Le 8 juin 2010, mardi
快晴。
髭が生える。濃ければ髭を生やすのもいいかもしれないが、僕は濃くないし、白髭が生え始めたのでみっともないから剃る。いつまで剃り続ければいけないのだろう。生涯なのかな。この間使い捨ての剃刀を買ったら、直ぐに切れなくなった。日本の100円ストアで買った剃刀は結構長持ちした。爪もそうだ。暇にしていると爪が早く伸びるというが、何もしなくても爪は伸びる。新陳代謝なのだろうか。爪も、髪も、髭も伸びなくなったらお仕舞いなのか。死体でも髭は伸びると聞いたことがある。
Sonyの本をイエズス会の図書館「ロヨラLoyola」で見つけた。『Les Sept Solitudes de Lorsa Lopezロルサ・ロペスの七つの孤独』(1985)である。他の作品はなかった。この図書館は貸し出ししない。けれど、コピーしてくれた。文庫本livre de pocheで202ページ。5 000FC(500円)だった。海賊版ということになる。
「ロヨラ図書館」のロヨラとは、イグナチオ・デ・ロヨラIgnacio de Loyola、他ならぬイエズス会の創設者である。この創設メンバーの一人、フランシスコ・ザビエルFrancisco Xavierが1549年日本にキリスト教を初めて伝えた。彼は鹿児島から入って、京まで上っている。2年間日本で布教した。イエズス会は多くの宣教師を世界各地に送っている。
コンゴの場合は、1484年に初めてポルトガル人宣教師がやってきたようである。ポルトガル宣教師の布教で15世紀末にはキリスト教徒徒なったコンゴの王もいた。1548年にはイエズス会の4人の修道士がきて学校を建てている。けれども、ポルトガルがコンゴからアンゴラに重心を移してから、キリスト教の影響は、ずっと下って19世紀にベルギーやフランスが来るまでかなり衰えた。
シャケ缶を買ってきたので、今夜は生クリームに入れ、フェトゥチーネが残り少なかったのでリンギーニと和えることにした。僕はこのコンビネイションが好きだ。アルジェリアではスモークド・サーモンを使った。時々入荷されていたのだ。シャケの代わりにパリ・ハムjambon de Parisでもいい。
シャケは勿論この国の魚ではない。今、マーケットで売っている魚はナミビアなどから輸入されている海の魚トムソン(鯵だろうと思われる)しかないといって過言ではない。干物か塩漬けまたは冷凍だ。インフラがまだまともだった時代、20世紀末まではタンガニーカ湖やモエロ湖からルブンバシに魚が運ばれてきていた。冷凍ではなく冷蔵魚であった。漁業にはギリシャ人が多く活躍していた。魚としては、キャピテン、ティラピア等である。ところで、タンガニーカ湖もモエロ湖も熱帯魚の宝庫である。世界でも珍しい熱帯魚が200種以上いるらしい。是非いつか行ってみたいものだ。水族館ではなく、湖岸に立って泳いでいる熱帯魚を見たいのだ。初めて近くで自然の熱帯魚を見たのはサント・ドミンゴだった。
タンガニーカ湖が琵琶湖の49倍、その150km南のモエロ湖は小さく見えるが琵琶湖の7倍もある。
閑話休題。パスタのメーカーを今回Agnesiにした。やはりBarillaかAgnesiでないとだめ。同じイタリア製でも他のメーカーは質が劣る。少なくともJambo Martにあるパスタは不合格。
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