このブログには、ありとあらゆるテーマが書かれている。特にタイトルにあるように、アフリカに関しては大概のことを話題にしている。検索機能がついているので、精々利用していただきたい。 tanabe.yoshiharu@ gmail.com アット・マークの後ろをつめてください(迷惑メイル対策のため空白が挿入されています)。
07 mai 2012
5月5日 スワヒリ語 kiswahili
Le samedi 5 mai 2012
快晴。7時、22℃、55%。
日本では「こどもの日」で祭日。
今日は停電がなかった。高圧送電線盗難事件の影響はおわったのだろうか。月曜日には今月分の電気料金を払いにいくので電力会社Snelにきいてみよう。
新宿の紀伊國屋書店で竹村景子著『スワヒリ語のしくみ』(白水社、2007年)を買った。3月14日のことだ。これまでスワヒリ語を習う気がなかった。たしかにRDCコンゴのカタンガ州で話されている言葉ではるが、多言語国家RDCコンゴの共通語はフランス語だからである。大統領の就任演説、国会の質疑応答、法律全てフランス語である。しかし、周りのコンゴ人(カタンガ人)たちが話している言葉も理解してみたいという興味がある。タンザニアやケニアで発達した人工語としてのスワヒリ語の構造をしりたい。フランス語もアカデミーが主導した人工語である。武村さんの本はその欲求にぴったりだった。文法用語をつかわないで構造を説明するのは時としてもどかしい。しかし、ある言語がもっている論理性を平易に解説するという目的から白水社の『~語のしくみ』シリーズは成功しているといえよう。武本さんのこの本を読了したので、改めて文法を解析することにした。丁度ネットのサイトで文法解説書を公開していた。東京外語大のアジア・アフリカ言語研究所のサイトである。
これまでの印象では、スワヒリ語を正しく話すのは決して至難の業ではないと思われる。発音はさして難しくない。しかし、学校教育を受けて文法をしっかり身につけないと間違いだらけの、あるいは無教養なスワヒリ語となりそうだ。コンゴで話されているスワヒリは勿論フランス語交じりだが、それだけでなくかなり自由な別にいえば正当スワヒリ語からは離れた方言ではないかと思う。その度合いについては、いま少し正当スワヒリ語を勉強してからレポートする。
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