21 mars 2021

伝統と因習 2021年2月 tradition et coutume février 2021

 

le lundi février 2021

6時、曇り、31/26

 

適正体重を計算するのに、フランスでは体重を身長の二乗で割った数値を使うようになってきたようだ。IMC。日本ではBMIというのだそうだ。この計算を提案したのが何と19世紀のベルギーの数学者だったとは。

だがこの指標、以前調べたことがあるなぁ。忘れていただけか。

 

ミャンマーでクーデタ。軍人って、イラつくと暴力をふるうのだ。

 

le mardi 2 février 2021

6時、曇り、31/26

 

le mercredi 3 février 2021

6時、曇り、31/26

 

le jeudi 4 février 2021

6時、曇り、31/26

 


小鳥が家の前で倒れていたそうだ。クリスチャンが朝みつけてひろって来た。青、赤など色の鮮やかな小鳥だ。助けようがないなぁ。倒れていた原因が分からないし、小鳥用の薬もない。ところが20分ほど家の中で休んでいて、飛び始めたので大空に放した。飛べるじゃないか、良かった。

 

le vendredi 5 février 2021

6時、曇り、31/26

 

レバノン系家具チェーンストア「Orca」で顧客カードを作った。カードがあると全商品が20%引きになる。1万フラン。電気スタンドを買ったが支払う前にカードを作って20%引きにしてもらった。既に1万フランを回収してしまった。

 

スタンドの電球にLEDをいれた。LEDが電球になっていることを知らなかった。9W75W分の明るさだという。

 

le samedi 6 février 2021

6時、曇り、31/26

 

le dimanche 7 février 2021

6時、晴れ、31/26

 

久しぶりにFacebookに投稿した。記事を書き終わって、投稿ボタンを押したら、「当該の記事が見当たりません」とコメントが出て来て慌てた。しかし、実際は投稿が完了していた。やれやれ、なのだが、ひやりとした。

 

le lundi 8 février 2021

6時、晴れ、31/26

 

西サハラのタルファヤにアフリカ大陸一の風力発電パークparc éolienがあるのだそうだ。131基しかないが、301MWの発電能力がある。100キロほど沖合がカナリア諸島。いつも風がありそうだなぁ。

このタルファヤ近くのジュビ岬にAnoine de Saint Exupéry1930年赴任していた。灯台ではなく、当然ながら飛行場に赴任。

 

Wikipediaのジュビ岬Cap Jubyでは、西サハラ独立運動には触れず、1976年スペインからモロッコに返還されたとなっている。

 

ジュビ岬に行ったとFBで書いていたのが、田中真知氏。コンゴ河を2度も船で下ったという豪傑。キンシャサからキサンガニに遡ったのかと思ったが河下りの方だった。

 

西サハラ問題については別途書く。

 

le mardi 9 février 2021

6時、晴れ、31/26

 

le mercredi 10 février 2021

6時、晴れ、32/26

 

ナオミちゃんの試合を見た。強いなぁ。オーストラリア・オープンの2回戦。

 

le jeudi 11 février 2021

6時、曇り、32/27

 

森喜朗の女性蔑視、経団連中西の「本音」発言、いずれも「ジジイの本音」ですよ。それにしても日本女性も弱い。男に従ってしまう。何故か。男と肩を並べると、責任が発生するからだ。政治はしたくない、会社の幹部にはなりたくないのだ。それを無視して森だけを攻撃して、女性差別はしていないというメディア。嘘でしょう。朝日の取締会にどれだけの女性役員がいる?記者だって、採用時から女性が差別されているのか少ないではないか。

日本のメディアが行う批判はステレオタイプになっている。

 

le vendredi 12 février 2021

6時、曇り、31/27

 

le samedi 13 février 2021

6時、曇り、32/27

 

le dimanche 14 février 2021

6時、曇り、31/26

 

le lundi 15 février 2021

6時、晴れ、31/26

 

伝統と因習。文化と偏見。最近、伝統という名で因習が復活しているのではないか。多様な文化ということで批判を封じ込めているのではないか。

 

例えば結婚という制度、また結婚式という儀式がそうだ。愛し合っている者同士が一緒に生活するのは結構として、制度としての結婚に結びつける必要はない。同性結婚も認知されるようになってきたが、結婚と云う制度に結びつけられているのは不思議だ。結婚していないと同棲だ、と偏見を持たれる。同棲のなにが悪いのだろう。

 

伝統と因習、文化と偏見についてはもっともっと書きたい。

 

ほうれん草をバター炒めにした。何年振りかのほうれん草だった。というのは、コンゴのほうれん草は、ほうれん草の気がしない、別物である。名前はほうれん草Epinardといって家に売りにきて買ったことがあるが似てもいないし、味も食感もほうれん草とはいえない代物だった。冷凍のほうれん草を買ったこともあるが、潰したほうれん草しかなかったので、ずっと買うのを控えていた。

ここアビジャンにもほうれん草は冷凍しかないようだ。でも、潰していない葉のほうれん草があった。

 

le mardi 16 février 2021

6時、雨、31/23

 

夜中に降り出した雨がいまも続いている。こんな長い雨は初めて。天気予報をみると、なるほど一日雷雨Orageと表示されている。

 

ナオミちゃんの試合を2時ころにみていた。今日は圧倒的につよかった。3回戦では2度マッチポイントまで追い込まれた。でもナオミちゃん、粘り強かった。今日は台湾の選手を相手にあっさりと勝った。

 

