18 avril 2014

4月11日 泥棒 voleur

Le vendredi 11 avril 2014
5時、曇り。ルサカからキトウェKitweにシフト。

今朝5時トイレに起きたとき足元が散らかっているのに気づいた。こんなに昨夜散らかした覚えはない。電気をつけてみるとパスポートなども床に放ってある。暫く分からなかったが、「これはドロボウだ!」。調べてみると現金だけがない。幸いなことにクレジット・カードも僕の旅券もクリスチャン君の旅券も無事だった。「あ~、助かった」。しかし、どうしてドロボウが入ったのだろう。どうも僕が24時に寝る前ドアを閉めた積もりだったが半ドアだったのかドアをしっかりと閉めなかったようだ。あとでレセプションのひとが、夜中にドアがあいたままなので不思議に思ったという。小さなホテルのサロンから奥には3室しかなく、僕らはコンゴ人兄弟(と分かったのは電話でフランス語混じりのスワヒリ語を話していたのをクリスチャン君がきいたから)と奥の白人カップルが泊っていた。コンゴ人は母親に「金を送ってくれ」と頼んでいたそうだ。プロのドロではないだろうが、チャンスとばかり、コンゴ人兄弟が忍び込んだのに違いない。旅券や品物を盗まなかったのは「足がつかない」ため。やられた! 僕の失敗だ。被害は、100ドル、35000コンゴ・フラン(3500円)、ほぼ600クワチャ(100ドル)。クワチャは昨夜ATMから出したばかりだった。この米ドルは、コンゴ・フランを持っていたのだから、サンビアでクワチャに換えてしまうべきだった。いずれにせよ、僕の怠慢である。
ドロボウが入っていたときに目が覚めなかった。警戒しながら寝ていたわけでもないからかもしれない。しかし、目が覚めていたら、命が危なかったかもしれない。あるいは、ドロボウを捕まえていたかもしれない。「グウスカ」よく寝ていたものだ。となりのベッドのクリスチャンもぐっすり寝ていたようだ。
寝ていてドロボウに入られたのは80年頃アルジェの寮の部屋で被害にあって以来2度目のことかもしれない。アルジェではカセット・ラジオを盗られた。
とても「サムライ」のようにがばっと起きて、ドロボウを捕らえるような芸当はできなかった。

あとで、キトウェで泊めてくれたパオラさん(イタリア人)に話すと、彼女はザンビアで3回もドロボウの被害にあっているそうだ。全てザンビア人の従業員、使用人、世話をした家族が「裏切った」ということだ。一度は、家を空けていたときにトラックで乗り付けて家財道具一切を運び出してしまったというから、フランスのバカンス期間のドロボウもかくやと思わせる。病気の少女に病院で手術を2回も受けさせ、治療費を払ってあげたのに、彼女と家族がこれも専門書や家財道具をごっそりと持ち出して逃げたこともあると。結局「貧しさがこうしたドロボウの原因だわね、分かっているけど、暫くショックが続く」。
こうきけば、隣室のコンゴ人ではなく、「ドアが開いていたわよ」といったホテルの従業員(ザンビア人)が犯人かもしれない。しかし、コンゴ・フランも無くなっていたので、やはりコンゴ人兄弟かな。

RDCコンゴの首相マタタ・ポニョ氏は代わるといって中々代わらない。代わる候補がいないのである。それに為替、物価安定の実績がある。大統領になろうなどという政治的野心もあまり見せない。だからまだポニョ時代は続きそうだ。
マダガスカルの大統領選挙後首相が70日以上決まらなかった。やっと11日(金)医者のロジェ・コロ氏が大統領により首相に指名された。どの党派にも属さないが、昨年は大統領選出馬を一時表明、最終的には新大統領になったラジャオナリマンピアニア氏に加勢して候補から降りた経緯がある。
ラジャオナリマンピアニア氏は暫定大統領をしていたアンドリ・ラジョエリナ氏の影武者のような存在だから、どこまで自分のカラーを出せるのかまだまだ疑問である。しかし、マダガスカルはこれまで政治混乱で経済が停滞、いや後退していた。ここでやはり軌道を修正、本来の潜在的成長の可能性を実現化していかねばならない。DRCコンゴ同様、地下資源にも恵まれているし、自然環境もよく、漁業、農業、観光など産業の成長性は極めて有望な国である。僕も住んでみたい国のひとつである。
マダガスカルの新首相ロジェ・コロ氏
お医者さんである
国の診察と治療もしてもらいたい
Madagascar: Roger Kolo, nouveau Premier ministre
Dernière mise à jour: 11 avril, 2014 - 15:50 GMT BBC Afrique

Deux mois et demi après son élection, Hery Rajaonarimampianina a désigné son Premier ministre.
Le médecin Roger Kolo a été nommé Premier ministre de Madagascar ce vendredi par Hery Rajaonarimampianina.
Depuis son élection, il y a deux mois et demi, Hery Rajaonarimampianina n’avait pas désigné de chef de gouvernement. C’est désormais chose faite : « En conformité avec l'article 54 de la Constitution, est nommé Premier ministre, Christophe Laurent Kolo Roger », a indiqué le secrétaire général de la présidence, le général Roger Pierre Ralala.

Roger Kolo est médecin de profession et n’appartient à aucun parti politique. Il avait envisagé de se présenter à la présidentielle en 2013, puis s'était finalement désisté en faveur de Hery Rajaonarimampianina.
Le président Hery Rajaonarimampianina a été élu fin décembre au suffrage universel. Il a la lourde tâche de redresser l’économie de la Grande Ile, en grande difficulté.
La nomination d'un Premier ministre a donné lieu à d'âpres débats entre le président malgache et la majorité à l’Assemblée nationale, fidèle à Andry Rajoelina, son prédécesseur.

Andry Rajoelina était l'auteur du coup de force de 2009. Il a dirigé Madagascar jusqu'à l'élection présidentielle de 2013.

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