Le mercredi 16 mars 2011
晴。7時、気温24℃、湿度65%。
9時、ネット不通。12時、回復。
Tさんにキプシの僕の家に来てもらった。キプシ街道の悪路にはまいったことと思う。
Zoulou Blanc、「白いズールー人」という歌手をご存知だろうか。ズールーは現在の南アフリカの先住民であり、彼らの言葉である。
芸名ジョニー・クレグJohnny Clegg(本名ジョナサン・クレグ)。英国生まれ。母親はユダヤ系。ローデシア(現ジンバブウェ)および南ア、ザンビア育ち。彼の半生はドラマである。14歳でギターを手にしたのが転機。スールーのミュージシャンとの出会いを通じてズールー文化を体得していく。白人でありながら、ズールーの言葉、音楽、ダンスを自分のものにしていくのである。従って、当時の差別社会アパルトヘイトに激しく抵抗する。マンデラが開放されて大統領になって、法律上アパルトヘイトがなくなっても、黒人に対する偏見がなくなったわけではない。ジョニーの戦いは今も続く。
2010年、去年のサッカーW杯テーマ曲はクレグの曲であった。
言葉は分からなくても「白いズールー」の歌を聴いてみよう。
(画像はグループJulukaを組んだ盟友シフォSiphoと)。
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