14 décembre 2012

12月13日 カサブランカに市電 Maroc: le roi Mohammed VI et Ayrault inaugurent le tramway de Casablanca


Le jeudi 13 décembre 2012
曇り。7時、23℃、75%。夜中に雨が降っていたようだ。地面が濡れている。10時、快晴。16時、雷とともにいきなり大雨。やはり横殴りの熱帯の雨である。

「北朝鮮が人口衛星と主張し、、、」と日本や西欧のどの新聞も長距離ミサイルなのに北朝鮮はそれを言い逃れしていると非難する。国連もそうだ。しかし、実際に気象衛星が打ち上げられたのではないのか。気象衛星だろうが、スパイ衛星だろうがかわらない。機能的には他国の上空から映像を撮るのだし、人工衛星を打ち上げる能力はミサイル攻撃ができるということである。しかし、米国がスパイ衛星を打ち上げて北朝鮮を監視しているのは問題視されない。どこかメディアの主張も一方的すぎないか。

反乱軍M23がゴマ市から撤退した。M23がゴマ市にいる間に、ゴマ市のムンゼンゼ刑務所を「開放」した。積極的に「開放」したわけではなく、看守たちがM23のゴマ市入城を機会に逃げ出したのである。1175人の受刑者ないし未決犯が収容されていた。この刑務所はベルギー植民地時代に150人収容可能な刑務所として建設されたそうだ。当時から増設されたわけではなく1175人がいたというのだからその劣悪な環境が知れるというものであるが、木曜日までに10人が刑務所に戻ってきた。知事はあとの受刑者にも帰ってくるようにいっている。しかし、こんな刑務所に誰が自主的に帰るのだろうか。刑期が長いほど行方をくらますにちがいない。どうせここの警察には逃亡者を探し出す能力がないのだから。

市電(路面電車)がカサブランカ(モロッコ)の町を今日から走る。営業距離31kmというから悪くはない。フランスのアルストムが設備サプライとメンテの契約を受注した。昨日国王モハメッド6世とフランスの首相エロ氏が開通式を行った。カサブランカは450万人の人口をかかえる大都市である。地下鉄があってもよさそうだが、市電で交通難解消をはかる。首都ラバトでは去年から市電が走っているそうだ。
カサブランカはアルジェ(アルジェリア)と違って坂のない街である。海岸も大西洋なので海が荒く水が冷たい。そういう意味でアルジェの方が情緒があり、変化に富み美しい街といえるだろう。カサブランカ(「白い家」というスペイン語)からくるイメージからは、アルジェの街を想像してしまう。アルジェは「白亜のアルジェAlger la blanche」と呼ばれている。カサブランカをアラブ語ではダル・エル・ベイダという。ダルが家、ベイダが白である。カサブランカはフランス語でメゾン・ブランシュMaison blancheとなるが、モロッコのカサブランカはフランス人もカサブランカという。一方アルジェの空港ダル・エル・ベイダの旧名はメゾン・ブランシュであった。なお、USAのホワイト・ハウスもメゾン・ブランシュというのがフランスでは普通である。


フランスのエロ首相とモハメッド6世モロッコ王
Maroc: le roi Mohammed VI et Ayrault inaugurent le tramway de Casablanca
Slate Afrique avec l'AFP

Le roi Mohammed VI a inauguré mercredi, en présence du Premier ministre français Jean-Marc Ayrault, le tramway de Casablanca, la capitale économique du Maroc, qui sera opérationnel à partir de jeudi, a constaté une journaliste de l'AFP.

Le roi a inauguré le tramway depuis la place des Nations-Unies, en présence de M. Ayrault, tout juste arrivé pour un voyage officiel de deux jours, et de son homologue marocain Abdelilah Benkirane.

Avec ses 31 km desservant 48 stations, le tramway de Casablanca doit permettre de résoudre pour partie les problèmes de circulation dans la plus grande agglomération du royaume (plus de 4,5 millions d'habitants). Il sera opérationnel dès jeudi et transportera 250.000 passagers par jour.

Réalisé par le groupe français Alstom, ce projet représente un coût global estimé à 600 millions d'euros, financé essentiellement par l'Etat marocain.

Cette première ligne de tramway traversera le vieux Casablanca et une grande partie de la cité industrielle, pour atteindre au final le quartier des facultés.

Un groupement franco-marocain (Casa-Tram) a été chargé de son exploitation. Alstom avait remporté en 2009 l'appel d'offres international pour la fourniture du matériel roulant et la maintenance.

Le prix du ticket a été fixé à six dirhams (54 centimes d'euros) le trajet, l'abonnement mensuel à 230 dirhams (20,7 euros).

La capitale politique du Maroc, Rabat, dispose déjà de deux lignes, construites par Alstom et inaugurées l'an dernier.

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