12 janvier 2011

1月9日 le dimanche 9 janvier 2011 南スーダン Sud-Soudan

Le dimanche 9 janvier 2011
曇。昼ごろから快晴。

チーコちゃんがまるで小姑よろしく、マーゴちゃんのあとを一日中追い回してはちょっかいをだしている。マーゴはマーゴでひるむことなく、チーコの尻尾を噛んだりする。
新しく来たマーゴを可愛がるとチーコが嫉妬しそうだから、「チーコ、チーコ」と先ずはチーコを立てるのである。

マーゴはトイレを知らないようだ。スイス生まれのチカちゃん、ルブンバシはサレジア会生まれのチーコちゃんは、家に来たその日から既にトイレを知っていた。マーゴは育ちが悪そうだ。これから躾けなければいけない。

庭の芝を刈るから枯れ草がたまる。それと家のゴミを混ぜて燃やしてしまう。焚き火。プラスチックも燃してしまう。ダイオキシン。プラスチックを燃やさないときに焼き芋でもしてみよう。サツマイモがこの国にもあることは既に書いた。

南スーダンをおそらくは分離独立させる国民投票が今日から始まった。RDCコンゴはスーダンとも国境を接している。オリエンタル州(州都キサンガニKisangani)の北部国境である。オリエンタル州はコンゴでもっとも広い州で、熱帯雨林がその半分をしてているが、北部でウガンダ、スーダン、中央アフリカ共和国と接している。
スーダンはエジプトとともにナイル河に沿った古い文明が栄えた国である。紀元前2500年のケルマ王朝から始まる。しかし、エジプトと同様英国に植民地化されて近代を迎えることになる。農業と遊牧が中心だったが、南スーダンで天然ガスと原油が開発されだした。これは大きな経済格差を南北間に生む。北のイスラムに対して南のコプト(原始キリスト教)の対立もある。果たして平和裏に独立できるのだろうか。カタンガ州とさほど変わらない国土(従って日本より大きい国土面積)にスイスほどの人口しかない。巧みな外交を含めたガヴァナンスがしっかりしないと忽ち隣国に飲み込まれそうである。
コンゴのカタンガ州はRDCコンゴが独立してまもなくコンゴから分離独立したことがある。この独立は1963年1月まで続いた。南スーダンの独立に注目する所以である。カタンガ州は独立を続けていれば、おそらく今時は南アを凌ぐ先進国になっていたであろう。

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