20 juin 2013

6月20日 RDCコンゴ:草の根民主主義? RDC : révolte ou lynchage ?

Le jeudi 20 juin 2013
7時半、快晴、18℃、55%

インドで逮捕されていたコンゴ人学生21人のうち17名は19日(水)釈放されたそうである。残り4名も釈放の見込み。キンシャサではインド人のスーパーや商店が一時襲撃の危険があったようだ。警察当局の介入で実質的被害はなかったが、今日木曜日午前中、多くのインド系商店は閉店している。ルブンバシは平常。

ネット契約は明日切れる筈。今日夕方16時過ぎにルブンバシの入り口にある石油スタンド「ラ・ボエム」のATMでドルを引き出そう。そうしないと持ち合わせがない。ついでに買い物をする。夕方キプシを出る理由は、キプシの出口でまだ車検の有無をコントロールしているからだ。彼らは早朝も働かないが、昼間は16時までしか働かない。

アフリカ大陸のイメージは紛争、飢餓、貧困だろう。世界の「安全な国ランキング」を作っているのがオーストラリアのNPO「グローバル・ピース」である。安全度をインデックス化した。GPIである。それによるとアフリカ大陸は次のような順になった。

1. モーリシャス マダガスカルの東のインド洋上の島国、観光立国
2. ボツワナ 南アの北に位置、内陸国、人口が小さい(約200万人)
3. ナミビア 南アの北東に位置、大西洋岸、人口は約210万と小さい。
4. ザンビア RDCコンゴのカタンガ州に接する。
5. レソト 南アに囲まれた小さな王国
6. タンザニ RDCコンゴの東の隣国、インド洋に面する
7. モロッコ 王国、観光立国(タンジェ、フェズ、カサブランカ、マラケシ、、、)
8. ガーナ 西アフリカ、金、チョコレートそして今は原油
9. シェラレオーネ 西アフリカ、嘗ては「血のタイヤモンド」で有名な紛争国だった
10. モザンビーク 東アフリカ、タンザニアの南に位置、ここも紛争国だった

モーリシャスの位置
仏領レユニオンはこの島の南西
絵にかいたような白い砂浜と椰子の
モーリシャスのビーチ

草の根民主主義?
カタンガ州の中央カミナ市の東250kmのキンパンバ村の人々が17日(月)村に巣食う国軍の不良6名を村から実力で追い出した。これら6名は権力を笠に着て村人を不当に逮捕したり吊るし上げたりしていた諜報部の軍人である。堪り兼ねた村人たち100名近くが尊重のところに6名の処分を要求するために押しかけた。村長の回答が煮え切らないので彼らは直接6名に実力行使をかけた。6名は不穏な空気を察して隠れたが、村人たちに直ぐにみつけられてしまった。彼らが落命しなかったのは警察署長が間に入って村人たちと交渉したか

らだ。
さて、これは住民の正義感、それによる不正の打破ということなのだろうか。草の根民主主義といえるのか、単なる一揆に近いものなのだろうか。
しかし、こうした村人の、市民の行動はRDCコンゴではかなりよく見かけることといえる。即ち警察や軍警察(MP)、あるいは検察などが機能していないからである。今回のように国軍の不良軍人を追出すこともあるし、武装強盗集団マイ・マイを追払うこともある。それがそうした不逞の輩を殺してしまうこともある。勿論これを民主的「抵抗、反抗revolte」をみるか、リンチとして排除するかは立場による。しかしながら、RDCコンゴの現状から判断するなら、やはり民衆、市民の勇気ある抵抗と見るべきだろうと思う。

Katanga : la population chasse six militaires du village de Kimpamba

Les habitants de Kimpamba, une localité située à 250 kilomètres à l’Ets de Kamina (Katanga) ont chassé lundi 17 juin six militaires des Forces armées de la RDC. Ces soldats, tous des agents de renseignements, sont accusés d’exactions sur la population au lieu de la sécuriser. Ils parlent notamment des tortures corporelles vis-à-vis des détenus, amendes transactionnelles exorbitantes et ingérence dans les affaires civiles.
Selon des sources policières, une centaine d’hommes s’est rendue dans la matinée au près du chef de localité pour demander le départ de ces militaires du bureau local de renseignements militaires.

Dans sa réponse, le chef de la localité leur a demandé de garder calme, en attendant de soumettre leurs doléances aux responsables de la police. Cette proposition n’a pas enchanté ces hommes. Ils ont alors décidé de faire partir ces militaires par force.

Les militaires incriminés, vraisemblablement informés de la situation, vont se cacher. Ces hommes, furieux, se lancent à leur recherche, jusqu’à repérer leur cachette.


Ces militaires ont eu la vie sauve grâce à l’intervention du commandant de la police qui a négocié un couloir pour le départ de ces agents de renseignements.

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