ブログ『アフリカの星』(20211月号)を夜23時に更新した。

 

le mercredi 17 février 2021

6時、晴れ、31/24

 

le jeudi 18 février 2021

6時半、晴れ、31/25

 

le vendredi 19 février 2021

6時、晴れ、31/25

 

le samedi 20 février 2021

6時、晴れ、31/25

 

変わり果てた老人をTVでみた。ここ数か月のことである。

先ず、ベルナール・タピ。ミッテランの時代に大臣になったかな。マルセイユのサッカーチームのオーナーだった。アディダスを買収したこともあった。クレディ・リヨネ銀行が融資したが、不正融資と騒がれ裁判になった。ともかく派手な話題の多いエネルギッシュな仁だった。その彼が、声を殆ど失いしゃがれた声で過去を語る。老醜。

 

エンリコ・マシアス。ユダヤ系のアルジェリア人でコンスタンティーヌで生まれた。まるでスペイン人のような名前のフランスの歌手。デビュ当時、アルジェリアの名前では偏見が多かった所為で考えられた地中海を思わせる名前だ。僕は1970年代、パリの「オランピア劇場」でエンリコを観ている。大変な人気だった。特にアルジェリア系の女性が熱狂していた。アルジェリア政府の政治的判断で60年アルジェリアに里帰り出来ないでいる。

極最近ドバイで歌った。モロッコの仲介でイスラエルとアラブ諸国の一部が外交関係を結んだお陰だ。目鼻立ちがはっきりしたラテン系の雰囲気を持つ青年だった。今は老醜。

 

カトリーヌ・ドヌーヴが出演した『La vérité』(是枝監督、2018年)を観た。貫禄がでて小太りになっていたドヌーヴだが更に老いていた。僕は同時代のフランス映画の女優さんではロミー・シュナイダーに憧れていたが82年に自殺している。ドヌーヴだって老醜をさらしているのだ。

 

ベルモンドもそうだなぁ。最近1970年代、80年代の彼の映画が続けてTVで放映されていて、アッ、ベルモンドも死んじゃったかなと思ったが未だった。ドロンも酷く老けた。

 

FBで『ベニスに死す』(ビスコンティ監督)に出ていた美少年アンドレセンが話題となった。自伝を書いたそうだが、えらい老けた元美少年の写真が出て来て呆れた。まだ65歳だろうが、既に老醜そのものだ。僕は『ベニスに死す』の少年をそう美しいと思ったことがない。女性的なしなやかさとマスクだなぁと思う。これはビスコンティの趣味なのだろう。しかし、今やアンドレセンに『ベニスに死す』の面影なんてありゃしない。

 

le dimanche 21 février 2021

6時半、曇り、31/25

 

le lundi 22 février 2021

6時、曇り、31/26

 

le mardi 23 février 2021

6時、曇り、31/25

 

日本は天皇誕生日で祭日。どうりでメイルが来ていない。今上天皇は徳仁(なるひと)だって。裕仁、昭仁、徳仁と続いたのか。61歳というが写真は若い。徳仁なんて読めない漢字だ。どうみても「とくひと」。

僕は天皇制に反対だから、別に徳仁なる天皇の誕生日も祝いたくないが、とにかく日本には従順なひとが多い。

 

RDCコンゴ東部ゴマ市郊外でイタリア大使(43歳)が武装強盗集団に襲われて殺された。国際食料機構の視察だったという。

 

国連軍が常駐しているコンゴ東部である。国連軍といっても混成軍でこうした攻撃に備えた訓練が充分だったのか疑われる。攻撃力も備えた国連軍だけれども。

 

アタナシオ大使は43歳だった。大使になったのは2017年。若いね。日本の大使で40歳というのはいない。早くても50代だろう。ミラノのボッコーニ大学出身というエリート。もっとも、イタリア外務省としても40代大使は少ないらしい。

 

le mercredi 24 février 2021

6時、曇り、31/25

 

le jeudi 25 février 2021

6時、晴れ、31/26

 

le vendredi 26 février 2021

6時、晴れ、31/26

 

le samedi 27 février 2021

6時、曇り、31/26

 

小川未明なる児童文学者がいたそうだ。FBの記事で知った。敗戦後児童文学者協会の会長になったというから重鎮作家なのであろう。しかし、僕は小さい時に読んだ記憶がない。この人物が、大正期は社会主義的、戦中は八紘一宇、戦後は民主主義擁護へと思想的に変遷した、転向者だということを増井真琴という大学人が書いている。その論文がネットに出ていたので読んでみた。たしかかに変節漢らしい小川未明が描かれていた。でもね、僕は小川が普通の日本人だなぁ、と思っただけである。ころころ変わるんだよ、状況に応じて人はね。僕は戦後生まれだから、もう民主主義、アメリカさん、平和主義の日本しかしらないけれど、僕に民主主義、平和主義を教えてくれた小中高の先生たちも、戦中は兵隊さん、鬼畜米英、ちゃんころなどといって憚らなかった連中でしょ。人は流行に敏感なんだ。主義主張なんてありはしない。

 

それは日本人に限ったことではない。フランスを見てごらん、米軍の助けでドイツ占領から開放されたとたん、みんなレジスタンスの闘士になっちゃった。ナチに協力していた普通の市民は裏切り者にされ、レジスタンス神話が花盛りとなったのだ。

 

le dimanche 28 février 2021

6時、曇り、30/26

 

このところ毎日昼夜に拘わらず、短いけれども停電がある。原因不明。少なくともこの敷地内の家々は停電。今夜は1時間も停電した。