ政権はいわば挙国一致であった。今回のウアタラは北部偏重。こう考えると、「バグボ、出て行け!」だけでは問題は解決しそうもない。多数決原理でウアタラが過半数を占めたのだから、新大統領になるのは当然だ。しかし、バグボも45%の票を獲得しているのである。米国の共和党と民主党の争う選挙とは違う。南北という地域がからむ。イスラムとキリスト教という宗教がからむ。国を2分しないためにはバグボ本人を副大統領にするか、バグボ陣営からの人事も考慮しなければならない。そうしないとまた内戦は避けられない。
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